わたしが見たテレビ番組の感想を適当に掲載していきます。雰囲気としては、喫茶店の隅で仲間が集まり、見たばかりの番組をネタにして、勝手な放言をしているという感じです。読んだ人は、メールなどで反論をよこしたりしないようにしてください。ただし、事実誤認があれば、それだけは指摘に応じて訂正するつもりです。それ以外のクレームはいっさい受けつけません。
2001/07/01 (Sun)
「NHKスペシャル 医療・信頼は回復できるのか」NHK総合 21時〜21時50分
2回シリーズの第1回でタイトルは「事故は密室で起きた」。7日に第2回が放送される予定なので、評価はその後に書く。
2001/07/01 (Sun)
「ワールドドキュメンタリー 聖地ナザレ〜宗教と友情のはざまで」NHK衛星第1 23時15分〜24時5分
ドキュメンタリーと謳ってはいるが、すごくドラマっぽい演出と構成。役者が芝居しているのではないかと、ふと思ってしまう。それくらいドキュメンタリーらしくない作品。舞台は、キリストの受胎告知の地として知られているナザレ。いまはイスラエルに属しているが、住民のほとんどはイスラム教のパレスチナ人である。そして、そこに同じパレスチナ人のキリスト教徒も住んでいる。ここが、ややこしい。番組は、そのナザレのガソリンスタンドにつとめているイスラム教徒とキリスト教徒のふたりの友情と齟齬を淡々と描いていく。宗教音痴と言われている日本人は、可能な限りこういう番組を見て、世界の宗教事情を学ぶべきである。もう何度もここで書いてきたことかもしれないが、世界的に見れば、日本人の宗教観のほうが特殊なのである。それを絶対に忘れてはいけない。
2001/07/01 (Sun)
「SHOWBIZ COUNTDOWN」テレビ東京 毎週日曜日24時〜24時30分
全米映画興行収益チャートの2位にディズニーの「ATLANTIS:THE LOST EMPIRE」が入っていた。うーん。この断片的な映像を見ても、やはり、これはナディアだね。雰囲気的にもよく似ている。仮にそうではないとしてもディズニー生誕100年記念の作品がこういう疑惑を持たれること自体にディズニーは忸怩たる思いを抱くべきだと思う。もっとオリジナリティを強調できる作品をいくらでもつくることができるのだから。類似点に興味のある方は、こちらにどうぞ。
2001/07/03 (Tue)
「救命病棟24時」フジテレビ 毎週火曜日21時〜22時9分
言わずと知れた「ER」の二番煎じ日本製ドラマ。その続編の第1回である。前回のラストは壮絶にひどかった。わたしの場合、ドラマそのものの評価基準を「ER」に置いている。ま、そうだよね。「ER」をすばらしいと褒めてしまったら、他の作品は同等かそれ以上でないと「すばらしい」なんて言えなくなるんだもん。なお、コメディのいまの評価基準は「ふたりは最高!ダーマ&グレッグ」である。こちらのほうは、たぶん、「ER」よりも垣根が低いかもしれない。たぶんだけど。
で、この作品のオープニング評価だが、そんなには悪くない。もちろん、演技は臭いし、せりふはださいし、設定はおいおいだしということで、かなりあきれているのだが、前回があるために、どん底を免れている。逆の意味での最低評価基準があったってことね。いい布石を打っておいたものである。2回目以降の様子を、じっくりと見てみたい。
2001/07/04 (Wed)
「スクライド」テレビ東京 毎週水曜日18時〜18時30分
アニメ新番組。このチームの作品はわたしの評価対象にならないことが多いので今回も危惧していたが、それはいい意味でちょっと裏切られた。わたしの基準で、ちゃんと第1話をやっている。キャラクターも、けっこう魅力がある。展開もおもしろい。というわけで、今回は視聴中止にしなくてもよさそうである。
2001/07/04 (Wed)
「あぃまぃみぃ!ストロベリーエッグ」WOWOW 毎週水曜日18時30分〜18時55分
アニメ新番組。設定に無理があるなあ。ふだんがあの服装で、体操着があれかよって感じになる。構成的には第1話として無難にまとまっている。ただし、見るべきところは、まだひとつもない。演出リズムがもう少しよくなってくれれば、見られる作品になるかもしれないなあ。
2001/07/04 (Wed)
「シャーマンキング」テレビ東京 毎週水曜日18時30分〜19時
アニメ新番組。どのシーズンにも1作はあるオカルト・ホラーもの。強い霊を憑衣させ、その力で敵と戦うという設定はおもしろいと思う。これは、もちろん原作の功績だね。それに対して、アニメのほうの評価は、この設定をどう生かして映像的展開をはかっていくかで決まるんじゃないかな。でも、期待度は、いまのところそれほど高くない。
2001/07/05 (Thu)
「フルーツバスケット」テレビ東京 毎週木曜日18時〜18時30分
