日々是口実

2002年4月分

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 2002/04/30 (Tue)

 連休の谷間の平日なので、忙しい。駅前に行き、銀行をまわって医者に薬をもらう。そのあとは新宿に移動して某出版社の人と打ち合わせ。さらにユニクロヨドバシカメラ東急ハンズを覗く。で、最後は駅前に新しくできたメガネスーパー。手持ちのサングラスに度付きレンズを入れてもらうことにして、帰宅。このメガネスーパー、すごく丁寧で親切。客に対する気配りが、半端でない。びっくりだね。いままでいろいろな眼鏡屋に顔をだしてきたけど、これほど完璧な接客態勢ができているところははじめて。感心してしまった。

「妙案コロシアム」2002年4月30日放送 NHK総合 21時15分〜22時

 テーマは放置自転車。東京は小岩駅前周辺の放置自転車問題について対策を話し合う番組である。しかし、小岩は本当にひどいね。驚いたのは、駐輪場ががら空きになっていたってこと。調布の場合、無料の駐輪場はほぼ満車になっている。その上で、放置自転車が駐輪禁止地域にあふれている。絶対的に駐輪場が足りないって感じだ。「自転車生活の愉しみ」の著者、疋田智さんも言っておられるが、この放置自転車問題に関しては、場当たり的な対策はあまり効果がない。もっと抜本的な対策が要ると思う。自治体そのものが、自転車の意味とは何か。自転車のあるコミュニティとは何かを明確に認識する。ここから、やらないとだめ。でなければ、どう手を打っても、いつかはパンクする。番組の最後で、いろいろな地域から知恵をもらった小岩の人たちが駅前に集まる自転車を駐輪場に誘導することに成功し、放置自転車を激減させるシーンを流していたけど、駐輪場があふれる日がくることには何も触れていない。実際の話、成功例として紹介されていた吉祥寺の週末も、うまくいっているとはとても言えない状態である。有料、無料も含めて、土日の駐輪場は完全にパンクしていた。わたしは、それを身をもって体験している。この状況を打破するための妙案を示せた人は、ひとりもいなかったのではないだろうか。

 2002/04/29 (Mon)

 ●サスケ疲れ。

 ふうちゃんがやつれている。人間の年齢でいえば90歳近いふうちゃんは、1日のほとんどを寝て過ごす。その眠りをサスケが破る。サスケは親にじゃれるつもりでちょっかいをかけているのだろうが、捨て猫だったふうちゃんは他の猫との接触を経験することなく生きてきたため、その意味が理解できない。だから、熟睡しているとき、しっぽにからまれ、に飛びつかれ、を噛みつかれると激怒する。しかし、どつかれようが、威嚇されようが、サスケはまったくひるまない。何度でも、ふうちゃんに向かっていく。根負けしたふうちゃん、いまはただ逃げまわるばかりだ。ああ、いつになったら重なり合って眠っているふうちゃんとサスケの写真を撮れるのであろうか。年内には、なんとかしたいね。

「樹海 富士が創った不思議の森」2002年4月29日放送 NHK総合 19時30分〜20時45分

 みどりの日特番という感じの内容。富士山の青木ヶ原樹海に棲む動植物をレポートしている。樹海といえば、自殺屍体捜索という言葉が頭に浮かぶが、そういうカットはひとつもない。サックス奏者の坂田明さんをホストに、環境ビデオのように映像が流れていく。圧巻は粘菌の描写。実に興味深い。もっとも、全体的にはあまりにも心地よい映像がつづいていくので、ときおり意識が消えてしまった。機会があったら、ビデオで見直してみよう。でも、きっとまた寝てしまうね。

 2002/04/28 (Sun)

 スポルティーフは家の中に置いているが、駅前なんかにでるときの足として日常的に用いているクロスバイクのほうは、外にだしっぱなしである。外といってもひさしの下になっているので、たいていの雨はしのぐことができる。しかし、強風時の横殴りの雨はだめ。どうしても少しはかかってしまう。そのせいかどうかは不明だが、ふと見ると、チェーンリングにちょっとだけが浮きはじめている。これはまずい。さっそく歯ブラシにオイルをつけ、ごしごしとこすって錆を落とした。ついでに、チェーンオイルも注しておく。もちろん、よぶんなオイルはウエスで完全に拭っておいた。ささやかな整備であるな。オートバイ時代は、この程度のことも自分ではやらなかったような気がする。

 ●合併銀行のATM。

 知人から「合併銀行のATMで現金による振りこみができなくなったのはUFJ銀行だけではない」という話を聞いた。システムの改変に伴う機能制限かなあ。また、べつの知人からは「ATMの現金扱いは、お釣りの用意や警備など、保守コストがたくさんかかる」という情報をもらった。てえことは、合併のどさくさにまぎれて、業務のコストダウンをはかったということだろうか。それだったら、やはり納得できないね。みずほ銀行の騒ぎに目を奪われて、こういうサービス低下を見逃しちゃだめだよ。>マスコミ。ぜひ、どこかで批判的に取りあげるべきである。NHKスペシャルなんか、どう?

 2002/04/27 (Sat)

 わりといい天気になったので、とりあえずクロスバイクでホームセンターに行き、ウエスを2キロほど買ってきた。10キロのパッケージもあったが、それはちょっとデイパックに入らない。でもって、いったん帰宅し、スポルティーフに乗り換えて、今度は近所を適当に走りまわる。が、後輪の具合がよくない(サドルはオッケイだけど)。たわみながら横に流れるような感じがする。これは空気だなと思い、神金に寄った。見てもらうと、やはり、後輪だけ空気が1キロ以上抜けている。乗る前の点検は省かないほうがいいね。空気圧の低下はパンクにつながるから。今回は、ちょっと油断してしまったなあ。

 ●UFJ銀行のATM。

 UFJ銀行の口座に料金を振りこむため、近所のスーパーに付属しているUFJのATMを使おうとした。しかし、これが使えない現金での振りこみが、いつの間にか不可能になっているのだ。手続きしようとすると、「カードから」「カードと通帳から」しか選べない。三和銀行のATMだったときは何度もここから振りこんでいるので、現金での振りこみができないATMではなかった。ということは、もしかしてUFJになってからだめになったってこと? それ、納得できないなあ。合併してサービスが悪くなるなんて、ちょっとひどすぎるんじゃない? 何があってもUFJには口座を持たないようにしようと決めた一瞬であった。

