日々是口実

2002年5月分

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 2002/05/31 (Fri)

 買物のため、新宿へ行ってきた。外人が多い。気のせいかもしれないけど。何人もが連れだって歩いている。ワールドカップ観戦の人たちだろうか。夕方戻って、ちょっとだけ原稿を書き、ワールドカップの開会式放送に備える。しかし……。

 ●千代田区の路上禁煙条例。

 手ぬるいなあ。路上、屋内を問わず、喫煙指定場所以外の喫煙をすべて禁じてしまえばいいんだよ。欧米ではとっくにやっていることなんだから。で、罰金も安すぎ。2万円以下じゃなくて、一律10万円にすべきだね。罰金はそのまま国庫に納めれば、いい予算財源になるわけだし。いまは携帯電話が普及しているから、指定場所以外でたばこを喫っている人を見かけたら、すぐに通報できる。デジタルカメラで、その顔、様子を撮影しておいてもいい。もちろん、喫煙指定場所は、ちゃんと500メートルに1か所くらいは設置してほしい。全面禁止を望んでいるわけではないのだ。他人が活動しているところで、たばこを喫うのをやめてもらいたいだけである。この件、千代田区なんて一自治体にまかせるのではなく、きちんと国としてそういう法律をつくり、施行してほしい。

「2002 FIFAワールドカップ 開会式」2002年5月31日放送 BS-hi他 19時30分〜20時20分

 最低の中継。こんな失礼な番組はない。開会式の中継なら、ちゃんと開会式を放送しろ。だらだらとくだらない話をつづけて、開会式映像を中断するんじゃない。韓国と視聴者をなめきった構成である。これを理由にNHKの聴取料不払い運動が起きたとしても、なんら不思議ではない。それは当然のことである。久しぶりに許しがたい番組を見てしまった。うう、むかつく。

 2002/05/30 (Thu)

 朝、電話が鳴って、少し早めに起こされてしまった。眠い。昼すぎにちょっとだけ外出して、あとはヒッキー。あれこれしているうちに、夜になった。あしたは、いよいよワールドカップの開会式である。ようやく騒がしいだけで、中身がまるでなかった事前番組が終わる。かなり、ほっとするなあ。とりあえず、きょうはもう少し原稿を書いておこう。スポーツといえば、なんでも見てしまうわたしだが、サッカーに関しては、あまり熱心な視聴者ではない。でも、何があるかわからないので、対処しておくのは重要だ。

 ところで、調布CATVは、1と2を配信しておきながら、どうしてJスカイスポーツ3を配信しないのだろう。おかげで6月末までジロ・デ・イタリアを見ることができないぞ。ああ、くやしい。

 2002/05/29 (Wed)

 パソコン雑誌を買いに、徒歩で駅前の書店へ。そのほかにも買物があり、いくつか店をまわる。帰宅し、しばらくしてからはっと気がつく。CDを買い忘れた。メモを持ってでているのに、そのメモを見落とす。ボケ症状、悪化する一方でんな。あわてて自転車で駅前に戻る。着いて、駐輪場に自転車を入れたところで、はっと気がつく。自転車のワイヤーキーを忘れた。またまたあわてて帰宅。キーを持って出直し。脳外科の診察、受けたほうがいいかなあ。いずれにせよ、徘徊老人になるときは、かなり近いものと思われる。しくしく。

 ●grand blue。

 きょう買ってきたCDのタイトル。歌手は北原愛子さん。「天使な小生意気」のOPである。でもって、この曲のサビ、「嵐」というグループの歌にすごくよく似ているような気がする。タイトルはわからないんだけど、CMに使われているらしく、つけっぱなしにしているテレビから何度も流れていた。前にDA PUMPの曲を聴いたときも、ビゼーの組曲「アルルの女」にそっくりだなあと思ったことがあるけど、あちらはとっくに著作権が切れているから、倫理的にはどうこうということがあっても、法的にはなんの問題もない。けど、今回のはちょっと気になる。クレームはつかなかったのかな。って、つかないから発売されているんだよね。

 2002/05/28 (Tue)

 きょうも、おおむねヒッキー。駅前までは、ちょっと行ってきたけど。店が休みなのと、商品の品切れで、買物予定はすべて空振りになってしまった。トホホ。

 ●so-netの迷惑メール排除サービス。

 はじまったのだが、期待したものと違っていたのでがっかり。相手側にジャンクメールを返送しないし、キーワードの登録法も、いまいちしっくりこないNIFTYのそれに慣れてしまっているせいかもしれないけどね。NIFTYでは返送しているかどうかは不明だが、迷惑メールを送ってくるプロバイダをいくらでもどんどん登録できる。とにかく、@以下を登録してしまえばオッケイ。その拒否プロバイダひとつひとつに対し、拒否しなくてもいいアドレスも登録可能。キーワード登録ではない。これが、実に楽なのだ。so-netのやり方だと、OEの方式で、機能としては十分ということになる。わざわざこのサービスを使うことはないなあ。このままで行こう。

 ●テレビアニメの視聴について。

 思うところがあって、大幅に視聴作品を減らすことにした。これまでは、すぐれた作品を1本たりとも見落とすことがないよう、自身の嗜好や考え方にこだわらず、できるだけ多くの作品を見るようにつとめてきたが、今後は、その方針を採らない。適当な作品を好き勝手に見る。したがって、当初、表明していた、可能な限りテレビアニメを映像作品として客観的に評価するという姿勢も放棄する。おそらく、見る作品はいまの半分以下になることであろう。当然、評価はおこなわない。個人としての感想を、気が向いたときに書くことにする。
 以上、そういうことなので、よろしく。>各位。

 2002/05/27 (Mon)

 天気が不安定ということで、昼にちょっとATMまで行った以外は自宅でヒッキー。原稿を書いたり、ビデオの在庫を消化したり、椅子にすわってうつらうつらしたりしていた。おもしろいのは、書斎にこもっているだけで、雷の接近がわかること。稲妻が走ると、けっこう離れていても、うちのウーハーがぼつっというノイズをだす。で、そのあとしばらくしてからゴロゴロと音が響く。遠いときは、ノイズだけで雷鳴は聞こえない。なかなかに便利である。

「地球・ふしぎ大自然 マッコウクジラ大集結〜カリブ海に響く音の謎」2002年5月27日放送 NHK総合 毎週月曜日20時〜20時45分

 カリブ海はドミニカ島の周辺に、ふだんは外洋の深海あたりにしかいないマッコウクジラが、大挙して集まってくる場所があるという。おお! となれば、一網打尽にして尾の身の食べ放題かと思うと、そういうことはしない。その生態をじっくりと観察するだけである。でもって、その中に体長18メートルに及ぶ大マッコウがいる。しかし、テレビで見ていると、あまり大きさを感じない。マッコウといえば、白鯨である。モービー・ディックは何メートルという設定なんだろう。雰囲気としては、30メートル以上ってとこかな。あのくらいのサイズじゃないと、巨大鯨って気がしないなあ。18メートルのやつも、頭頂部あたりにダイバーをひとり縛りつけて、大きさの比較をしてくれれば、もう少し感覚がつかめるのに。こういうあたりの臨場感の有無が肉眼観察とテレビ観察の差であろう。これは、いくらテレビの画面が大きくなっても、だめね。かなり残念である。

 2002/05/26 (Sun)

 サスケ、昨夜「少しはぐったりしろよ」と書いたら、本当に掲載したあとでぐったりしてしまった。さわるとからだが熱い。だから、注射のあとであんなに暴れるなと諭したんだ(ほんとかよ)。でも、一晩寝たら、もう回復している。やはり、タフな猫である。

 ●タイヤ交換の採点。

 まあまあだったんじゃないかな。走っても、タイヤが外れるということはなかったし。ただ、タイヤと泥よけがかすかに当たっている点については、タイヤ交換だけでは修正が効かなかった。これはどうも、ブリヂストンのフレーム設計に問題があるかららしい。純正とはいえ、泥よけの装着に関しては、フレーム設計段階での考慮が少し不足していたようだ。結局、これは神金の親父さんに修正していただくこととなった。手間のかかる作業だったが、丁寧にやっていただいたおかげで、かなりのクリアランスを確保することができた。ここのところ、神金さんにはお世話になりっぱなしである。実にもう、恐縮の限りだ。