アニメ新番組。まずは第1話として傑作である。新番組の中で、これだけが演出をやっている。これと較べたら、あとの作品はただ機械的にストーリーを追って絵コンテを切っているだけといっていい。それくらい差がある。しかも、その演出が、滑っていない。ちゃんと効果をあげている。それでいて、おかしな実験画面になっていないところがすごい。このまま作品として傑作になっていくはどうかは不明だが、その可能性は十分にある。今期はこれをいちばんの注目作としたい。にしても、大地丙太郎監督、あいかわらずせりふの録音、編集がうまいね。動画にアフレコで、これだけのリズムが保てるのは、大地監督以外には存在しないんじゃないかな。まじに、そう思ってしまう。
2001/07/05 (Thu)
「魔法少女猫たると」WOWOW 毎週木曜日18時30分〜18時55分
アニメ新番組。誰もがそうだと思うけど、最初に連想するのは「綿の国星」であろう。目の前に、大島弓子さん直筆のカラー色紙を飾っているわたしの場合、それは言うまでもないことだ。で、そういうことを考えると、しみじみ大島さんはすごい漫画家なんだなあとあらためて納得してしまう。しかし、監督が須永ちゃんで、構成が高寺彰彦さんって作品の評価は、正直言ってやりにくいね。ばっくれて、パスしちゃおうかな。
*再放送情報
「ウィークエンドスペシャル 過去を問われたドイツ企業〜強制労働56年後の償い」7/8 NHK衛星第1 11時〜11時50分
「NHKスペシャル 80年ぶりの大屋根ふき 〜白川郷“結”復活の記録」7/10 NHK総合 24時15分〜25時5分
「アッテンボローの鳥の世界 1〜10」NHK総合 7/10 25時10分〜26時52分、7/11〜7/14 25時5分〜26時47分
「NHKスペシャル 宇宙 未知への大紀行 第4集 惑星改造 〜もうひとつの地球が生まれる〜」NHK総合 7/17 24時15分〜25時5分
「アジア 知られざる大自然 第1集、第2集)」NHK総合 7/19 25時5分〜27時21分、7/20 25時30分〜27時31分、7/21 25時5分〜26時35分
「NHKスペシャル 宇宙 未知への大紀行」夏休み一挙再放送
「第1集 ふりそそぐ彗星が生命を育む」NHK総合 8/14 24時30分〜25時20分
「第2集 地球外生命を探せ」NHK総合 8/15 24時30分〜25時20分
「第3集 火星へのはるかな旅」NHK総合 8/16 24時10分〜25時
「第4集 惑星改造 〜もうひとつの地球が生まれる〜」NHK総合 8/17 24時10分〜25時
2001/07/06 (Fri)
「コスモウォーリアー零」テレビ東京 毎週金曜日27時10分〜27時40分
アニメ新番組。視聴中止。
2001/07/07 (Sat)
「ののちゃん」テレビ朝日 毎週土曜日9時55分〜10時25分
アニメ新番組。朝日新聞提供で、テレビ朝日系列で放送される作品だが、OPの終わりごろにでてくるあの「ぶんぶんぶん」キャラはいったい誰なんだろう。讀売新聞のコメントをぜひ聞きたいものである。なお、プロの声優(しかも、顔ぶれがいい)をきちんと使っているという1点だけで、いくらギャグが滑りまくっていても「ホーホケキョ となりの山田くん」よりも100倍くらい出来がいいと思うが、わたしの評価対象とする作品ではないので、今回限りで視聴中止とする。
2001/07/07 (Sat)
「NHKスペシャル 医療・信頼は回復できるのか」NHK総合 21時〜21時50分
第2回は「問われる医師の“裁量”」というタイトル。冒頭で、医者によって投薬量、治療方針などに大きな個人差があることを見せる。これ、けっこう怖い。科学的根拠やデータじゃなくて、経験と勘と出身大学の考え方で決定されているんだもんね。しかし、これを統一するのは楽じゃない。病名は同じでも、患者は十人十色である。そう簡単に診療ガイドラインは完成しない。が、こういう試みが医療過誤を減らしていくことにつながるのも事実である。でもって、こういうときは必ず「外国(アメリカ)はどうなのか?」ということになる。アメリカではすでに診療ガイドラインが導入され、医師の裁量よりも、そちらのほうが優先されている。アメリカは医療事故訴訟の損害賠償金額が半端じゃないから、日本よりも、事故対策は深刻である。第三者機関による病院の査察など、徹底的にチェックがなされている。また、懲罰を受けた医師のリストも公開されている。歪んだ人権意識がまかりとおっている日本じゃ、まずできっこない処置だね。とはいえ、何もやらないのでは改善は永久におこなわれないから、とりあえず医師同士で症例の検討をしあおうというケースが、いくつかの病院で生まれはじめている。「ER」でしばしばでてくる死亡症例検討会ね。あれほどシビアではないけど、けっこう厳しくやっているらしい。番組では、その様子を詳しく報告している。本当に、いつもこの調子でやっているのなら、この病院は信頼できると思う。それと、医師会による第三者機関の病院評価もはじまってきている。もっとも、設備などの検査が主体みたいで、こちらのチェックは、まだまだこれからって感じがする。大病院だけでなく、町医者の投薬状況などもきちんと調べてほしい。風邪に抗生物質が効かないことがわかっていても、町医者は抗生物質を処方する。その結果として、事故も起きている。このレベルからなんとかしないと、医療事故はぜんぜん減らないと思うなあ。