「日印国交50周年記念 立体生中継 インド・心の大地 プロローグ 文明と宗教の源流を訪ねて」2002年4月27日放送 BS-hi 16時30分〜17時55分

 いよいよはじまった。プロローグはジャイサルメールアジャンタ石窟エローラ石窟からの生中継(BS2のほうは、やはり録画放送であった。最初にテロップがでた。「立体生中継」というタイトルなので、録画番組であっても、番組表からその表現を消すことができなかったのだろう。でも、やはり迷惑だ)。
 で、アジャンタとエローラの二大石窟寺院である。ああ、すばらしい。わたしはこの石窟の写真集「インド石窟寺院(佐藤宗太郎著。1985年、東京書籍発行。41,000円)を持っている。しかし、これをテレビの生中継で見ることができるとは思っていなかった。しかも、ハイビジョン映像である。エローラのカイラーサナータ寺院、ハイビジョンで見ると、舞台の書割りみたいな感じになってしまうね。鮮明すぎる映像の宿命であろうか。いやもう、本当にテレビって最高。わたしが気温41度、湿度16%なんてところに行ったら、即死してしまうよ。テレビは、気温26度、湿度60%に保たれた快適な部屋でのインド石窟寺院鑑賞を可能にしてくれた。つぎは南米、ギアナ高地の頂上あたりからハイビジョン生中継してくれないかな。大丈夫。NHKにできないことはない。そういうことをしてもらうために、わたしは聴取料をきちんと支払っているのだ(けっこうマジ)。

 2002/04/26 (Fri)

 ビデオデッキの修理が完了。思ったよりも早く直った。さっそく駅前まで引き取りに行く。天気はいまいちだね。予報がずれて、東京は日曜まですっきりしない状態がつづくらしい。スポルティーフのサドルチェックは、それまで延期である。

「美の回廊をゆく〜南アジア至宝の旅」2002年4月26日放送 NHK衛星第2 20時〜21時
「人間仏陀の生涯〜古代インド・こころの旅」2002年4月26日放送 NHK衛星第2 21時〜22時30分

 どちらも「インド・心の大地」の関連番組。新作ではなく、再放送である。「南アジア至宝の旅」は「永遠の栄華・白亜にこめて〜インド タージ・マハル」「天地をのみ込んだ神々〜インド・ヒンズー教寺院」という30分ずつ2本ぶんのタイトルが入っている。もしかしたら、前に録画したことのある作品かもしれない。でも、いい機会なので、すべて録画し直すことにした。ちなみに本番の「インド・心の大地」は、あす27日からはじまるのだが、この構成がよくわからない。NHKのサイト情報によると、BS-hiで夕方にやるのとBS2で19時半から放送するものは同じ内容らしいのだが、BS-hiにもBS2にも「立体生中継」と書かれている。同じ内容なら、BS2のほうは「生」じゃないよね。よくわからないから、両方とも録画してみるつもりでいるけど、こういうはっきりしない表記は避けてくれないかな。>NHK。ちょっと迷惑である。

 2002/04/25 (Thu)

 きのうの余波で、全身に痛み。モニターの移動については、ほとんど友人がひとりでやってくれたのだが、それに伴う部屋の片づけや本の移動などで、からだががたがたになってしまった。さすがは自他ともに認める虚弱作家である。肉体労働をおこなうと、あっさり壊れてしまう。繊細なガラス細工のようにもろい(自分で言うか?)。

「クローズアップ現代 急増 自転車の加害事故」2002年4月25日放送 NHK総合 月〜木 19時30分〜19時55分

 自転車が加害者になる事故が増えているというレポート。番組内にでてくる自転車乗りのひどいこと。しかし、こういう連中、本当にたくさんいるんだよね。自転車の世界に戻って、あらためてそのことを痛感した。車道の右側を走るなんてのはざらにいる。無灯火も、すごく多い。ちゃんと道路交通法で罰金、反則金も制定されているのだから、その金額を違反者全員に支払わせればいいのである。もちろん、平気で違法駐車している四輪も、それは同じ。甲州街道にずらりと駐車している車すべてから5万円ずつ徴収したら、けっこういい実入りになるんじゃないかな。あれがいるから、自転車はやむなく車道中央にでたり、歩道に移ったりせざるをえなくなるのである。無意味なねずみ取りなんかはとっととやめて、取り締まりの重点をそちらに移行させたほうがいいと思うよ。反則金徴収にノルマを課し、予算をどう確保するのかだけを必死で考えている昨今の警察には、そんなまっとうなマネ、金輪際できないかもしれないけど。

「インド 祈りの世界」2002年4月25日放送 NHK衛星第2 20時〜20時45分

 いよいよはじまる大インド特集「インド・心の大地」の第1弾というか、露払いのような番組である。露払いなので、インドの総合紹介といった内容。早くいえば、番組の形をした予告篇ね。したがって、あまりおもしろくはない。でも、インドの文化などが、これ1本でおおむねわかるという利点もある。なんにせよ、あした以降の放送が楽しみだ。石窟寺院からの生中継なんかはハイビジョンのほうで見たいな。

 2002/04/24 (Wed)

 新宿に買物に行く。あちこちまわることにしたので、とてもあわただしい。ものすごく疲れた。きょうはもう完全にぐったり。しかし、午後8時からさらに厳しい試練が待っていたのであった。

 ●スポルティーフのサドル。

 新しいサドルを買ってきた。クロスバイクにつけているのと同じ、BGのCompである。これは、わたしのお尻と相性がいいことが、すでにわかっている。さっそく交換して、ちょっとだけ試し乗り。すごく調子がいい。だが、この程度ではまだオッケイとは言えない。25日は雨らしいから、26日か27日に遠乗りして確認してみよう。

 ●モニターの掃除。

 午後8時過ぎに友人がきて、作業をはじめた。床に転がっている雑誌や本を片づける。オーディオ機器を移動させる。パソコンデスクの一部を解体する。あきれるほど大がかりな作業だ。しかし、なんとかモニターを傾斜台から引きずりだし、カバーを外すところまで到達した。が、カバーが外れない。というか、どうやって外していいか、まるでわからない。ネジ2本を抜いて適当にひっぱってみるが、カバーは不動状態である。強引に扱ってカバーを割ってしまったら本末転倒なので、分解掃除は断念し、今回はドライヤーと掃除機で内部の埃を追いだすだけにした。これでだめなら、そのときはそのときである。SONYのサービスに電話するさ。とにかく、時間はかかるが、傾斜台から引きずりだせることはわかったのだ。それだけでも、大きな収穫を得たと言っていいだろう。たぶん。