 ●柳沢教授のモデル追記。

 5月24日に書いた、「天才・柳沢教授」のモデルにつて、山下さんご本人が単行本で「ご自身の父君がモデルである」と書かれていて、その写真も載っているというご指摘を、ここの読者の方からいただいた。その記述と、写真については、わたしも目にしている。その上で、モデルにされたのは父君の性格やエピソードであり、容姿ではないのではと思い、あのように考えた。この部分、少し言葉が足りなかったようなので、付記しておく。本当に、あの番組に使われていたトーマス・マンの写真は、柳沢教授にそっくりだったんだよ。

 2002/05/25 (Sat)

 サスケの予防注射の日。今回は脱糞も失禁もなし。ああ、よかった。注射も平気だったようで、動物病院から帰宅したあとも、あいかわらず元気いっぱい。少しはぐったりしろよと言いたい。

 ●クランクセットを交換。

 5月2日にチェーンリングカバーが割れたクロスバイクのクランクセット、歯数をかぞえるとアウターリングが48Tである。となると、これはMTB系のセットでないと交換できない。simanoのリストで調べたら、Deore(FC-M510)に48-36-26Tというクランクセットがあった。これに替えれば、気分よくチェーンリングカバーも一新できる。また、再度割れても、今度はカバーだけの交換も可能になる。神金自転車商会で相談してみたら、他店で買った自転車にもかかわらず、あっさりとパーツの取り寄せと交換を受けてもらうことができた。あら、うれしや。で、きょう、パーツが届いたということで、さっそく交換してもらってきた。しかし、この作業、ずうっと横で拝見させていただいたが、すごくたいへんなことなのね。BB(ボトムブランケット)の交換は簡単じゃないと聞いていたけど、それは本当だった。しかも、メーカー違いのものを強引に組みこむため、フロントディレイラーなどとの整合性も配慮しなくてはいけない。いろいろな作業をどのような手順でこなしていくのかをじっくりと見ることができて、今回は本当に勉強になった。ちなみに、いちばん参考になったのは、右ペダルの取り付け(それ以外のものは、参考になる以前に、とてもわたしではできないことばかり)。プロっぽい取り付け方を見せてもらい、思わず、おおとうなってしまった。これは、機会があったら、マネしてやってみよう。

 ●すごい盗難。

 クランクセット交換作業中に、ブレーキを盗まれたというお客さんがやってきた。見せてもらって、びっくり。カンチブレーキのブレーキシュー部分が前後で4つ、シューホルダー、固定ナットごとそっくり消えている(でも、台座に取り付けられたレバーとワイヤーはそのまま)。こんなの、必要な人がいるんだろうか。外すのに、六角(自転車用語だとアーレンキーになるのかな)が要るパーツだ。面倒かつ意味のない窃盗なんだよね。神金の親父さんたちも「こんな盗難、はじめて見た」と言っていた。いたずらにしても、やることがおかしい。しかも、ひじょうに危険だ。お客さん、パーツを注文し、ブレーキのない自転車に乗って帰っていったけど、あれ、どうやって停まるんだろう。他人事ながら、心配してしまった。

 ●ひとりでできたもん。

 夜、21時半から、自宅でタイヤの交換をする。クランクセットを交換したクロスバイクに、スポルティーフが履いていたPaselaを移したのだ。理由は、クロスバイクの純正タイヤ(700×28C)が少し太かったため。純正のままだと、泥よけとのクリアランスがぎりぎりになってしまう(泥よけも純正なんだけど)。Paselaも28Cだが、前に書いたように、このタイヤの実サイズは26である。この2ミリが重要なんだよね。それと、もちろん、タイヤ交換の練習も兼ねている。約1時間かけて、2本のタイヤをひとりで交換。なんとかうまくいった(と思う)。あした神金に行って、親父さんに採点してもらおう。60点はほしいなあ。

 2002/05/24 (Fri)

 所用で駅前にでる。とたんに小雨が降ってきた。でもって、帰宅すると、やんだ。なめとんのか、われ。

 ●ペダル交換。

 クロスバイクのほう。shimanoのPD-MX30というMTB用のにしてみた。大型のペダル面にピンがついていて、スニーカーのソールへの食いつきがいいという噂だったが、走ってみた感じでは、それほどの変化はない。逆に、大きくなったぶん、コーナリング中に漕ぐとペダルのエッジが接地するようになってしまった。おかげで、一走りしただけでもう傷だらけである。とりあえず、しばらくこのまま乗って、様子をみてみよう。

「ルキノ・ヴィスコンティ」2002年5月24日放送 NHK衛星第2 20時〜21時

 イタリア放送協会が制作したルキノ・ヴィスコンティ監督の生涯を描いたドキュメンタリー。このあとの時間帯で同監督の作品「ベニスに死す」を放送するので、関連番組として入ったらしい。わたしはヴィスコンティ監督の忠実な観客ではない。というか、これまでにきちんと見た映画は「ベニスに死す」1作だけである。でも、こういう作品を撮る監督の履歴ってのがけっこう気になって、じっくりと、この番組を視聴してしまった。舞台、オペラ、バレエ。多彩な演出歴を持った監督であるなあ。そういう経験、素養がああいう映像につながっていくのね。へたにかぶれた演出家がその絵、その手法を真似ようとしても、これは、おそらくまるで歯が立たない相手であろう。

 ところで、この番組の内容とはぜんぜん関係ないのだが、放送中にちらりとでてきたトーマス・マンの写真を見て、思わず声をあげてしまった。顔が天才・柳沢教授、そっくりである。これ、偶然なんだろうか。それともモデルにしていたんだろうか。真相を確認すべく山下和美さん(というか、天才・柳沢教授)の公式ホームページをチェックしてみたが、何も書いてなかった。でも、ここの記述を読むと、けっこう俳優や音楽家をモデルに山下さんはキャラ設定をしているみたいだから、もしかしてということがあるかもしれない。偶然だとしたら、「マンにひとつ」かな。

 *再放送情報(変更の可能性あり)

「NHKスペシャル 飛鳥京発掘 〜よみがえる“水の都”」5/27 NHK衛星第2 14時15分〜15時5分

 2002/05/23 (Thu)

 打ち合わせで新宿にでたついでに、あちこちをまわる。しかし、きょうは小田急ハルクのほとんどをもぎとって完成したビックカメラ西口店の開店日。迎え撃つヨドバシカメラ、ちから入りまくりである。こういうときは、当然、ビックカメラにも行こうかと思うのだが、さすがにその時間的余裕がない(あ、資金的余裕もだ)。おまけに、体力方面にも不安が残る。というわけで、そちらはパスした。にしても、大幅改装したヨドバシカメラ、何がどこに移ったのか、さっぱりわからない。うろうろしていたら、わたしが愛用しているTDKの8ミリテープ、MP120が大量入荷していた。思わず、2パックほど買ってしまう。どうやら、ここしばらくは改装に伴い、仕入れを控えていたらしい。これで、順調に入荷するようになれば、安心である。もうしばらく8ミリデッキにはがんばってもらわないとね。

 ●サスケ、動物病院に行く。

 顔見せを兼ねて、家内がサスケをかかりつけの動物病院に連れていった。デイパックに入れて背負っていったのだが、怖かったらしく中で脱糞していたという。そういえば、うちにくるときも、籠の中で脱糞してたいへんだったと、運んできた弟が言っていた。どうやら、これがサスケのくせらしい。ふうちゃんは平気なのにね。困った、困った。帰宅してすぐにシャワーを浴びさせる。いやがるかなと思ったが、サスケは、意外にもお湯を気にしない。けっこうおとなしく浴びてくれた。ふうちゃんは逆にシャワーが苦手で、洗おうとすると大暴れする。猫の性格もいろいろということか。でも、どっと疲れた。