2001/07/08 (Sun)
「NNNドキュメント'01 人体の値段 ドナー不足がビジネスを生む」日本テレビ 毎週日曜日24時25分〜24時55分
ドナーが少ないのなら、つくればいいというのが、昨今の状況である。すでに皮膚、骨、角膜といったレベルでは、それが可能になっていて、商売として成り立ちはじめている。たしかに本人の細胞から皮膚などを培養して失われた部分を補完するぶんには、拒否反応なども起きず、たいへんに便利だ。この番組は、そのあたりの基本的な状況をわかりやすく説明している。このシステム、あと10年くらいで安く普及してくれないかな。とくに、いま研究中の内臓諸器官の複製など。そうしたら、わたしにも利用できる可能性がでてくる。
2001/07/10 (Tue)
「クローズアップ現代 ものを忘れる若者たち」NHK総合 月〜木 19時30分〜19時55分(再放送 NHK衛星第1 21時30分〜21時55分)
若年性健忘症のレポート。最近、これが増えているらしい。うーむ、わたしのもそうなのかな。近ごろ、朝食を食べたかどうかを忘れたりするのだ。人の顔や名前もかなり前から記憶できなくなっている。って、これを言うと、まわりじゅうから「どこが若年だ」と突っこみがくる。ああ、不幸なわたし。でも、脳の46野は一度チェックしてほしいぞ。ここの機能低下で、若年性健忘症は起きているらしい。そして、その機能低下は計算などで、脳を使っておこなう暗算を避け、電卓に頼りきったりしていると、発生しやすくなると考えられている。要するに、使わないものは退化するってこと。わかりやすい原則だ。なお、これは機能低下であって、障害ではないので、再訓練により、3〜6か月で症状はかなり回復する。また、予防法のひとつに「1日10分間、文章を書く」というのがあるけど、これは手書きでないといけないと言う。うーん、そのあたりがまずかったかな。一応、ボールペンや鉛筆でメモはとるんだけど、合計で10分間はいっていないと思う。でも、もう文章の手書きには戻れないぞ。困った。
2001/07/14 (Sat)
「土曜スタジオパーク」NHK総合 毎週土曜日13時50分〜15時
NHKの番組プロモーションとして放送されているこの番組、今回の特集は「プロジェクトX」の舞台裏である。番組ディレクターや司会の国井雅比古さんがスタジオにきて、番組について語る。合間には、番組ファンであるタモリさんや漫画家の本宮ひろ志さんのコメントが入る。
おりしも7月13日の産經新聞朝刊の読者投稿欄に「プロジェクトX」への苦言が掲載されたばかり。元宇宙開発事業団役職員氏からの投稿で、「男たちのH-IIロケット」について「敗戦後の日本の宇宙開発創成期の国情や国の開発計画に基づく事実や流れを、意図的にカット。ひたすら大衆迎合的な感動ドラマとして巧みにヒーローや犠牲者を登場させたばかりか、ただ技術導入は屈辱だと反米的ともとられる語りや登場者の発言などのみを取り入れ、両国関係の再構築が必要な今、これまでの宇宙協力関係にも響きかねないミスリードをした」とクレームをつけている。うーん、このあたり、わたしがここで危惧していた反応にひじょうに近い。気持ちはすごくわかる。けど、言ってもしょうがないことなんだよね。そういうコンセプトの番組なんだから。この「スタジオパーク」でも、そういう意図で制作されていることが、はっきりと伝わってくる。褒める人は「泣ける」ことしか言わないんだもん。タモリさんなんか、「泣くため」だけに見ているんだもん。価値基準は、涙の量に置かれている。そう割りきって見ることが重要である。でも、裏話を聞いているだけで、じーんときてしまうのは、「プロジェクトX」って本当に徹底した危険物だなあ。
2001/07/14 (Sat)
「ウイークエンドスペシャル 揺れる“京都議定書”〜問われる日本の選択」NHK衛星第1 毎週土曜日22時〜22時50分
「京都議定書は欠陥だ。批准しない」とブッシュ米大統領は言う。そうだろうなあ、とわたしも思う。どうして、みんなこれに賛成するんだろう。