 2002/04/23 (Tue)

 午前10時20分ころから、ここのカウンターが死んでいる。復旧には、まだしばらく時間がかかるらしい。カウンターがでないと、いまひとつ画龍点睛を欠くという感じがするなあ。

 ↑という情報を14時半過ぎに入れたが、まだ完全回復はしていない。しかし、迂回路を使って、とりあえずカウンターが表示されるようにはなった。まだカウンターが表示されていない人は、ブラウザで再読みこみをしていただきたい。うちは、それで表示が復活した

 ●自転車で散歩。

 せっかく完成したスポルティーフだが、なかなか乗る機会がない。とりあえず、きょうはむりやりスケジュールをあけて、野川公園まで往復してきた。それでわかったのだが、どうもサドルの具合がよくない。わたしのお尻にぐりぐりと食いこむ感じがする。はっきりいって、痛い。このサドル、悩みに悩んで決めたものなんだけど、いまひとつ、わたしのお尻との相性が悪かったようだ。しかし、サドル選びはむずかしい。手で押した感じがけっこうやわらかくても、痛いものは痛い。逆に固めのサドルが意外にも快適だったりする。こればっかりは、買って長距離を走ってみないと、まるでわからない。今回は、ちょっと外れちゃったみたいだね。

 2002/04/22 (Mon)

 20日発売となっていたムックを買いに本屋まで行ってきた。しかし、そのムックは発売日が遅れ、23日入荷になったという。ちっ、あした行けばよかったぜ。

 ●モニター不調、その後。

 旭日工房のほうで、ふたりの方からアドバイスをいただいた。要するに、モニター内部を掃除すればいいらしい。たしかに、半年ほど放置しておくと、パソコンの中はみごとに埃だらけになってしまう。モニターの中も、当然、同じような状態になっているのだろう。2年半の放置であるから、それはもうひどい状況に違いない。だが、問題は、モニターをパソコンデスクから引きずりだせるかどうかだ。旭日工房にも書いたが、うちのパソコンデスクはモニター置場が傾斜台になっている。ここに重量32kgの21型モニターを落としこむのは、本当にたいへんな作業であった。今回は、引きずりだし、掃除してからまた落としこむのである。考えるだけで、気が遠くなるね。とりあえず、友人に救援要請の電話は入れた。なんとか、モニター掃除が実現できるようがんばってみたい。ぎっくり腰の再発だけは、何があっても避けたいよお。

 2002/04/21 (Sun)

 数日前からメインマシンのモニターの調子が悪い。起動してしばらくすると、ぱちっといって1回、画面が弾ける。そのあとは、何ごともなく、ちゃんと表示されるのだが、これって、寿命が近づいている兆候だよね。買ってから2年半しか経っていないんだけど。21型モニターは、まだけっこういい値段だから、買い換えはちょっとつらい。なんとか、あと2年くらいふんばってくれないかな。これ買ったときは「つぎは大型液晶の時代だ」と思っていたんだけど、それは、もうちょい先なんだよなあ。

 ●しまちゃん改名。

 あまりにも元気。しかも、タフ。あちこち飛び跳ねながら走りまわる上、立っている人のやケージの金網をやたらと登りたがる筋肉番付マニアみたいな子なので、急遽、名前を「サスケ」と変更することにした。ロープ・クライミングは、絶対に得意だと思う。

 ●ふうちゃんとサスケの大きさ比較。

 同じ寝床で寝ているところを撮影してみた。いまは、これくらいサイズが違っている。

 fu_oke.jpg sasuke_oke.jpg


 2002/04/20 (Sat)

 とにかく風邪を癒そうと、ヒッキーをつづけている。でもって、きょうは自転車雑誌の発売日。わたしは何かをはじめると、その関連雑誌を毎月購読するようになる。オートバイのときは、月に7冊くらい買っていたんじゃないかな。スキーは3冊、パソコンはいまでも4冊(週刊もあるから4種と書いたほうがいいかも)。とにかく、まず活字の情報がないとだめなのである。自転車雑誌は3冊買ってきた(息子に行ってもらったんだけど)。うち1冊は季刊誌である。自転車雑誌は少ないから、楽ね。MTB、BMXの専門誌は多いらしいけど、わたしはそちらに興味がないので、これで十分。からだを休めつつ自転車雑誌を読み、ビデオを消化する。あしたには、すっぱりと癒っていていほしいなあ。

 今期視聴アニメリスト。2002/4/20 現在

 月曜日 ロックマンエグゼ、犬夜叉、名探偵コナン、あずまんが大王
 火曜日 東京アンダーグラウンド、フルメタル・パニック、遊戯王、天地無用GXP、ラーゼフォン、ちょびっツ
 水曜日 シャーマンキング、テニスの王子様、ヒカルの碁、.hack//SIGN、藍より青し、フィギュア17
 木曜日 七人のナナ、ポケモン、アベノ橋魔法☆商店街
 金曜日 なし
 土曜日 東京ミュウミュウ、ミルモでポン、RAVE、HAPPY☆LESSON、天使な小生意気
 日曜日 クラッシュギアTURBO、おジャ魔女どれみ、ぴたテン、ONE PIECE

 2002/04/19 (Fri)

 風邪、どんどん悪化中。喉がまた腫れてしまったので、かなりつらい。朝起きたときはまあまあだったんだけど、それをいいことに、ちょいと神金さんに行ってきたら、帰宅後、一気に腫れてしまった。でも、神金さんでサウジアラビアのワールドカップ2002ピンバッジをもらったから、よしとしよう(おいおい)。