 ●アルマーニを買った。

 GIORGIO ARMANIである。度付きレンズを入れたCEBEのサングラス、ケースの蓋がやたらに固い。あけるのに、いつも少してこずる。べつのケースに替えたいのだが、いいケースがない。このサングラスはかなりでかいため、通常の眼鏡ケースでは入りきらないのだ。そこで、新宿に行ったついでにショップに寄り。入りそうなサイズのものがないか訊いてみた。だが、どれもだめ。諦めかけたら、「これでどうでしょう?」と店員がアルマーニのケースをだしてきた。入るんだなあ、これが。さすがはブランド品である(って、関係ねえぞ、それ)。値段は、なんと1500円。通常のケースの3倍だ。いや、通常のケースがすごく安いんだけどね(というか、ふつうは眼鏡のおまけだ)。もちろん、購入した。サングラスを簡単に取りだせるようになったので、とてもうれしい。

 2002/05/22 (Wed)

 またまた、いい天気。駅前にでて、音楽CDを購入。もちろん、アニメソングである。それと、サスケのために猫グッズも買う。仔猫には遊び道具が要るからたいへん。ふうちゃんは食事とトイレ以外は、何もしないでずうっと寝ているだけなので、すごく楽。おっと、サスケに襲われているのを救出するのがけっこう忙しいぞ。どこの世界でも、若者の老人狩りというのがあるんだね。

 ●週刊アスキー2002年6月4日号。

 唐沢なをきさんの「電脳なをさん」を読んで、笑ってしまった。なんというなつかしいネタぢゃ。見ても、すぐに思いだせなかった(この雑誌の読者で、出典がわかった人って何人いるんだろう。とり・みきさんだけだったりして。<読者じゃねえよ。執筆者だよ)。古い「SFマガジン」をひっぱりだしてきて、せっせとアレンジしたのかなあ。メカをひたすら描いたアシスタントさん、ご苦労さま。ちなみにスタジオぬえのアップルマークは、加藤直之さんひとりきりである(たぶん)。あとは、わたしも含めて、みんなミスター・ゲイツの手先。やっぱ。パソコンはWindowsに限るね(まだ98SEだけど)。

 2002/05/21 (Tue)

 いい天気である。おかげで、きょうもまったりとしてしまった。昼間は神金に行き、タイヤの予備チューブを1本購入。すぐに帰宅して、退屈しているサスケの相手。神金でもらってきた自転車メーカーのカタログをじっくりと眺める。わたしって、本当にカタログが好きだな。

 疋田智さんのBBS。

 放置自転車等、自転車乗りのモラルについての話題が盛りあがっている。他人事ではないテーマだ。中には中国の自転車状況などを詳しくレポートされている方もいる。道路が歩道、自転車道、車道に分けられ、きちんとその区分が守られているらしい。うらやましい環境だ。しかし、日本ではそのマネができない。中国でそれができるのは、中国が共産党一党独裁の専制国家だからだ。激しくぶつかり合うエゴとエゴを調停する。それが政治だ。ある人の利益になることは、ある人にとっての不利益となる。すべての人が完全に納得する調停というものは、どこにも存在しない。多数決を旨とする民主主義国家では、その調停に、ひじょうに時間がかかる。また、場合によっては調停が不可能になることもある。それに対して、独裁者はとっても楽だ。自分がこれでよいと思う政策をそのまま実行すればよい。日本でいうと、信長の楽市・楽座、秀吉の検地、刀狩りなどがそうだ。反対勢力に有無を言わさず、やるべきことを強大な権力を背景に、どんとやる。それでいい。外国で言えば、ヒトラーのアウトバーン建設などがそれにあたるんじゃないかな。もし、あのときアウトバーンが建設されず、いまつくろうとする政治家がいたらどうなるか。不況、失業対策であるなしにかかわらず、貴重な森を破壊するなとか、周辺の村や町が排気ガスで汚染されるなどという反対意見が続出して、建設計画は大もめにもめるはずだ。どちらかというと、頓挫する可能性がかなり高い。だが、こういう計画を、いまでもすぐに実行に移せる国家がある。中国、北朝鮮、イラクなどだ。すべて独裁国家である。かれらは調停をしない。権力者(あるいは権力を持つ組織)が勝手に決めて、勝手にやる。だから、困難な事業がすぐに動きだす。多くの集落が水没する巨大なダムも、問題なく建設できるし、原発や軍事施設も、誰はばかることなく建てまくることができる(予算や技術の有無はべつとして)。ワールドカップ開催に対抗し、国民が飢えていても、亡命者が続出していても、華やかな祭典を2か月にわたって開催できる。
 いわゆる民主主義国家では、こうはいかない。多数決という重要な原理が、政治を支配している。これについては、前にも書いた。ここにあるから、読んでほしい。

 読まれたかな?
 ……というわけで、日本に中国のマネはできない。行政改革をおこなうに際して、小泉首相は「独裁者にはならない」と宣言した。この一言で、行政改革は「もう予定どおりに進まない」とわたしは判断した。行政改革は近年まれに見るエゴとエゴの壮烈な大激突だ。これを成就させるには、独裁者の剛腕が絶対に要る。諸外国は、韓国であれほど早く景気回復が進み、日本で遅々として改革が進んでいないのかを不思議がっているが、なに、ぜんぜん不思議などない。大統領制のアメリカ、韓国といった国の元首の権力は日本の首相の比ではない。独裁者とまでは言わないが、限りなくそれに近い権限を諸国の大統領たちは有している。日本の首相には、そんなもの、どこにもない。だが、小泉首相にも、その力に迫る権限を持つ機会が、ただ一度だけあった。支持率が80%に至ったときだ。そのとき、独裁者としてふるまっていれば、かなり厳しい問題も、自分の思いどおりに解決させることができたはずだ。が、言葉の響きが悪いのかねえ。「独裁」という肩書きを小泉首相は嫌った。いいじゃん、自分の印象なんか。やることやれば、あとは民主主義を踏みにじった独裁者として暗殺されてもかまわないのである。その覚悟でやれば、できないことはない。本当に国家のためになると信じ、しゃにむにやって殺されたら、その名は必ず後世に残る。その場合、名誉も間違いなく回復される。当時、あの状況でよくやったと褒め讃えられる。なのに、この絶好の機会を小泉首相はみずから捨てた。これで、完全に日本という国の性格は決した。もう信長はあらわれない。むろん、理想の道路行政も、国家的規模で施行されることはない。よくも悪くも、これが日本という国の、日本人による最高の民主主義なのだ。みんなで納得しよう。

 2002/05/20 (Mon)

 一仕事終えて、ちょっとすっきり。自転車雑誌を買ってきて、のんびりと読んでいる。あ、ビデオの在庫も片づけないといけない。

 ……と言っているうちに夜になってしまった。書くことが何もないので、サスケの寝姿をふたつほど掲載しておこう。

 sasuke0520a.jpg sasuke0520b.jpg

 2002/05/19 (Sun)

 きのうに引きつづき、やみくもに執筆。昨夜、とつぜん、あと1日で終えてしまおうと決意した。でもって、終えてしまった。喉の痛みがひどくならなかったのが幸いした。いやあ、やればできるものだね。自分で自分に感心してしまった

「利家とまつ 加賀百万石物語」2002年5月19日放送 NHK総合 毎週日曜日20時〜20時45分

 おお、高山善廣選手だ。この番組、内容はべつとして、いいところにいい人をキャストする。前の大八木敦史選手の登場も、そうだった。ラグビープロレスから、実にナイスなキャラクターをひっぱってくる。相撲とりの役なんだから、仕事にあぶれているらしい若にいちゃんをと思うのが人情だが、まずいことに、若にいちゃんは顔が善良すぎる。けっこう強くて大柄なのに、顔がベビーフェイスというのは、ドラマでは本当に使いにくい「ビューティー・コロシアム」にでて、顔をこわもてに整形してみてはどうかな?