まず地球温暖化には、いろいろな説がある。CO2増加による温暖化はないと主張している学者も存在している。仮に、それがあったとしても、本当にそれが問題になるかどうかは判然としていない。実際の話、数十年前までは、世間は寒冷化を心配していたのである。覚えている人もいるはずだ、「氷河期がくる」といったタイトルの本がベストセラーになったことを。わたしはそれを読み、あわてて散弾銃の免許をとって、ポンプアクションのショットガンを買った。しかし、なかなか氷河期がこなかったので、いまはその銃を処分し、講習証明書もどこかにやってしまった。たぶん、もう失効しているんじゃないかな。
氷期の到来は、深刻な問題である。地球はたびたび氷期に見舞われ、そのたびに生物は深刻なダメージを受けた。温暖化があれば、その氷期の襲来を回避できる。そういう考え方もある(注・べつにその意見に賛成しているわけではない。説を紹介しているだけだ)。また、温暖化で土地が水没するという主張もあるが、いったいどの時点を基準にして水没と言っているのだろうか。三内丸山遺跡は、いまでこそ内陸にあるが、そこが繁栄した当時は、遺跡のすぐ近くまで海がきていた。それが寒冷化で海岸線が後退し、遺跡は海から遠く離れてしまう結果になった。海水面があがった場合、単に縄文時代のそれに戻るだけである。その時期を基準とすれば、異常な状況が正常になったと言えないこともない(注・くどいようだがわたしの意見じゃないよ)。ものの見方とは、そういうものである。
そもそも、二酸化炭素の排出削減は根本的な解決策ではない。ここでも何回か書いてきたが、昨今の地球的規模の諸問題は、人類の人口増加に、その原因がある。19世紀初頭、いまから100年前の地球人口は、わずかに16億人だった。それが、いまでは60億を超えてしまっている。ちなみに、さらに100年前、つまり18世紀初頭の人口は10億人だった。1800年〜1901年の間に6億人増え、1900年〜2001年の間に44億人増えた。そりゃあ、たいへんなことになるはずだよ。こんな増加率では。しかも、この人口は現在でもすごい勢いで増加中である。最近少し下方修正されたらしいが、ちょっと前の国連の世界人口予測では、2025年で85億、2050年には119億人という数字になっていた。こういう人口増加が予測されているときに、なぜ、先進国だけが経済的ダメージの大きい二酸化炭素排出量の規制を受けねばならないのかと言いだす国があるのは、当然のことだ。
というわけで、わたしは京都議定書の有効性に、ある程度懐疑的である。これの実行によって、何かが変化するとはとても思えない。人口の増加を世界的規模でマイナスにしない限り、結果は同じことになる。日本は2000年に発表された過去5年間の統計では、人口増加率が1.1%になっていた。マイナスまで、あと少しである(参考数値・アフリカ:12.6%、アジア:7.2%、南北アメリカ:6.7%、ヨーロッパ:0.1%、国別でマイナスなのはイタリア:-0.1%とロシア:-0.8%)。これは十分に世界的危機に対し、貢献していることだと思う。先進国に二酸化炭素排出削減という痛みを要求するのなら、途上国も人口削減という痛みを負うべきである。それにより、両者は対等の痛みを分け合って、人類生存環境の向上(あるいは現状維持)をめざすことができる。地球人口が20億に戻れば、問題のほとんどは、他に何もせず、かつ文明レベルを落とすことなく、解決するのだ。しかし、京都議定書は、そこに言及しなかった。その理由について、京都会議が人類の未来を考えるための科学的な討論会議ではなく、一部の国家の利益だけを配慮した政治的会議になっていたためだという説がある。アメリカは、そのことに気がつき、京都議定書を拒否することにした。代案をださずにただ拒否ってのは、あまりよくない姿勢だけど、気持ちはわかる。この番組では、オランダの主張を大きく取りあげていたが、オランダの水没なんて、アメリカにしてみれば、知ったことじゃないもんね。人為的にむりやり国土を拡張しておいて、いまさら沈んじゃうと騒がれても困ってしまう。そんなことで、一方的に国家の方針を曲げさせられるのは我慢できない。そういうことだろう。世界は、いったん京都議定書を破棄し、人口問題解決も含めた、もっと根本的な人類生存環境改善対策を検討したほうがいいと思う。80%以上の支持率がある内閣なんておかしすぎると小泉内閣を批判している新聞、雑誌、テレビがみなこぞってほぼ100%、京都議定書に賛成しているのってちょっとへんじゃない? 産經新聞くらい、ちょいとひねった見解を示してよと言いたいね。
2001/07/15 (Sun)
「千と千尋の神隠し 公開直前スペシャル!」日本テレビ 15時〜16時25分