「コンドルヒーロー 最終回」2002年4月18日放送 BSフジ 毎週木曜日22時30分〜23時

 この最終回を見る直前までは、吉川英治氏「鳴門秘帖」との比較を交えつつ、ちょっと力の入った作品考察をおこなうつもりでいた。しかし、最終回を見て、その気持ちはあっさりと萎えた。この最終回はまずいよ。父親の死の謎とか、ヒロインの姉弟子との確執とか、育ての親との因縁とか、モンゴルの王子との決着とか、そういう物語の核心部分をすべて放りだし、主人公の生命すら見捨ててしまって、いきなり話が断ち落とされるように終わってしまうんだもん。これはないよね。アニメーティングや作画品質、演出など、映像作品として見るべきところはほとんどなかったが、それでも、そのストーリー展開の手法に、ある種のおもしろさを見出だしかけていたのに、その期待があっという間に瓦解した。実にもうがっかりである。こういう作品は、つくらないほうがいい。まじに、そう思う。

 2002/04/18 (Thu)

 一夜明けて、風邪、少々ぶり返し気味。なかなかすっきりとは癒ってくれない。とりあえず、いま一度静養し、からだを休めることにする。
 というわけで、きょうは

 これだけ。

 しかし、このままだとちょっとさみしいので、ふうちゃんしまちゃんのツーショットを掲載しておく。いまは、ここまでの接近が精いっぱい。これ以上近づけると、ふうちゃんの猫パンチがしまちゃんに飛ぶ。

 fu_sima.jpg

 2002/04/17 (Wed)

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「小松左京マガジン」に掲載される小松さんと夢枕獏さんの対談が、小松左京事務所のイオでおこなわれた。なぜか、わたしもその場所に顔をだす。対談とはぜんぜん関係ないが、座にちょいとにぎやかしがほしいということで、呼ばれた。こういうのは得意なので、ほいほいと引き受けてしまう。でも、まさか、その直前になって風邪をひくとは思っていなかった。とりあえず、必死の安静維持により、風邪の症状はほとんど消えた。あとは安定しない天気と、台風並みの強風だが、それも家をでるころには、かなりおさまっていた。写真は、小松左京マガジン用の撮影をしている小松さんと獏さん。横から撮っているので、目線があっちに行っている。ちゃんとした写真は、小松左京マガジンで見ていただきたい。対談も、なかなか興味深い内容だよ。わたしは楽しく拝聴した。

 2002/04/16 (Tue)

 風邪、かなりよくなったのだが、まだ起きだすと、少しからだがつらい。頭がくらくらする。あした外出予定があるので、なんとか回復させたい。きょうも、自宅で終日静養

 ●ビデオデッキ壊れた。

 いちばん古株の8ミリデッキ。でも、使いやすいので稼働率もいちばん。故障の回数もいちばん。今回はテープを呑みこんだまま、吐きだしてくれない。かつてのSONYはアフターサービスに関してはトップクラスの優等生であった。しかし、2000年の4月にサービスステーションを閉鎖してから、SONYのアフターサービスのランキングは、最低クラスに落ちた。今回も修理するとなると、近所のショップに本体を持っていかなくてはならない。しくしく、何も風邪をひいて倒れているときに壊れなくてもいいじゃないか。いつ、持っていけるかなあ。

 ●「十二国記」の視聴中止。

 なぜ、1話きりで見るのをやめたのかを問うメールが届いた。最近、ここを読みはじめた人らしい。一般的な「視聴中止」については、バックナンバーに、その意味が書いてあるので、それを参照してほしい。一応、再掲載しておこう。「視聴中止」とはこういうことである。

「視聴中止」は作品の評価ではない。基本的な意味は、わたしが能力的に評価できない作品であるという表明だ。評価は、なぜこういう評価をするのかを言葉できちんと示さなくてはいけない。でないと、ただの悪口になってしまう。しかし、作品には、どうしても理解できないものというのが存在する。人には人の「評価をするための論理的基盤」というものがあり、そこから外れた作品は結果として理解不能となる。テレビでよく映画評論家が「なによ、これ、あたしにはぜんぜんわかんない話。こんな映画、ついていけないわ」などと言っているシーンを見るが、これがその状態である。こうなったとき、わたしは何も書かない。また、見ることもしない。素直に「視聴中止」とする。たまに「そんなに低い評価しかしない作品をなぜ見つづけるんだよ?」と訊く人がいるが、低い評価をしているということは、評価ができるということである。そういう場合、わたしは見つづけて書くようにする。見ないで「あれはひどい作品だ」などというのは、クリエイターに対して失礼である。作品、とくにアニメシリーズをつくるというのは、たいへんな作業だ。作品は制作され、完成しただけでも、そこに高い価値がある(「作品」ならばね)。見ないで何か言うことはできない。とはいえ、理解できないまま、見つづけるということも相当にむずかしい。そこで「視聴中止」となる。ただし、ものには例外があり、あまりに作品内容がつらいので「視聴中止」にするケースもまれに発生する。そのことを記して視聴中止にすることもあるし、黙って、ただ「視聴中止」とのみ書くこともある。どれが例外なのかは、流れで推察していただきたい。なお、いったん「視聴中止」にしてしまった作品は、何かの拍子で視聴を再開しても、もう触れることはしない。中抜けであれこれ言うのは、クリエイターに対して礼を失した行為になってしまうから。

 で、「十二国記」だが、実は、上記とは視聴中止の理由が異なっている。理解不能には陥っていない。また、作品的に難じるようなところも皆無である。そもそも第1話だけでは、構成の良否も判定できない。そういう段階で評価や感想を書かずに「視聴中止」にしたのは、見つづけるのが困難になる個人的理由があったからだ。それだけである。個人的理由なので、当然、その内容は記さない。書くと、どうしても非難しているような文章になってしまう。しかし、こちらにそのことを非難する意志はまったくない。それは、個人の問題であり、普遍的に論じられる瑕疵とははっきり違うBSフジで、少し前から「るろうに剣心〜明治剣客浪漫譚〜(星霜編)」というのが繰り返し放送されているが、この作品、わたしは冒頭2分を見て視聴をやめた。「十二国記」の視聴中止も、理由は基本的にこれと同じである。この程度のヒントで、事情を察していただきたい。よろしくお願いしておく。