 なお、きょうの「利家とまつ紀行」は、蟹江町だった。親父の出身地である。そのため、法事のたびに、ここに行っている。重文の神社があったのね。ぜんぜん知らなかった。今度行ったら、参拝してこよう。

 2002/05/18 (Sat)

 ひたすら原稿を書く。とりあえず、1週間以内に仕事をひとつ終わらせたい。気がつけば、2002年ももう半分近くが過ぎた。このあたりでスパートをかけないと、すぐに暮れがきてしまうんだよね。

 ●喉。

 しかし、また少し喉が痛くなってきた。あわてて薬を飲んだ。今度こそ、悪化させるわけにはいかない。必死で歯止めをかけよう。晴れて気温があがってくれればいいんだけどね。冷えこむと、覿面に体調が崩れる。さすがは自他ともに認める虚弱作家だ。って、自慢してどうする?

「WBA世界スーパーバンタム級タイトルマッチ ヨーダムロン・シンワンチャー vs 佐藤修」2002年5月18日放送 TBSテレビ 16時〜17時30分

 5ラウンドまでは、とても佐藤選手が勝てるとは思っていなかった。とにかく技術に差があった。チャンピオン、ひじょうにボクシングがうまい。だが、勝敗を決めるのはテクニックではなかった。すばらしい試合である。久しぶりに「根性」という言葉が眼前に浮かんだね。あと、ダウンをとってからの佐藤選手の動き、対応がとてもよかった。必死の逆転を狙うチャンピオンのすさまじい攻撃を固いガードで耐えぬき、向こうが疲れるのを待つ。なかなかできないよ。こういう作戦。誰だって、チャンスだと思ったら、しゃにむに突っこんでいってしまうんだから。いいものを見せてもらった。世界戦は、いつもこういう試合をしてほしいなあ。佐藤修選手、 新チャンピオンおめでとう

 2002/05/17 (Fri)

「人面魔獣の挑戦」の表紙色校が届いた。さっそく発売告知情報をつくる。懸案のリニューアルも、そろそろ終わりに近づいた。やってみると、予想以上にたいへんな作業だったなあ。年内には、すべて完了させたいね。

 ●サスケ、不発。

 予告どおりカメラを用意して放送を待っていた「ペット百科」だが、きょうは下痢をしている仔猫の治療紹介。ぐったりした状態で獣医さんの診察を受けている三毛の仔猫に、サスケは完全に無関心であった。うーん、残念。来週の放送に期待しよう。

 ●バネ指。

 再発はしていないが、なんか、再発しそうな感じがする。右手人差指の関節が重たい。再発してからでは遅いので、きょうからテーピングすることにした。テーピングすると、いきなり関節の違和感が解消されるのが、ちょっとすごい。

 ●サッカーだらけ。

 テレビ番組も、新聞も、サッカーのことばかり報道している。きょうは午後4時少し前にワールドカップの日本代表が発表されたため、ワイドショーもサッカーが支配。そのあとのニュースも、当然、サッカー。たぶん、今夜のあれやこれやもサッカーになるのだろう。うっとうしいので、さっさと試合がはじまってくれないかな。どんな事前レポートよりも、スポーツは試合がいちばんおもしろい。こういう番組ばかりがあと2週間も放送されるのかと思うと、さすがに少し胸にもたれてしまう。とにかく早く開会式を見たいね。

 2002/05/16 (Thu)

 午後からパソコン関係の取材が1件。天気は曇り。気温が低い。今週は、書斎にこもってひたすら原稿を書いたほうがいいみたいね(できるかなあ)。

 ●サスケ、激怒。

 今朝、「ペット百科」(フジテレビ 11時25分〜30分)を見ていたら、ソマリの成猫が映った瞬間に、サスケの全身の毛が逆立った。テレビ画面を睨み、威嚇のふしゃあっという声もしきりにあげている。それはもう本当に激怒。頭はもちろん、背中の毛なんて、黒い縦筋模様をはさんでグレイの部分が、恐竜のせびれのように2列になって逆立っている(黒い体毛部分はあまり目立たないので、そのように見えるらしい)。しっぽもまん丸で、耳を寝かせ、爪も牙も剥きだしである。びっくりしたなあ。ふうちゃんはテレビに猫が映っても、こんなこと一度もしなかった。テレビはテレビ。現実に存在しているわけではないから、いっこうに気にしない。2頭の猫のこの反応の違い、どこにあるんだろう。結局、サスケはテレビからソマリの姿が消えるまで、激怒しっぱなしだった。おもしろいから、カメラを用意して、あしたの「ペット百科」もサスケに見せてやろう。猫が大きく映るといいな。

 ●IE6、5.5、5.01のセキュリティパッチ。

 セキュリティレベルのバグに対するパッチが公開された。当該ブラウザを使っている人は、すぐにここへ行ってパッチをダウンロードし、あてておこう。

 2002/05/15 (Wed)

 ●「けった」がぞくぞく。

 わたしのからも「自分が高校生のころから“けった”という言葉は存在した」という電話があった。やはり、70年代後半の話である。基本的には「けったマシーン」あるいは「けたくりマシーン」が省略されたものという部分も、他の方々の報告と同じである。  一方、愛知県豊橋市の方からは(自分は使っていなかったが)小学校の高学年から中学校あたりで流行りだした言葉」であったというメールをいただいた。時期は「1978年前後」だそうで、他の人たちの証言と合致している。また、この人の場合、「けった〜ましん」「けたりんぐましん」という亜種もあったという記憶があるそうだ。
 というわけで、「けった」は「1970年代の後半に名古屋、もしくはその近辺の地域で自然発生的に生まれた流行語で、後にそれが定着し、岐阜県富山県あたりまで流れていった言葉である」ということになりそうだ。さすがにまだ方言と呼ぶには新語すぎるようである。

 ところで、豊橋市の方は、HONDAが1976年に発売した「ローラースルーゴーゴー」が、まさに「蹴って走るマシン」で、この発売時期と「けった」が生まれた時期との微妙な符合が、少し気になっていると言われている。たしかに自転車は蹴って走る乗物ではないから、「けったマシーン」と呼ぶのはちょっとへんなんだよね。自転車が、なぜ「けったマシーン」なのかについては、まだまだ謎が残っているというべきであろう。あと、1974年に登場した「ゲッターロボ」ってのもあるしね(関係あるのかな? これ)。

「王ドロボウJING」2002年5月15日放送 NHK衛星第2 毎週水曜日18時〜18時30分

 アニメ新番組。いまひとつぴんとこない第1話であった。世界がぜんぜん紹介されなかったからかな。こういう非現実世界を舞台にすると、1回23分の連続ものでは、どうしてもこういうことが起きる。説明を入れていたら、それだけで放送が終わってしまうし、ドラマをじっくり描いていたら、説明はどこかに行ってしまう。今回は、世界そのものの描写を諦め、町ひとつだけに留めておくしかなかったという感じね。主役の坊やが、いま少しエキセントリックで、かつ魅力的だったら、もうちょっとうまくごまかせたかもしれない。とりあえず、次回以降の展開を注視してみよう。それにより、評価は定まっていくものと思われる。

「ためしてガッテン 一生役立つ!接着剤の使い方」2002年5月15日放送 NHK総合 毎週水曜日20時〜20時45分

 この放送を待っていた。ホームセンターと東急ハンズの常連であるわたしは、かなり接着剤の種類に詳しい。が、それでも、接着剤の選択に迷うときがある。どの接着剤を使っても接着できない素材があるのだ。その見分け方が、よくわからない。で、この番組は、そういう素材の見分け方をちゃんと教えてくれた。いやあ、水で判断するとは思わなかったぜ。勉強になったなあ。しかし、山瀬まみちゃん。「使う前に説明書を読まないとだめですね」などという当り前のことを堂々と言わないようにしてね。何をするときでも、事前にマニュアルを熟読するのは必須である。薬なんか、生命にかかわったりするんだよ。これからは、すべてのマニュアルを全頁、隈なく目を通すようにしよう。それが賢い消費者というものである。

 2002/05/14 (Tue)