千尋のせりふが流れる。「へたくそ〜!」。お父さんのせりふが流れる。「へたくそ〜」。お母さんのせりふが流れる。「へたくそ〜」。釜爺のせりふが流れる。「菅原文太〜!」。結局、声優の発声、芝居としてまともなレベルに達しているのは、今回耳にすることができた範囲では湯婆婆(夏木マリ)とハク(入野自由)のふたりだけ(夏木さんは、うまい。小野武彦さんの兄役は、番組内で流れたのがせりふではなく歌だったので、よくわからなかった)。なぜ、こんな配役をしてしまうのかしらん(実写の役者個人としては、けっこう高く評価している人ばかりだけど)ととまどいながら見ていたら、主題歌のコーナーで、その答らしきものを宮崎駿監督自身が語った。曰く「プロというのが力をなくしている時代なんです」。うーん。その考え方の回答がこれなの。プロの声優を拒否して集めた顔ぶれが、この「ただのへたくそ集団」なの?「プロが力をなくしている」なんて大見得切ったのなら、「力のある素人」を用意して見る者をおおとうならせてくれなきゃだめだよ。滑舌のおかしい、イントネーションすらまともでない、せりふ棒読みの子役や、本人の顔が浮かんできて、画面の絵を打ち消してしまうベテラン役者の声を聞かされても、観客は迷惑するだけ。どうして、誰も諫めないんだろう。前作の大ヒットに舞いあがってしまい、裸の王様になってしまったのかな。
2001/07/15 (Sun)
「SHOWBIZ COUNTDOWN」テレビ東京 毎週日曜日24時〜24時30分
ディズニーの「ATLANTIS:THE LOST EMPIRE」、今回は6位に下がっていたが、ナレーションで「オリジナルストーリーを映画化したというこの作品、でも日本のアニメーションにどことなく似てる?」と言われてしまった。テレビの映画紹介で、このことに言及したのは、これがはじめてじゃないかな(違っていたら、ごめん)。で、この番組がアメリカのCNNで放送されたときも、この一言が入っていたんだろうか?
2001/07/20 (Fri)
「ワールドプロレス SPECIAL IN 札幌ドーム」テレビ朝日 15時〜16時50分
これはという番組のない1週間であった。いや、いい番組はいくつかあったんだけど、それについて何か書けるかというと、ちょっと微妙。そんな作品が多かったって感じかな。あと「ER」などのレギュラー番組はいくらすごくても、そう何回も書くことができない。でも、16日放送の「悲報」はやはり傑作だった。
というわけで、ようやく書けるのが、この新日本プロレスの札幌ドーム大会の生中継。なんたって、生中継である。おかげで、セミファイナルの「蝶野 vs 武藤」戦のゴングが鳴った直後に放送が終わってしまった。そりゃ、ないだろという視聴者の悲鳴が聞こえてくるような終わり方である。結果はそのあとの番組「スーパーJチャンネル」で伝えるというので、そちらも見ていたけど、これが、なかなかやらない(18時45分ごろから流れた)。結局インターネットで日刊スポーツのサイトに行き、そこの速報で試合結果を確認してしまった。うーむ、これも20時から配信されるインターネットのブロードバンド完全中継の視聴者を集めるための陰謀なんだろうか? うちだと1メガの最高画質で見られるけど、それでは見ない。BS朝日での完全放送を待つ(世界水泳が閉幕しないと放送されないみたいだけど)。テレビのほうも20時から録画放送してくれればよかったのに。って、これだとK-1名古屋ドームともろに激突だね。
2001/07/20 (Fri)
「サンゴ大紀行 謎の海洋民族バジャウ」日本テレビ 16時〜17時25分
奥田瑛二さんと立河宜子さんが旅人となってあちこちの珊瑚の海を訪ねていく。中京テレビが毎年、海の日に放送しているドキュメンタリーのシリーズ。今回の焦点は、インドネシアの海洋民族、バジャウのレポート。典型的な民放ドキュメンタリーなので、あれこれ大袈裟で、かつ、感動を押しつけようする傾向もかなり強い。そもそもバジャウ族って、本当に「謎の民族」なのかと問いたい。たしかに世界的には有名じゃないけど、現地ではふつうに知られているみたいだし、とくに隠れて住んでいる様子もない。堂々と海上に家を建て、そこそこの規模の集落を形成している。もちろん、排他的な風習も持っていない。要するに「謎の」は、ただの「大袈裟」である。しかし、そういう部分に目をつぶれば、番組自体は、そんなに悪くない。とくにバジャウ族の生活描写はけっこう細かく丁寧に記録されていて、好感が持てる。それだけに、タイトルやナレーションの一部の仰々しさが惜しい。つまらない惹句で視聴者の興味を引こうとするのはやめて、もっと内容に即したタイトルをきちんとつけようよ。こういう番組を見る人が、そういう小手先の技で大きく増減するとは、とても思えないんだから。
2001/07/20 (Fri)
「プロレスリング ノア中継」日本テレビ 毎週金曜日26時30分〜27時