「満月(フルムーン)をさがして」2002年4月13日放送 テレビ東京 毎週土曜日7時30分〜8時

 視聴中止。これは本当に理解不能

「ER VII」2002年4月15日放送 NHK衛星第2 毎週月曜日23時15分〜24時5分

 SF大会の参加者がたくさんでてくる。タイトルが「Mars Attacks」だったから、どんな内容かと思っていたら、これだったとはね。シカゴの大会だから、時期的には第58回ワールドコンの「CHICON 2000」ってことかな。しかし、バルカン人になるために耳をはさみで切るとか、どうして、こんないかにも実在しそうなやつがでてくるのだろう。おかげで、家じゅう大爆笑さ。でも、いちばん驚いたのは、こういうふつうのテレビドラマにSF大会がごく自然にでてきたってこと。アメリカの状況がほの見えるね。日本のドラマで、これはちょっと無理。「開運!なんでも鑑定団」が精いっぱいである。

 2002/04/15 (Mon)

 予想どおり、生体システムダウン。寝こんでしまった。熱はさほどでもない。でも、全身がだるく、胸が痛くて咳がでる。こうなると、ビデオの消化ができないので、あとがつらくなるんだよね。とりあえず、きょう1日は完全静養する予定。

 ●○回生の謎、再び。

 慶應義塾大学の方からメールをいただいた。関東だが、慶應では「○回生を、入学してから○年の意味でふつうに使っている」という。これは盲点だったなあ。ぬえは慶應出身者がたくさん出入りしているのに、ぜんぜん気づかなかった。情報、ありがとう
 というわけで、関東でも「○回生」は存在していた。尋ねてみるものである。

 2002/04/14 (Sun)

 ●乱入?

 NIFTYの自転車フォーラム、FCYCLETの定例多摩川OFFというのが、うちの近所で毎月ひらかれている。ぬえに所属している加藤直之さんご夫妻がいつも参加されているというOFFだ。先月、買物にいった東府中のあたり、「郷土の森」界隈がランチタイムの場所になっている。「多摩川かぜのみち」沿いである。新車も完成したことだし、初乗りにはちょうどいい距離ということで、自宅で食事をしたあと、そこまで走ってみた。行くと、たくさんの人が集まって芝生の上で昼食をとっている。加藤さんの顔が見えたので、手を振って合図をした。でも、すぐにはわたしだとわからなかったらしい。そうだよね。髪をばっさり切ってしまった上に、花粉用のマスクまでかけている。マスクをとり、ヘルメットを脱いで声をかけたら、ようやく気がついてもらえた。40分ほど世間話をして、神金自転車商会経由で帰宅。神金では、リヤフラッシャーをつけてもらった。デュアルコントロールレバーでのシフトにも慣れてきたから、つぎはもう少し遠くまで走ってみよう。

 ●体調。

 実は、2日ほど前から体調がよくない。喉が腫れて痛く、咳がでる。風邪の初期症状であるな。しかし、新車が完成するとなると、のんびり養生などしていられない。できるのは、せいぜいいつもより早めに寝ることくらいである(大馬鹿だ)。そのため、ここ2日ほど、更新時間がいつもより早くなっている。きょうは発熱しそうなので、とくに早い。あした、起きられるかなあ。とりあえず、薬は飲んだ

「今夜も千両箱!!」2002年4月14日放送 毎週日曜日(再放送)12時15分〜12時52分

 パチンコ番組の再放送である。本放送は、毎週木曜日の夜。これは11日に放送されたぶんの再放送(かな?)。台が「CRダーティペア」ということで、見てみた。そうか。リーチって、こういうものなのか。先に説明を聞いたときはまったくわからなかった。プロモ用のビデオも見たが、それでも意味不明だった。今回、おぼろげながら、どういう仕組みなのかが少し理解できた。最近のパチンコは、本当にむずかしくなっているなあ。わたしには、もう手の届かない世界である。

 2002/04/13 (Sat)

 ●きょうからジンガネーゼ。

 というわけで、神金自転車商会に注文してあったスポルティーフ(ブランド名はペガサスII)が完成した。といっても、神金(じんがね)の自転車としては完全にエントリーモデルである。値段は、けっこういいスペックのノートパソコン1台ぶんというところかな(1年前のノートパソコンの価格なら、型落ちモデルが買えるかどうかの値段だ。ノートも安くなったねえ)。コンポはshimanoのアルテグラ。タイヤは700×25C。最初はアルミフレームのロードレーサーを買おうと思っていたが、やはり泥よけが必須ということで、クロモリのスポルティーフになった。生まれてはじめてのドロップ・ハンドルである。乗りこなすには、ちょっと時間がかかりそうだね。

 ●本日のしまちゃん。

 修理のためやってきた電気屋さんに、からだのどこかを踏まれた。怪我はしていないから、しっぽかもしれない。ちょっとひやりとした。
 でもって、そのあとしまちゃんを遊ばせたのだが、こいつ、ぜんぜん疲れる様子を見せない。「ペット百科(フジテレビ、月〜金 11時25分〜11時30分)」では「仔猫は30分ほど遊ぶと疲れて寝てしまうから、30分だけがんばって付き合ってください」と言っていたのに、しまちゃんは1時間フルに動きまわっても、まだ遊び足りないという顔をしている。こちらが完全にばててしまった。なお、ふうちゃんはまだ激怒している。しまちゃんの接近を絶対に許さない

「地球に好奇心 『三国志』の子孫をさがせ〜中国・歴史ビジネス最前線」2002年4月13日放送 NHK衛星第2 19時30分〜20時45分

 文化大革命という大愚行によって一族の歴史を奪われた人たちが、いま、こぞって三国志の英雄の子孫であると名乗りをあげている。これに中国浙江省の観光局が目をつけ、三国志ツアー観光コースの目玉にしようと動きはじめた。名乗るほうも名乗るほうだが、観光局も観光局だね。さすがだとしか言いようがない。孫権の子孫、諸葛孔明の子孫、劉備の子孫、曹操の子孫、いろいろな一族がぞくぞくと出現する。まずは、その真贋をたしかめ、ちゃんとした観光地にできるかどうかを観光局から派遣された大学教授などの専門家たちが判定していく。その過程は論争に継ぐ論争、紛糾に継ぐ紛糾。しかも、怪しい人、怪しい証拠、怪しい遺跡ばかりが登場する。どうせなら、貂蝉の子孫が住む、美女ばかりの村ってのはないのかなあ。そのほうが観光として受けると思うよ。

 2002/04/12 (Fri)