 神金自転車商会から、タイヤが入荷したという電話があった。スポルティーフのタイヤは、PanaracerPasela(700C×28C)である。スポルティーフ、ランドナー用としてはひじょうにポピュラーなタイヤだ。しかし、ロード好きのわたしとしては、もう少しそっち寄りのタイヤを試してみたい。そこで、同じPanaracerのStradius Proを注文しておいたのだ。このタイヤは一応レース向きということになっているが、そのわりには太い「26」というサイズがリリースされている。Paselaの28は実質26なので、Stradius Proの700×26Cを履けば、サイズ的には、まったく同じ状態となる。
 さっそく神金に行ってきた。天気予報によると、きょうを逃したら、あとはしばらく雨つづきとなっている。となれば、何があっても、きょう行くしかない。このタイヤ交換時に、ホイールの脱着など、パンク修理に必要な手順をひととおり教えていただくことになっているからだ。

 行くと、すぐに作業がはじまった。親父さんが段取りをひとつずつ丁寧に説明しながら、タイヤ交換を進めていく。タイヤは2本あるから、親父さんが1本やったら、わたしももう1本で同じことをやってみる。もちろん、できない。そこを横から励まされながら、がんばってチャレンジしてみる。わたしのPaselaは、まだ新品同様なのでゴムが硬い。「3か月ほどすると、ずうっとやりやすくなる」と親父さんは言う。ぜひ、そう願いたい。もっともパンク修理だけなら、タイヤを完全に外さなくてもいいはずである。とりあえず手順は確認した。帰宅して、教わったことを箇条書きの文章にもした。いくつか思いだせないところがあったが、それはまた後日、聞きにいこう。いまはただ、パンクが起きないことを祈るばかりである(おいおい)。

 ●「けった」その後。

 5月2日、「しこる」について書いた一文の中で、名古屋(愛知県)では自転車が「けった」と呼ばれていることについても、少し触れた。この「けった」に関して、名古屋の方からメールをいただいた。「けった」という言葉を、わたしは「外来語が一種の流行語として扱われ、それが定着してしまったということだろうか」と書いた。しかし、その方によると、自転車を意味する「けった」は「1970年代の後半ごろに、名古屋地方で自然発生的にでてきた言葉だと思われる」という。「名古屋以外の地域の人には、まったく通じない」からだ(家内の妹は、名古屋から言葉としての「けった」を拾ってきたらしい)。つまり、「外来語」ではなく、名古屋で生まれた新語か、隠語か、流行り言葉がそのまま定着してしまった例ではないかということである。なるほど。となると、これは新しい方言と言っていいのかもしれない。でも、やはり「愛知県地方(あるいは名古屋)では自転車を“けった”という」と簡単に書かれてしまうと、ちょっと抵抗があるね。「んなの、言わねえよ」と、つい反撥してしまう。30年前ほどまでは、存在しない言葉だったんだから。

 2002/05/13 (Mon)

 また曇天で、気温も下がった。体調の維持、ひじょうにむずかしい。早く梅雨が明けないかなあ。

「ルー・テーズ 追悼特別番組 今、最強最高の伝説がここに甦る」2002年5月12日放送 日本テレビ 26時10分〜27時10分

 緊急特番である。いい内容だったが、野球延長による放送時間のずれもあり、見逃した人が多いんじゃないかな。この放送は重要な意味を持つ。死去に際しての報道で、プロレスなどまともに見たこともない人たちが、テレビで「反則を絶対にしない正統派レスラーだった」などとテーズ選手のことをコメントしているのにがっくりきていたからだ。ふざけたことを言ってはいけない。ルー・テーズ選手は何よりも反則の達人だった。その反則のうまさは、対戦している日本人レスラーのもたもたした対応とあいまって、テーズ選手の強さ、老獪さを、より際立たせるものとなっていた。反則は、プロレスの香辛料である。5秒まで許されているルールがそれを確立させた。これのさじ加減ひとつで、プロレスは美味にもなり、しょっぱくもなる。それをわかっていない人間が、いかにもむかしからプロレスを見てきたような顔をして、テーズ選手についていいかげんなことをテレビで言う。実に不快な話ではないか。しかし、この番組は、その怪しいコメントの群れを、映像ひとつで鮮やかに吹き飛ばした。画面に映るテーズ選手は、ヘッドロックからのナックルパート連打、ロープ際でのエルボー、ロープエスケープの無視と、反則のやりたい放題である。そう。これこそテーズ選手の試合だ。これがあって、フィニッシュブローとしての正当技が生きる。真に偉大なプロレスラー、ルー・テーズ選手に対し、衷心から哀悼の意を表したい。

 *付記。

 1968年1月のTBSプロレス(国際プロレス)の旗揚げ試合を記憶している者として、初代グレート草津選手らのインタビューがなかったことが残念でならない。かれらほど、テーズ選手の凄みを実感したレスラーはいなかったはずである。テーズ選手を過去の人と思っていたプロレスファンの背すじを総毛立たせたあの一連のTWWAヘビー級タイトルマッチこそ、日本におけるテーズ選手のベストバウトではなかっただろうか。わたしは、そう思っている。

 *再放送情報(変更の可能性あり)

「NHKスペシャル アジア古都物語 第4集 女神と生きる天空の都〜ネパール・カトマンズ」5/13 NHK総合 24時15分〜25時5分

 2002/05/12 (Sun)

 久しぶりの晴天である。気温も高くなった。でも、わたしは病みあがり。外出は控えなくてはいけない。仕方がないので、ちょっとだけ近所を自転車で走り。それを気分転換とした。とりあえず、喉の痛みはほぼ改善されたようである。

 ●野球による放送時間の変更。

 テレビ局のホームページで何分ずれたか、速報してくれないかなあ。試合が終わるところをじっと見ているなんて、簡単にできることじゃないんだから。ニュースによると、きょうの巨人vs阪神戦21時9分に終了したらしい。こういう中途半端な時間がいちばんわかりにくいんだよね。延長するときは、いつもきっちり30分ずらすようにしてくれるといい。それが視聴者重視の配慮っていうものだよ。今回は「行列のできる法律相談所」をつけっぱなしにして、ずれた時間を確認した。20分だった。

「藍より青し」2002年5月8日放送 フジテレビ 毎週水曜日26時25分〜26時55分

 見ていて、少し違和感をおぼえた。主人公の花菱薫が「ああ、おまえはてっちゃんだからなあ」と言ったときである。そのせりふ、「てっちゃん」の「てっ」アクセントが置かれていた。これが耳に障った。わたしの友人にも、何人か鉄ちゃんがいる。かれらはいつも「ちゃん」にアクセントを置いて「てっちゃん」と言う。当然、わたしの耳はこれに馴染み、このアクセントがわたしのスタンダードとなっていた。アフレコにおける、アクセントの問題はけっこう厄介だ。音響監督はアクセント辞典を持っており、怪しい言葉については、そのつどそれを参照して修正をおこなう。しかし、テクニカル・ターム流行語隠語のたぐいは、この辞典には掲載されていない(ちょっと前の「サーファー」とかね)。そういうときは、アフレコにいあわせたものが互いに意見を述べ合い、最終的に、これでいいだろうというアクセントで収録することになる。
 で、この「てっちゃん」だ。わたしはもちろん、友人たちが用いていたアクセントが正しいと信じている。だが、こればかりはその筋の人でないと、確実な判断はできない。全国の鉄道おたくの方々に問いたい。「てっちゃん」のアクセントは、どちらに置くのが正解なのだろう。いい機会なので、ぜひスタンダードとなるアクセントをここで確立したい。知っている人からの連絡をお待ちする。

 2002/05/11 (Sat)

 体調、あまり回復していない。頭痛も少し残っている。ちょっと冷えこみすぎだよ。今年は春が早かったから、梅雨も早くなり、夏も早くきてくれるのかな。それならいいんだけど。