いつも見ているが、今回はとくに注視していた。もちろん、テリー・ゴディ選手の追悼映像が放送されると予想したからだ。映像は、最後に流れた。享年40。惜しい逝去である。プロレスラーとしてデビューしたという息子の成長に強く期待したい。
*再放送情報
「ウイークエンドスペシャル 揺れる“京都議定書”〜問われる日本の選択」7/22 NHK衛星第1 14時〜14時50分
「ドキュメント地球時間 なぜ太る?肥満のなぞ」7/23 NHK教育 26時7分〜26時52分
「NHKスペシャル 飛鳥京発掘 〜よみがえる“水の都”」7/24 NHK総合 24時20分〜25時10分
「ドキュメント地球時間 もう やせたくない〜拒食症との闘い」7/24 NHK教育 26時7分〜26時52分
「ドキュメント地球時間 地滑り・襲いかかる大地」7/25 NHK教育 26時7分〜26時52分
「ドキュメント地球時間 救出は不可能だったのか〜ロシア原潜クルスクの惨事」7/26 NHK教育 26時7分〜26時52分
2001/07/21 (Sat)
「ウイークエンドスペシャル インターネットバンク誕生 3年間の記録〜元証券マンの再挑戦」NHK衛星第1 毎週土曜日22時〜22時50分
山一證券の幹部社員だった人がソニー銀行を設立するまでの、かなり丹念なドキュメンタリー。ソニー銀行は、インターネット専用の、店舗を持たない銀行である。設立申請に伴うどたばたのあれこれなど、ひじょうにおもしろい。また、興味深い。国民相手に、官僚がどういう仕事をしてきたのかがほの見える。システムの構築過程も、いろいろと参考になった。開業と同時のシステムダウンも、けっこうスリリングである。初物って、こういうアクシデントから逃れられないんだよね。でもって、見終えたあとで、ソニー銀行のホームページに行ってきた。セキュリティの確保に、少し苦労しているみたい。三井住友銀行のインターネットサービスもそうだけど、パスワードを複数設けたり、クッキーを利用したり、正直言って面倒である。このあたりがインターネット専用銀行の課題になるのかな。ま、このあとどういう経過をたどっていくのかはまったく予測できないけど、やはり、失敗に終わるのではなく、成功してもらいたい。個人的な希望は、やはり「自宅で引きだしも可能になる」だ。そのためには、カードマネーなども視野に入れていく必要があるだろう。まだまだ、これからの分野である。
2001/07/21 (Sat)
「ワールドドキュメンタリー 南アフリカの暗殺部隊〜暴かれたアパルトヘイトの真実」NHK衛星第1 毎週土曜日24時〜24時50分
南アフリカの白人政権が倒れ、ネルソン・マンデラが大統領になったとき、ひとつの政策が実行された。白人政権時代におこなわれた黒人虐殺などの人種差別犯罪に対し、その罪を認め、すべてを明らかにした者に恩赦を与えられるようになったのだ。この政策は大きな効果をあげ、白人政権時代の秘密警察による差別、虐殺、迫害の実体の多くが白日のもとにさらされた。中でも、スパイとして白人政権に協力していた黒人職員の供述は詳細を極めていて、それにより、隠されていたいくつもの残虐行為があらわになった。番組では、その黒人メンバーと、かれが加害者の一員となって殺害した人たちの遺族とのやりとりを中心に、秘密警察の幹部や警察官の証言がつぎつぎと紹介されていく。むろん、これら秘密警察職員は、すべて恩赦になっている。しかし、息が詰まるような内容だね。家庭ではよきパパ、よき夫が実は秘密警察の人間で、多くの黒人に拷問を加えて嬲り殺しにしてきたという事実は、まるでドラマの世界のようだ。詳しい供述をした黒人職員も、「白人に手を貸したのは、生き延びるため。いつか、このことをすべて暴露しようと思い、虐殺の完全な記録をとっていた」なんて言っているが、告発された側の白人職員、幹部は、「真実ではない。かれは間違いなくわれわれの仲間として活動していた」などと反論している。でも、どちらも恩赦を受けて、南アフリカ国内にいまも居住し、悠悠自適の生活をしているんだよね。むしろ黒人職員のほうが「黒人を裏切ったもの」として、身に危険が迫っているらしい。こういうあたりの特殊性は、この番組だけでは理解できない。いまひとつ、べつの切り口からのドキュメンタリーを見せてほしいところだ。
2001/07/23 (Mon)
「グラップラー刃牙 最大トーナメント編」テレビ東京 毎週月曜日25時45分〜26時15分
新シリーズの第1回。監督も変わった。しかし、あらたなスタートだというのに、作画レベルがすごく低い。ストーリーもありきたりで、演出もいまいち。しかも、ゲスト声優の橋本真也選手の声のへぼいこと。これだけマイナス要素がそろうと、一気に力が抜けてしまうね。せめて作画だけでも、もう少し安定させてくれないかなあ。
*再放送情報
「ワールドドキュメンタリー 南アフリカの暗殺部隊〜暴かれたアパルトヘイトの真実」7/26 NHK衛星第1 10時〜10時50分