 ●新しい家族。

 ふうちゃんに、すごく年の離れた弟ができた。アメリカンショートヘアの仔猫(雄)である。今朝、友人のもとから我が家にやってきた。年齢はまだ2か月ちょっと。縞模様が目立つ子なので、「しまちゃん」と呼ぶことになった。最初は血筋正しいええしの子だから「坊ちゃん」と名付けるつもりでいたが、さすがにそれはやりすぎということで、この安直かつ単純な名前が採用された。わかりやすくて、いいんじゃないかな。極道の妻みたいだけど。

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 で、ふうちゃんはどうしているかというと、見知らぬ猫にテリトリーを荒らされて、激怒している。しまちゃんが近づいてくると、ふしゃって威嚇する。しまちゃんも負けずにふしゃり返す。気の強い仔猫だ。でも、互いに早く馴染んでほしい。ふたり一緒に重なり合って寝ている写真を撮りたいんだよお。

 ●○回生の謎。

 メールで、詳しく教えていただき、意味がはっきりとわかった。この呼び方は京都大学ではじまり、やはり、関西方面で多く用いられているものらしい。
 で、意味は、

「『三年生』が二年生までの単位を取得したことを意味するのに対し、『三回生』は単純に大学の在籍が三年目であることを示すだけ。京大の場合、休学期間を除き最大八年間在籍可能のため、『回生』は『八回生』まであることになり、学年は『四年生』までとなる」

 ってことであった。つまり、わたしのむかしの記憶は完全に逆だったってわけ。教えたほうは正確に伝えたのだが、わたしが覚え間違いして、ああなっていたのだろう。うろ覚えで使用しなくてよかった。

 それと、長野の国立大学生の方からは、「長野県の大学、少なくとも私の周囲では使われている表現」だという情報をいただいた。関西方面だけの用語ではなさそうである(しかし、東京では、やはり用いられていないようだ)。これもすごく参考になった。詳しく調べれば、全国大学「回生」地図ってのがつくれそうだね。情報をくださった人たちに、あらためて深く感謝の意を表しておく。

「爆闘宣言 ダイガンダー」2002年4月12日放送 テレビ東京 毎週金曜日18時〜18時30分

 視聴中止。

 2002/04/11 (Thu)

 サーバ障害で、朝からここがアクセス不能に陥っていた。トラブったのは、DIONである。さすがに、これはso-netではない。しかし、復旧に時間かかりすぎだよ。もっと、早く処置してくれないかな>DION。2、3時間が限度だね。

 ●散髪。

 思いきり短くしてからちょうどひと月。けっこう伸びてきたのが気になるようになってしまった。というわけで、さらに前よりも短く刈ってきた。でも、まだ高校球児ほどではない。夏になったら、本当に丸刈りにしてしまうかもしれない。

 ●8ミリテープ、その後。

 ここの読者の方から、メールで吉祥寺の店を紹介していただいた。さっそく時間をつくって行ってこよう。雨、早くやんでくれないかな。

 ●「アベノ橋魔法☆商店街」のエンディング。

 情報が入った。エンディングの選曲はキングレコードの大月プロデューサーがおこなったそうである。第1話のシナリオを読んで、「この曲だ」と閃いたらしい。餅は餅屋。さすがに壺を心得ている。

「藍より青し」2002年4月10日放送 フジテレビ 毎週水曜日26時40分〜27時10分

 アニメ新番組。キャラ萌えおたさん向け願望充足青春作品といったところだろうか。OPの雰囲気では、まだまだたくさん女の子がでてくるみたいだね。ときどき無意味にヒロインが裸になるのは、やはり、テレ東の過剰制約に対する開放感からかしらん。気持ちはわかる。でも、それで構成を崩したら本末転倒になってしまうので、入れすぎには注意していただきたい。それと、第1話としては、もう少し情報がほしかったとも思う。とはいえ、この作品自体が持つリズムからいうと、このくらいのったりしていたほうが適切かもしれず、その是非は微妙である。これに関しては、今後の展開を見て判断していきたい。

 ところで、せりふに「(大学の)3回生」というのがあったが、これ、最近は関東でも使うようになったの? わたしは名古屋でも、東京でも、この呼び方を耳にしたことがない。知人で使っているのは関西人だけである。意味もよくわからない。落第して3年生を2回やると、実際は4年在学なのに立場は3年生のままというややこしいことになる。これを3回生と表現すれば、何年いても、3年生の位置にいることがわかる。ということで、関西では○回生と呼ぶようになったという話をむかし聞いた。事実かどうかは不明である。だが、東京が舞台のこの作品では、たしかにこのせりふがすごく気になった。詳しい人の意見をうかがっておきたいところである。

 *追記(02/04/12)。

「○回生」の謎、何通かのメールをいただき、意味を理解することができた。今夜の更新で、詳しく触れることにする。メールをくださったかたがた、ありがとう。感謝、感謝である。

 2002/04/10 (Wed)

 ビデオテープの在庫が切れそうなので、新宿に行って調達してきた。しかし、8ミリのMP120がほとんどない。まずいなあ。わたしの使い方だとHi8画質なんか、まったく必要ないんだけど。

 ●CASIOの腕時計。

 電波時計(FKT-300)を使っているんだけど、先月、金属ベルトのピンが飛んで、ベルトが外れてしまった。新宿のサービスセンターで直してもらったのだが、きょうまた同じところのピンが飛んでベルトが外れていることに気がついた。どういうことなのぢゃ。しかも、わかったのが新宿から家に戻ったとき。ということは、また新宿に行かないとだめってこと。困った修理をしてくれたなあ。そもそも先の修理のときもピンが飛んで外れただけというのに、いきなり金具を2本増やし、ベルトを不必要に長くして渡そうとしたんだもんね。今度こそ、ちゃんとした修理をしてもらうぞ。しかし、いつ行けるのだろう。今週は、もう無理だなあ。

「ぴたテン」2002年4月7日放送 テレビ東京 毎週日曜日9時30分〜10時

 アニメ新番組。うーん。1話だけでは、何がなんだか、ぜんぜんわからないっす。とりあえず、猫耳の子の猫耳がどうやって装着されているのかだけでも、早く教えてほしいっす。

 2002/04/09 (Tue)

 まじ強いなあ。チーム星野

「あずまんが大王」2002年4月8日放送 テレビ東京 毎週月曜日25時25分〜25時55分

 アニメ新番組。丁寧につくられている。作画品質も高い。しかし、見た多くの人が、滑りまくるギャグにがっくりとされたのではないだろうか。わたしの周囲にも、そういう人が何人かいる