 ●体脂肪率追記。

 いろいろ反応があった体脂肪率の改善報告。実は、皮下脂肪はほとんど減っていない。おなかの脂肪を指ではさむと、ちょっとだけ薄くなったかなという感じで、たるみがなくなったという印象は、あまり受けない。では、何が減ったのか? 言うまでもなく、内臓脂肪である。下腹部のぽこんとした丸いふくらみが小さくなったことから、それがわかる(厳密にはCTスキャンを撮って前と比較しなくちゃいけないのだが、そこまでしなくても、感覚でおおむね察知可能)。実際の話、皮下脂肪はそれほど危険な存在ではない。むしろ体温の維持など、重要な役割を果たしている部分も多い(見たことのある人は「うりなり」で、皮下脂肪の極端に少ないうっちゃんが冷水での水泳をおこなおうとしたシーンを思いだしてほしい。あのとき、うっちゃんはあっという間にからだが凍えてしまい、すぐに水から飛びだしてしまった)。問題なのは、あくまでも内臓脂肪である。これこそ、まさしく緒悪の根元。あらゆる病気の源だ。これが、今回、劇的に減ったのは本当に快挙である。とってもうれしい。これこそが本来のダイエットの目的であろう。でも、見た目としては、もうちょっと皮下脂肪が減ってくれてもいいような気がする。つぎの5%は、皮下脂肪がターゲットだ。夏の終わりあたりを目安にしたいね。わたしの考える体脂肪率の理想は10〜15%ってとこ(女性は3%プラス)。アスリートでない人が10を切ると、日常生活がつらくなると思う。

「K-1 WORLD MAX〜世界一決定戦」2002年5月11日放送 TBSテレビ 19時〜20時54分

 うわあ。ガオラン選手、負けちゃったよ。びっくり。予想は大外れだったけど、ヒクソン選手の「パンチが強い者が勝つ」と言った言葉は本当だった。今度はボクシングの世界チャンピオンクラスからスピンアウトした日本選手をだしたほうがいいね。ミドル級……おお、竹原慎二選手がいるじゃないか。また逮捕者をだしてしまったガチンコファイトクラブはこのあたりで店仕舞いにして、リングに復帰してくれないかな。局も同じTBSなんだし。ガチンコK-1クラブでも、いいと思うよ。

 2002/05/10 (Fri)

 喉の痛み、とれない。痛みの範囲が胸のあたりにも広がってきている。しかも、喉飴を舐めすぎて、口腔内が荒れてしまった。おまけに頭痛も起きている。きょうは完全にダウンだね。天気も悪いし、気温も低いし、原稿も進まないし、困ったものである。とりあえず、さっさと寝てしまおう。

 2002/05/09 (Thu)

 注文してあった度付きサングラスができあがった。さっそく朝いちで取りにいく。いい感じに仕上がっていた。これで陽射しの強い日のサイクリングでも安心である。でもって、午後は某雑誌の取材。パソコンがうまく動作せず、ちょっとあせった。いつもはなんの問題もなく動くのに、こういうときだけ、機嫌を悪くしたりする。パソコンって、本当に不可解

 ●自転車総合保険。

 自転車で加害者になってしまう例などが盛んに報じられているので、自転車総合保険に入った。しかし、手近なところで簡単に加入できる保険がなかなか見当たらない。日本サイクリング協会の会員になると自動的に入れたりするのだが、Web上ですぐに手続きできるという代物ではないため、二の足を踏んでしまった。で、いろいろ調べたところ、セコム損害保険に手ごろな保険があることがわかった。武蔵野支社に電話すると、パンフレット加入申込書を即座に郵送してくれた。さっそく書類に記入し、保険料(3年契約で8810円)を銀行から振りこんだ。なんと、振込手数料もセコム損保持ちである。なんか、すごく得した気分。あとはセコム損保が経営危機に陥らないこと祈るばかりである。昨今の銀行、保険会社は何があるかわかったもんじゃないからね。

 ●喉。

 夕方までは調子がよかった。これはうまく悪化を回避できたかな、と思った。しかし、午後7時半すぎにいきなりまた痛くなりはじめた。いつもそうだが、わたしの喉はとつぜん急変する。湿度も高いし、喉飴も欠かしていない。うがいもしている。これでどうして悪くなるのか、ぜんぜんわからない。おかげで、治療を受けるたびに、耳鼻科のドクターが首をひねったり、うなったりする。わたしの持病で、いちばん厄介なのがこれだね。

 2002/05/08 (Wed)

 朝、けっこう冷えこんだ。せっかくからだが暑さに慣れるようとつとめはじめたのに、これである。この季節は、本当に油断できない。おかげで、喉の痛みがぶり返してしまった。悪化しなければ、いいのだが。

 ●体脂肪率。

 体脂肪率が20%ジャストになった。体重も2か月で6キロ以上落ちた。とくに運動などはしていない(ステッパーを踏むのもやめた)。自転車も、たまに乗るくらいである。減量に成功したのは、いま流行の低インシュリンダイエットのおかげだろう。もっとも、それもあまり厳密にやっているわけではない。食事直前に牛乳を飲む。ごはんを玄米にする(ただし、圧力釜を使うといった面倒なことは何もしていない。ふつうの電気釜でふつうに炊いているだけだ。違うとすれば、米を長く水に浸しているということかな)。じゃがいもとニンジンはできる限り避けるようにする。その程度だ。これで、ステッパー運動のみではどうしても破ることのできなかった×キロと×%の壁をあっさりと超えることができた。うーん、わたしがつぎつぎと踏みつぶしてきた、あのかわいそうなステッパーたちの意味は、いったいなんだったんだろう。かれらに対する供養のためにも、あと5%くらいは体脂肪率を下げたいね。

 2002/05/07 (Tue)

 予報が外れて、朝から雨が降っている。日中はずうっと曇りのはずだったのに。
 とりあえず、この雨の中、耳鼻科に行くだけではもったいないので、新宿にも足を伸ばすことにした(どういう理屈だ)。ジョーカー、東急ハンズ、ヨドバシカメラをまわる。ヨドバシカメラ、またビデオテープ売場の場所が変わっている。落ち着かないショップだなあ。で、8ミリの120MPテープ10巻セット(TDK)が1組だけあった。これが、わたしの愛用テープである。当然、買った。ヨドバシさん、もっとたくさん仕入れておいてよ。

 ●「しこる」追加情報。

 今度は、大分でも栃木方面と同様の意味で「しこる」が用いられているというメールをいただいた。もっとも、正しくは「しこる」ではなく、「しこをつける」と言うらしい。例として、「あんやつぁ、しこつけちょる(=あそこのヤツは、カッコつけている)というのが、記されていた。これ、いいなあ。これなら、関西の意味との混同をかわすことができる。今度からしこった作品に出会ったら、「しこつけちょる」と表現しよう。情報に感謝。

 ●しこった作品が好き。

 べつのメールで、「しこったアニメ、好きです。好きだとまずいんでしょうか?」という質問がきた。年齢は不明だが、若い人らしい。言うまでもなく、しこったアニメが好きで、問題はまったくない。好きになれるのなら、どんどん好きになりなさい。ある作品を好きになるのは、視聴者の勝手である。それを非難できる人は、どこにもいない。自分の感性に基づき、好きな作品を手あたり次第に増やしていってほしい。そもそも、若い人はしこった作品に惹かれやすいものなのだ。実際の話、わたしもそうだった。高校時代は、「ガロ」「COM」を購読していた。若かったからね。マガジン、サンデー、ジャンプの漫画よりも、「ガロ」「COM」に掲載されている作品のほうが、より高い位置にあると思っていた。でも、よく考えてほしい。「ガロ」「COM」のメインになっていた作品がなんであったのかを。それは徹底的にオーソドックスに構成されていた「カムイ伝」「火の鳥」である。この2作品に、しこったところは毫もなかった。偉大な金字塔として後世に残ったのも、この2作品である。山のように掲載されていたしこった作品の多くは、いま、さほどの評価を得ていない。思いつくのは、つげ義春さんの「ねじ式」くらいだろうか。これはたしかに傑作である。あのときのつげさん以外には、誰も描けない衝撃的な作品であった。しかし、それでも、わたしの現時点での評価は「ほんやら洞のべんさん」のほうが上になっている。オーソドックスに、ただ淡々と物語を描きながら、読む者をその世界に引きずりこんでいく力量の凄みを、はるかに強く後者から感じているためだ。その情景の中に、異様なものはひとつもない。だから、「ほんやら洞のべんさんは」すごい。そのように言いきることができる。
 映画の世界でも、これは同じだ。
 世界の映画人から高く評価されている日本の作品は、黒澤明監督の「七人の侍」であり、「用心棒」であり、小津安二郎監督の諸作品である。これらの作品にしこった演出は微塵も見られない。それがゆえに高く評価され、その名を映画史に深く刻みこんでいる。一方、日本のしこった映像の代表格である鈴木清順監督作品は、一部にカルトな人気を得ているものの、日本映画の代表作とはなりえていない。この清順監督作品こそ、まさしく「若い人がしこった作品に強く惹かれてしまう」現実の堂々たるサンプルであろう。わたしは、SFにおけるニューウェーブ騒動を思いだす。熱病だね。しこった作品の持つ不可思議な力が、世間を一時期だけ席捲する。だが、それはやがて鎮まる。そして、例外的な佳作を除き、数多くのしこった作品はいずこかへと消え去っていく。作品としてのスタンダードには、ほとんどの場合、なることができない。「しこった作品を好む」とは、そういうことである。歴史は何度でも繰り返されていくのだ。