「NHKスペシャル 医療 信頼は回復できるのか 第1回 事故は密室で起きた」7/30 NHK総合 24時15分〜25時5分
「NHKスペシャル 医療 信頼は回復できるのか 第2回 問われる医師の“裁量”」7/31 NHK総合 24時15分〜25時5分
2001/07/25 (Wed)
「その時 歴史が動いた シリーズ ポツダム宣言・米ソの攻防(1) 原爆投下・トルーマンの決断」NHK総合 毎週水曜日21時15分〜21時58分
歴史を学び、研究する上で、これだけは避けねばならないタブーがふたつある。ひとつは「if」……「もしもを想定する」こと。そして、もうひとつが「過去の事件、事象をいまの倫理で解釈したり、評価する」ということだ。
「その時歴史が動いた」、今回は、トルーマンとポツダム宣言である。タブーのうちの前者、「もしも、ポツダム宣言が最初の意図どおり起草されていたら」の検証が内容の中に入っている。もちろん、これはただの歴史をネタにした半ドキュメンタリーのバラエティであるから、このタブーにはひっかからない。自由に料理することができる。ただし、だからといって、歴史そのものの流れには、なんら影響を持たない。見るほうは、単なる歴史のお遊びとして楽しめばいい番組である。ちょっと楽しみにくい話題だけど。 トルーマンは、戦争を終わらせる方策として、3つのカードを持っていたという。「国体護持の保証」「ソ連の参戦」「原爆投下」である。そのうちの「国体護持の保証」を見せて日本に降伏を決意させようというのが、ポツダム宣言の狙いであった。しかし、実際に公表されたポツダム宣言には「国体の護持」が約束されていなかった。ソ連の宣言参加も外されていた。協議の途中で、アメリカが原爆の実験に成功したからである。原爆を投下できるのなら、何もこちらから、向こうの望む条件を与える必要はない。ソ連に有利な条件を与えるいわれもない。予想どおり、日本は「国体の護持」がないことを理由にポツダム宣言を黙殺し、アメリカは原爆を投下して日本の息の根を止めた。もしも、当初の意図どおりにポツダム宣言が起草されていたら、日本はもっと早く降伏し、原爆投下はなく、ソ連の参戦も間に合わなかったことだろう。と、これが番組の最後に導きだされる結論である。さて、これはどうかなあ。かなりの説得力は感じるが、やはり微妙なところである。それでも、日本は宣言を黙殺したかもしれない。ソ連も権利確保のため、急いで対日参戦した可能性が高い(実際、原爆投下による状況変化により、そうなった。当初は8月15日がソ連の参戦予定日だった)。このあたりが、歴史に「if」を持ちこむことによる検証の限界だと思う。これ以上は、何をどうシミュレートしても闇の中に入る。
なお、合意されたポツダム宣言、参加した国家首脳としてサインをしていたのは、トルーマンただひとりである。チャーチルのぶんはトルーマンが代筆し、蒋介石の署名も電信(by wire)により同意を得たということで、トルーマンの代筆になっている。要するに、戦争終結までのすべての段取りは、原爆を手にしたアメリカによって決められたのだ。宣言が発表された後のことは、平凡社の世界大百科事典の記述ではこうなっている。引用しておこう。
「(前略)7月28日軍部主戦派の圧力に屈した鈴木貫太郎首相が、この宣言を〈黙殺〉すると言明したため、アメリカはそれを口実に広島と長崎へ原子爆弾を投下(後略)木坂順一郎」
次週はシリーズの(2)、ソ連側の思惑と動きがレポートされる。どちらかといえば、こちらのほうが興味深い。
2001/07/26 (Thu)
「マジック王国」テレビ東京 毎週木曜日18時30分〜19時
ゲストは日本公演を控えた、あのデビッド・カッパーフィールド。しかし、子供向けの番組なので、スタジオで見せてくれるマジックが、どれもしょぼい。かわりに、大がかりなイリュージョンをビデオで流してくれるが、こちらは、前に見たものがほとんど。わたしとしては、ナポレオンズとのマジック合戦を期待していたんだけど、そういうことはまったくやってくれない。ああ、残念。でも、この人のイリュージョンは、本当にすごいなあ。
2001/07/28 (Sat)
「ハイビジョンスペシャル 人類の夢を乗せて〜国際宇宙ステーションの最新技術」BS-hi 20時45分〜21時30分