 テレビアニメのギャグはむずかしい。漫才や落語では、笑いのポイントを「間」に置いている。間とリズムが、客に受けるネタとなり、観客に笑いをもたらす。演じる人自身がネタのすべてを完全に管理しているから、それができる。場の空気を読み、間を自在にコントールして、台本やネタを最高のレベルへと昇華させていく。しかし、テレビアニメはそうではない。作品のあらかたは、監督以外の人が構築する。原動画、演出といった重要な部分さえも監督の目が完全に届いているとはいえない状態で、制作が進行していってしまう。システムとして、そういう状況が形成されてしまっているということだ。でなくては、毎週、確実に新作を供給していくことができない。監督が「間」を直接コントロールできるのは、アフレコのときだけであろう。しかし、それについても、仕切るのはおおむね音響監督であり、多くの場合は監督自身ではない。また、その場でいくらせりふのリズムや間を調整しても、そもそも肝腎の絵が、そこに存在していない。作画、撮影はアフレコと並行して、他の場所でおこなわれている。したがって、テレビアニメにおいて、意図的に笑いの間をつくりあげるのは不可能ということになる。

 では、その不可能なシステムの中で、どのようにテレビアニメは笑いを得ればいいのか? 才能ある何人かの監督は、テレビアニメ用のギャグを演出する技術を生みだし、その問題の解決をはかった。制作時に間を無視して作品をつくっても、放送するときには、あたかも間が存在しているかのように見せる特殊なテクニックがそれである。「あずまんが大王」の監督は、そのテクニックを使わなかった(もしくは、使えなかった)。かわりに、原作を尊重し、そのネタ、その雰囲気をそのまま映像に移そうとした。それがためにギャグは滑り、多くの視聴者が笑うに笑えない時間を共有することとなった。だが、この作品に関しては、わたしは「笑えないから、だめだ」と断ずる気にはならない。例外的に、「これもありかな」と思ったりする。この作品について、わたしの知人は「あのキャラが動いて話すのを楽しむ姿勢がないとつらい」と述べた。そのとおりだろう。裏返せば、それは「あのキャラが動いて話すのを楽しめれば十分」と言い換えることもできる。その姿勢を保てる者だけが、視聴すればいいタイトルだと、割りきってしまってもかまわない。作画やアニメーティングといったレベルでは、たしかにその位置まで達していた。作品としての評価を高くすることはできないけれど、ある種の需要を満たしている作品であることは間違いない。でも、もう少し笑わせてほしかったな。

「十二国記」2002年4月9日放送 NHK衛星第2 毎週火曜日18時〜18時30分

 アニメ新番組。視聴中止

 2002/04/08 (Mon)

「人面魔獣の挑戦」リニューアル版を脱稿したので、つぎの原稿に取りかかる準備に入った。でも、その前にビデオの在庫処理がある。またちょっと溜めてしまったなあ。

「満月(フルムーン)をさがして」2002年4月6日放送 テレビ東京 毎週土曜日7時30分〜8時

 アニメ新番組。お約束の夢落ちからはじまるアイドル歌手魔法少女もの……かな。へったくそな声優だなあというのが主役の子の第一印象。声質も悪い。歌のほうの声質を優先して選んだという感じだね。とりあえず東芝EMIのサイトでどういう歌手なのかを確認。うん、たしかに素人だ。芝居は経験を積めばうまくなることもあるけど、声質はねえ。作品については、まだ語ることができない。もう少し様子を見てからとする、

「東京ミュウミュウ」2002年4月6日放送 テレビ東京 毎週土曜日8時〜8時30分

 アニメ新番組。いきなり絶滅危惧種ときた。それって、人類のことだろ。自然のことも、生物種のこともろくすっぽ考えてはいないけど、昨今のトレンドに合った少女戦隊もののネタにはぴったりって発想ね。そういう意味では、メイド衣装の採用とレベルはまったく同じ。商売なんだから、何をどう売っても問題ないよ。作品さえおもしろくなっていれば。それが、この手の作品への基本的スタンスである。でも、予告篇で見る限り、第2回目にして作画品質の維持もあやういという感じだ。「セーラームーン」の夢ふたたびは、むずかしいかもしれないね。

「わがまま☆フェアリー ミルモでポン!」2002年4月6日放送 テレビ東京 毎週土曜日8時30分〜9時

 アニメ新番組。女児もの3連荘は、ちょっと疲れる。しかし、これ、すごいタイトルだな。フジテレビ深夜の「芸能界麻雀最強位決定戦 THEわれめDEポン」と間違えて見る人がいたら、どうするんだろう(いねーよ。んなやつ)。でもって、3本の中では、この作品のつくりが、いちばんいい。演出に快適なリズムがある。楽しく、明るく、快調に。女児向け魔法ファンタジーの王道ともいえる構成だね。土曜の朝は、これに期待することにしよう。

「クローズアップ現代 再現 キトラ壁画」2002年4月8日放送 NHK総合 月〜木 19時30分〜19時55分

 デジタルカメラで撮影された写真をもとに、キトラ古墳石室内部の壁画をCGで再現したレポート。小さな盗掘穴から、竿先に装着したカメラを入れて内部を撮影するというのは、予想以上にたいへんな作業である。そうやって撮影された写真、170カットをもとに、石室の内部が、みごとに再現された。キトラ古墳といえば、玄武、青竜、白虎、朱雀の四神壁画である。いまや「ベイブレード」から「アベノ橋魔法☆商店街」まで四神はひっぱりだこ。オカルト界のスーパースターとなっている。そこに、今度は最古の十二支像が発見された。いや、この壁画は本当にすごいね。天井の天文図もすばらしい。再現は、想像部分がかなり多いけど、十分にリアリティがある。あとは被葬者の同定だけだね。皇族クラスの墳墓なのだろうか。今後の調査と、その詳しい報告を待っている。

「世紀を刻んだ歌2 ラ・ヴィ・アン・ローズ」2002年4月8日放送 NHK衛星第2 22時5分〜23時20分

 うさだヒカルの番組だと思った人が、日本に6人くらいはいたんじゃないかな(いねーよ。んなやつ)。

 2002/04/07 (Sun)