 2002/05/06 (Mon)

 ようやく連休が終わる。あしたは耳鼻科で鼻スプレーを調達できる。つらい日々だったなあ。
 でもって、きょうはとくに何もなし。神金に行き、スポルティーフのハンドルの高さを調整してもらったのが唯一のイベント。どうやってやるのかと思っていたら、ネジひとつをゆるめるだけでオッケイだった。こうやって、自転車の構造を覚えていくのね。あと、タイヤレバーでタイヤをリムにはめこんでいく手順も見せていただいた。ここのタイトル、「日々是勉強」にあらためようかな。

 ●「しこる」その後。

 栃木県宇都宮市在住の方から、「こちらでは子供のころから『しこる』を『気取った』『お高くとまった』の意味で使っていた。最近はあまり耳にしない」という内容のメールをいただいた。実際に使われている例としてははじめての報告である。どうも、栃木県ではかなりの地域で「しこる」がこの意味で用いられているようだ。あとは小田原がどうかをたしかめてみたいね。小田原在住の夢枕獏さんに、機会があったら尋ねてみようと思っている。

 2002/05/05 (Sun)

 昨夜の「出没!アド街ック天国(テレビ東京 21時〜21時54分)高尾山の特集だった。見ていたら、無性に自転車で行きたくなった。しかし、とても行く気力がない(体力も)。そこで、とりあえず途中にある高幡不動までスポルティーフで行ってきた。高幡不動なら片道20キロ程度の距離である。しかも、行けば、ついでに交通安全祈願もできてしまう。

 てなわけで、昼食を終え、午後1時に家をでた。見積もり時間は片道1時間。経路は少し風が強そうだったので、府中を抜けていく旧甲州街道コースをとってみた。が、それが大失敗。そう。きょうは府中大國魂神社くらやみ祭の日である。行ってから、思いだした。道は神輿であふれ、人出もすごい。交通規制もおこなわれている。思わず、このまま大國魂神社に参詣して、帰ってしまおうかと思ったが、残念、自転車を止めるところすら見当たらない(ちょっと嘘)。なんとか通過して、先に進んだ。おかげで、到着予定時刻は15分の遅れ。高幡不動で30分ほど過ごし、2時45分に帰路につく。買ったおみやげは、お守りと柏餅(端午の節句だもんね)。コースは、府中を外して「多摩川かぜのみち」を使った。しかし暑い。気温は30度オーバーである。そういう中、多摩川はバーベキューラジコンヘリマニアロードレーサーの集団でものすごくにぎわっている。すれ違う自転車、追い越していく自転車、40万円以上はしそうな車種がけっこう目立つ。うーん、やっぱりロードレーサーはいいなあ。買うお金も、置場所もないけど。トホホ。

 で、帰宅したのは、3時50分ころ。ほぼ予定どおりであった。途中でやたらと停止し、持参したペットボトルの緑茶をがばがば飲んでいたので、ちょっとだけ遅れた。からだは、ほとんど脱水状態である。全身の水分が汗になってでてしまったという感じだ。正直、最後はかなりばてた。そろそろ猛暑対策も必要な季節だね。夏がくるのが、早すぎるよ。

 ところで、今回、ひとつだけむっとすることがあった。聖跡桜ヶ丘近辺の道路である(住所でいうと、一ノ宮3丁目あたりかな)。ここ、道幅が広く、自転車が安全に通れる路側帯もあるのだが、そこに違法駐車の車がずらりと並んでいる。その違法駐車だらけの交差点、角に交番があり、警察官も立っているんだけど、違法駐車を取り締まろうとする気配はかけらもない。実にもう不快だ。これを取り締まらないで、何を取り締まるというのだろう。これこそ、事故に直結する、悪質な違反である。見通しのいい直線道路無意味なねずみ取りをする暇があったら、ここの駐車違反を根こそぎ摘発しろよと言いたい。反則金の稼ぎも、それでノルマに達するはずである。ここの警官には給料を払ってほしくないね。まともに仕事をしていないんだから。

 2002/05/04 (Sat)

 気温が高い。風が強い。くしゃみは、相変わらずつづいている。薬を飲むので、いつまでもずうっと眠い。なかなかすてきな連休である。

 ●パンク。

 自転車の話ではない。アニメの話。調布CATVが4月からアニマックスの配信をはじめたが、とてもチェックしきれない。いよいよギブアップ寸前である。本数が増えることよりも、新作をオンエアする局が増えるほうが厳しい。局が増えると、放送時間帯が重なることが多くなる。CATVの番組は専用チューナーで受けているから、裏表になると同時録画ができない。再放送がある作品はシフトさせて録画という手も使えるけど、再放送予定がなかったり、3局くらい重なったりすると、もうたいへん。ビデオデッキが7台あっても、こうなると、完全にお手あげである。それにアニメよりもドキュメンタリーのほうを優先したいしね。こんな時代がくるとは、ちょっと予測していなかったなあ。

「地球に好奇心 パンダ 野生の謎に迫る〜中国・原始の森で何が?」2002年5月4日放送 NHK衛星第2 19時30分〜20時45分

 BGMに「STRANGE DAWN」が使われている。「地球に好奇心」は、前にもこれを使用していたことがあった。担当者が好きなのか、この番組自体で、この曲を多く使っているのかは不明。でもって、番組の内容は、中国四川省に棲む野生パンダの生態報告である。野生のパンダはいまひとつ毛色が悪い。まだらに黄ばんでしまっている。しかも、パンダって、本当に生きるのがへた。仕方ないよね。パンダはもう種として限界にきている動物なんだから。こういう種は、自然の法則により、通常はさっさと片づけられてしまう。絶滅し、それに代わる種が今度はその位置を占めていくことになる。だが、人間はそれを許さない。自分たちのお気に入りの種は絶滅させないで、なんとか残そうと努力する。自然の摂理に反することが大好きな生物なのだ。かくして、人びとはパンダの保護に躍起になる。たしかに、これだけかわいい姿をしているんじゃ、誰でもそうすると思うよ。もしかしたら「かわいい」というのも、種の保存の重要な武器かもしれない(かなり嘘)。

 *再放送情報(変更の可能性あり)

「地球に好奇心 パンダ 野生の謎に迫る〜中国・原始の森で何が?」5/5 NHK衛星第2 23時30分〜24時45分

 2002/05/03 (Fri)

 きのう、いつも使っているアレルギー鼻炎用の点鼻薬が切れた。なんというタイミングであろう。木曜日は耳鼻科の休診日である。そして、3日から6日までは連休となっている。スギ花粉はとうに終わったが、わたしのアレルギー性鼻炎はぜんぜんおさまらない。いろんなアレルゲンにひっかかっているため、点鼻薬は1年中欠かすことができなくなっているのだ。
 というわけで、きのうから鼻がぐずぐずである。くしゃみも連発している。とりあえずドラッグストアに行き、ベンザALを買ってきて服用しているが、なぜか、あまり効かない。スギ花粉だと、すぐに症状が消えるんだけどなあ。不思議だ。ああ、早く連休が終わってくれないかな。

「BBC地球伝説 エイプマン(1)」2002年5月3日放送 BS朝日 20時〜20時55分

 6回シリーズで放送される、人類の進化を特集したドキュメンタリー。ちょっとつくりが退屈。それにベンザAL服用からくる睡魔が重なって、見ているうちにどんどん眠くなってきた。いい作品だが、こういう体調のときに視聴してはいけない。2回目は6日放送予定。連休の最終日だ。まだ医者の休診が終わっていない。まともに見られるようになるのは7日の3回目からだね。トホホ。