BSチューナーを買って、最初にタイマー録画を試みたハイビジョン番組。みごとに失敗した。いや、技術的な問題ではなくて、単なるわたしの物忘れが原因である。トホホ。一応。後半の30分だけは確保したので、そこについては視聴した。これが、なかなかいい番組なのよ。国際宇宙ステーションのあれこれに関して、けっこういい絵で紹介がおこなわれている(アメリカ製のドキュメンタリー)。録画にしくじった番組は、どれも出来がいい。これマーフィの法則。「デジタルTVガイド」で調べた限りでは、8月中の再放送がないみたいなので、9月以降を期待することにしよう。ところで、わたしがやっているのは外部出力によるアナログ録画だけど、これって、16:9のフルサイズで記録されちゃうのね。おかげで、4:3のテレビで見ると、黒く切れる部分がなくて、映像が縦長になってしまう(天地が黒く切れる、横長記録だと思っていたのに)。画面上で圧縮され、ずんぐりむっくりになったX-38は、すごくかわいいぞ。
2001/07/28 (Sat)
「NHKスペシャル アメリカ IT神話崩壊の衝撃」NHK総合 21時〜21時50分
そりゃあ、ずうっと利益をだしていない会社なんだから、いつまでも株価があがるはずないよね。それは、みんなわかっていたと思う。インターネット関連の雑誌では、利益がでない限り、いつかは資金調達が不可能になるって予測が、かなり前からちゃんと載っていた。でも、「きのふけふとは思はざりしを」なんだね。番組は、NORTEL NETWORKSが経営難へと追いつめられていく状況を軸に、アメリカのIT企業の現状をいつものNスペの調子で淡々とレポートする。その転落パターンは、どれもよく似ている。先陣を競い、インターネット時代の覇者を目指してベンチャー企業が過剰投資をつづけた結果、資金が尽きてばたばたと殪れていくのだ。その資金の尽きるときが、昨今、いっせいにやってきたという感じである。アメリカのいまは数か月〜数年後の日本というから、日本もいずれこのような状態に陥るのだろう。しかも、日本の場合、そこに構造改革の痛みも加わるから、見通しはアメリカ以上に暗い。でも、日本人はみななぜかへらへらしている。銀座にできた高級ブランドメーカーの新拠点なんか、売る品物がなくなるほどに繁昌しているらしい。いったい、誰が買っているんだよ? というわけで、願わくば、このへらへらのまま、するすると不況が終わっていきますように。って、んなわけねえか。
2001/07/29 (Sun)
「海外長編ドラマ 不思議の国のアリス」NHK衛星第2 19時20分〜21時35分
ちらりとだけ見た。王様、女王様、いい感じ。ネズミ、すごく愛らしい。帽子屋、最高。しかし、しかし、しかし。アリスが、かわいくない。かけらも、かわいくない。というわけで、開票速報に戻った。10歳のころから選挙と開票速報を見つづけて40年。自他ともに認める選挙おたくのわたしとしては、かわいくないアリスに開票速報視聴を譲るわけにはいかないのである。
2001/07/30 (Mon)
「SAMURAI GIRL リアルバウト ハイスクール」キッズステーション 毎週月曜日20時30分〜21時
アニメ新番組。キッズステーションのオリジナルアニメらしい。CATVで配信されるので見てみたけど、いろんな意味で、視聴しつづけるのがちょっとつらい。とりあえず、あと1〜2週は様子を見ると思うが、その後はいまのところ不明。
2001/07/31 (Tue)
「24人の加藤あい」TBSテレビ 毎週火曜日25時20分〜25時50分
実は、どういう番組かはよく知らない。しかし、庵野秀明監督が加藤あいさんを主役に短篇作品を1本撮るというので、ちょいと見てみた。加藤あいさんは、一時期、わたしの息子と同じ学区に住んでいた。中学2年のときにスカウトされ、うちの近所に越してきて調布の中学校に転入したのだ。その後、すぐに再引っ越しして堀越に入り、いまに至っている。わたしの家内は彼女の母親と一緒に町内夜回りの当番をしたことがあるという。そのとき、彼女の母親は「うちの娘は女優なんですよ」と家内に語ったらしい。まだ本格デビューの前だったので、もちろん、そんな女優の存在は誰も知らない。で、我が家では「女優じゃなくて、ありふれた新人タレントだろ。そういうことを言っていて、大成した人っていないんだよね」と噂していた。ところが98年の8月、テレビ番組雑誌を読んでいたら、いきなり「連ドラ女優・加藤あい」という1行が目に飛びこんできた。あら、びっくりである。以降は、もうあれよあれよの大活躍。いやあ、悪かった。おぢさん、反省する。こういう例もあるんだねえ。侮って、申し訳なかった。あいちゃんのおかあさん、すみません。
というわけで、この番組である。漫才をモチーフに、庵野監督がその技を見せる。トランジション効果のいっさいない、べたなカットつなぎの見本のような作品ね。どういうリズムでつなげば、ネタと画面は連続性を得るかという映像講義には問題なく使えそう。ある意味、参考になった。でも、加藤あいさんと構成作家さん、庵野監督に対してへこへこしすぎ。いや、敬意を払うのはいいんだけど、他のゲストにはどうしているんだろう。こういう扱いを受けなかったゲストが見ていたら、なんて思うかな? などと想像しながら見ちゃったぜ。たはは。