 2002/05/02 (Thu)

 すっきりと晴れた。さっそく自転車(クロスバイク)に乗ってユニクロに行き、ドライTシャツを買ってきた。そのほかにも銀行やら、CDショップやらをまわる。途中でチェーンリングカバーが割れた。装着されていたのはプラスチック製の安物である。スニーカーの爪先がこつんと当たったら、あっさり割れた。購入したショップの近くにいたので、さっそく立ち寄り、見てもらった。ブリヂストンのパーツとしてはチェーンリングカバーというのはないと言われる。直すとなれば、クランクセットごとの交換になるんだそうな。昨今は、なんでもアッシーになっているんだねえ。しかし、まるごと交換するのなら、いっそコンポを105くらいにしてしまいたい。割れたカバーも含めて、このクランクキット、いかにも安い製品という感じなんだもん。とりあえず、ズボンの裾はいつも縛っているので、チェーンリングカバーは不用である。ショップでは割れたカバーを外すだけにしてもらい、帰宅した。で、スポルティーフに乗り換え、ホームセンターを往復。神金にも寄って、携帯用のエアポンプを購入した。これで、走りだしてから空気圧の低下に気がついてもオッケイである。ただし、パンクの修理は、まだできない。それは、今後の課題となっている。

「.hack//SIGN」2002年5月1日放送 テレビ東京 毎週水曜日24時55分〜25時25分

「しこる」という言葉がある。むかし、大阪のSF同人誌に参加していた友人が使っていた。ひどく気取った語り口の、いかにも青臭い、素人じみた作品を読んで、その友人が「しこった小説だなあ」と言った。意味を聞くと、「気取っている。体裁を飾っているということだ」と答えた。それも、かなり悪い印象を伴っているらしい。「なるほど」と思った。関西には、そういう表現があるのかと納得した。

 それから30有余年、それが関西弁の「しこる」の意味ではなかったことを先日、知った。関西弁の「しこる」は「騒ぐ」「暴れる」という意味で使われ、「気取っている」という意味では使用されていないという。では、どの地域だと「しこる」が「気取っている」の意味になるのか? ネットで検索したら「名古屋弁」にあると記しているサイトがあった。これは、まったく信じられない。名古屋市中区には「しこる」という言葉を「気取っている」の意味で使っている者はひとりもいなかった。そんな方言、名古屋では一度も耳にしていない。だからこそ、友人が「しこった作品」と言ったときに意味を問うたのである。もし、名古屋で用いられているとしたら、それは最近になって、よそから入りこんできた外来語ではないだろうか。ちょっと前、疋田智さんのメールマガジンに「愛知県地方では、自転車のことを『けった』と言うのね。けったマシーン。その名古屋で『KETTA祭り』をやろうという企画が、鋭意準備中なのだそうです」という記述があった。もちろん、わたしが名古屋にいた1970年3月まで、こんな表現は存在していなかった。わたしも、わたしの家族、友人、知人もみな、自転車は「自転車」と呼んでいた。「けった」なんて言葉、使っている人は皆無であった。しかし、それを聞いた家内(岐阜県は、下呂の近所出身)が、こう言った。
「あとから入りこんだのよ。わたしの故郷でもそんな言葉はなかった。でも、1970年代の頭に実家に帰ったら、妹が自転車のことを『けった』と呼んでいた。びっくりしたわ。名古屋も、そういうことになっているんじゃない?」
 要するに外来語が一種の流行語として扱われ、それが定着してしまったということだろうか。少なくとも、これを方言の中に含めるのは、おかしいと思う。これは、ただのへんな言葉だ。

 話が大幅に脱線した。「しこる」に戻ろう。

 わたしの疑問を受けた友人たちが、各地の方言について、あれこれ調べてくれた。それにより、「しこる」「気取っている」の意味で使っている地域として、栃木県足利市、栃木県塩谷郡、群馬県吾妻郡、埼玉県大里郡妻沼、神奈川県小田原といったところがピックアップされてきた。これらの地域では、「しこる」が「気取っている」といった意味で使われているらしい
 そこで、「.hack//SIGN」である。
 この第1話を見たとき、わたしの頭に浮かんだ言葉は「しこった演出だなあ」というものであった。標準語の「気取っている」ではなく、方言の「しこった」がでてきたのは、そこに、否定的な印象が含まれていたからである。「嫌みったらしく気取っている」という感じだろうか。だが、そんな強いニュアンスではない。そこで、むかし覚えた「しこる」が登場してきた。こういうとき、方言は便利だね。
  しこった演出は、作品をスポイルする。作品をつまらなくし、全体の構成をいびつに歪めてしまう。わたしは「しこった演出」を絶対に認めない
「.hack//SIGN」はずうっとしこっていた。先にも述べたが、これは単純な内容の作品だ。ネットワークゲームの世界が、ごく当り前の形で、とくに凝ったところもなく、単純に映像化されている。ひじょうに好ましい単純さだ。が、「それでは作品が低く見られる。少しは高尚に見せかけよう。でなきゃかっこ悪い」とでも、スタッフが考えてしまったのだろうか。その単純な世界の物語を、やけにしこった演出で強引に歪めてしまった。これが、実にもうださい。見ていて、うんざりしてしまうださい演出だ。どうして、こんな勘違いをしてしまったのだろう。毎回、見るたびにわたしはそう思ってきた。

 ところが(と、ようやく本文に入る)、今回、放送されたエピソードは違った。驚くほど素直な演出で、作品が形成されていた。ストレートというか、直球というか(同じだよ)、23分が、みごとにすっきりと構成されている。わたし、正直いって、はじめて、この作品をおもしろく見ることができた。2回くらいは、うなずいてしまうカットもあった。この単純な物語には、このまっすぐな演出がよく似合う。今後も、この方針でつくっていってくれると、当初の悪印象を、ある程度まで払拭できるんじゃないかなあ。ただし、せりふすら聞きとれなくする、あのくそやかましいBGMの音量が、もう少し絞ってもらえたらの話だけど。あの音量は、出来不出来を云々する前に、ただひたすら迷惑である。ずばり、書いてしまおう。関係者、耳おかしいんとちゃう?

 2002/05/01 (Wed)

 朝、最初のメールチェック11通きていると表示された。しかし、実際に受信フォルダに残ったのは6通。あとの5通はジャンクメールとして選別され、そのまま削除された。で、残った6通のうちの2通がジャンクメール。つまり、ちゃんとしたわたし宛のメールは4通だけだったのだ。まったく、あきれちゃうね。

 ●ウイルスチェック。

 so-netのウイルスメールチェックサービスを申し込んだ。月150円の有料サービスである。5月末には、迷惑メール排除サービスもはじまるらしいので、それにも期待している。これで、メールサーバがしばしばダウンすることさえなくなれば、とくに文句もないんだけどなあ。

 ●視聴中止について。

 今回から毎回、理由を書くことにした。視聴中止が評価ではなく、否定的な意味はまったくないことを何度書いても、新規来訪者に、その場で理解してもらえないので方針を変更する。記されている中止理由は(言うまでもないことだが)何か意図を持った評価や批評ではない。そう勘違いする人がでてきたりするので、ただ「視聴中止」とだけ記述していたんだけど、それがまたべつの誤解を招いたりする。実にもう困った状況だね。

「東京ミュウミュウ」2002年4月26日放送 テレビ東京 毎週土曜日8時〜8時30分

 視聴中止。あらゆる意味において、理解するのがむずかしい作品である。

「激闘!クラッシュギアTURBO」2002年4月28日放送 テレビ朝日 毎週日曜日7時〜7時30分

 視聴中止。わたしの基準では、この作品はもともと視聴対象に入っていない。が、ちょいと個人的な事情があり、見つづけていた。しかし、それも、もうそろそろいいだろうということで、視聴を中止することにした。最初から対象外作品だったものが、方針どおり対象外となった。これは、それだけのことである。