 ●TTNetのメール受信トラブル。

 昨夜のTVニュースで放送され、今朝の新聞にも載っていた。産經の朝刊から一部を引用してみよう。

 東京通信ネットワーク(TTNet、東京都港区)のインターネット接続サービス「東京電話インターネット」で六日、メールの受信が一時、できなくなった。(中略)障害は同日午前零時二十三分ごろ発生。首都圏で約二十万人に影響が出た。同日午後九時二十分、復旧したが、一部のメールが消失している可能性がある。

 どうして、これがニュースになるんだろう。so-netじゃ日常茶飯事のことなんだけど。でも、so-netのトラブルが報道されたことはない。「犬が人を噛んでもニュースにならないが、人が犬を噛むとニュースになる」ってことかな。TTNetも、これを機会に毎月トラブルを起こせばいいんだよね。そうすればニュースにならなくなる

「アニメコンプレックス NIGHT」2002年4月6日放送 TVK 毎週土曜日24時45分〜25時15分

 アニメ新番組。UHF各局で放送される「りぜるまいん」「鋼鉄天使くるみ pure」の願望充足アニメ二本立て……と思ったら、大間違い。何が「アニメコンプレックス」だ。「くるみ」はアニメじゃねえだろ。おまけに役者芝居も××××××××。「りぜるまいん」は評価対象外作品。「くるみ」は評価論外作品

「天使な小生意気」2002年4月6日放送 テレビ東京 毎週土曜日24時50分〜25時20分

 アニメ新番組。いまのところ、とくに書くことは何もない。作画品質さえ極端に落ちなければ、そこそこおもしろく見ることができるだろう。激しい競争を生きぬいている人気漫画タイトルをアニメ化すると、こういう作品になることが多い。映像作品の評価という観点とは無縁だが、おもしろささえ維持してくれるのなら、それでいい。ただし、それは原作の素性に依存する。

 2002/04/06 (Sat)

 アニメ新番組、今期は多いなあ。早朝放送のタイトルについては、事情により視聴があとまわしとなった。とりあえず、リアルタイムで視聴できたものだけ触れていくことにしよう。って、午前零時台に3本が重なっているぞ(テレビ埼玉、TVK、テレビ東京)。どれを見ようかな。

「HAPPY☆LESSON」2002年4月6日放送 テレビ埼玉 毎週土曜日24時30分〜25時

 アニメ新番組。UHF各局で放送されるKSSの願望充足アニメ。妹のつぎはママがたくさんになったらしいのだが、設定も、滑りぎみのギャグも、さっぱりわからない。うーむ、TVKテレ東にすればよかったかな。ちょっとしくじったような気がする。

 2002/04/05 (Fri)

 いろいろあるので、家の中の片づけをした。ひたすら段ボールをつぶし、ガムテープでまとめる。初期不良体質のため、買った商品の箱を、なかなか始末できない。今回は、思いきって全部つぶした。当然、疲労困憊である。

「アベノ橋魔法☆商店街」2002年4月4日放送 キッズステーション 毎週木曜日22時〜22時30分他

 アニメ新番組。いまのGAINAXは、ある意味、すごくいいアニメ制作環境にあるね。あるレベル以上の才能が1か所に集まっていて、その人たちが互いに互いを意識しながら独自の作品をつくりあげていこうとし、それがいい方向に転がっていくと、こういうことが起きる。ある時期の東映動画とか、ある時期の虫プロとか、ある時期のサンライズとか。これまでの例からいけば、こういう状況が長くつづくことは、あまり考えられない。しかし、それだからこそ、この環境を目いっぱい生かして、できるかぎり多くの意欲作を構築していってほしい。スタッフの顔ぶれ、演出の気配り、クオリティへの執念。この作品から伝わってくる才能のせめぎ合いは、尋常じゃないね。最後までこのテンションが維持されることを強く願っている。
 ところで、林原めぐみさんのエンディング、めちゃくちゃナイス。よく、これを持ってきたなあ。選曲そのものに才能を感じさせられるとは思わなかった。過去の思い出に浸りはじめた「おやぢ」の琴線を直撃だよ。これに関しては、脱帽以外にない。

「爆闘宣言 ダイガンダー」2002年4月5日放送 テレビ東京 毎週金曜日18時〜18時30分

 アニメ新番組。完全な低年齢児童向けロボットアニメ。夢落ちではじまる古典的なパターンといい、設定の概要をすべて第1話の中にまとめてしまう手堅さといい、伝統芸がきちんと継承されていることにいたく感心した。徹底した説明台詞の連続も、まさしく低年齢児童向け作品の王道を行っている。したがって、評価対象にする必要はまったくないね。これはこういう作品なのだ。それ以外の何ものでもない。商品が売れてくれることをとりあえず祈り、締めくくっておこう。

「ドキュメント地球時間 スフィンクスのミステリー〜砂に埋もれた歴史」2002年4月5日放送 NHK教育 毎週金曜日22時〜22時45分

 タイトルはおもしろそうだったが、新鮮さに欠けた中身は、いまひとつつまらなかった。でてくるネタが、BBCディスカバリーチャンネルの番組、NHKスペシャルなどで語り尽くされたことばかりなんだもん。ちょっとがっかりしちゃったな。

 2002/04/04 (Thu)

 天気晴朗なれど、風強し。4日つづくと、ちょっとくどいね。でも、以下同文

 ●疑問氷解。

 蛇足でも、書いておくものである。さっそく更新直後、「旭日工房」のほうに、さかどさんから「ドイツ語表記だとKanonです」という投稿があった。なるほど。たしかに音楽用語にはドイツ語が多く使われているんだよね。納得、納得。さかどさん、ありがとう。これで、夜、ぐっすりと眠ることができる(ものすごく嘘)。

 ●さらに蛇足。

 友人からはメールで、「ゲームのKANONが発売されたとき、とある販売店がとてつもなく大きなポスターを特典としてつけた。丸めたポスターはあたかも砲筒のようだったので、“KANON砲”と呼ばれていた」という情報をもらった。このポスター、世間には何本くらいでまわったのかな。

「PROJECT ARMS 最終回」2002年3月30日放送 テレビ東京 毎週土曜日24時50分〜26時20分

 要らないね。この作品の評価は。

「超GALS!寿蘭 最終回」2002年3月31日放送 テレビ東京 毎週日曜日8時30分〜9時

 要らないね。この作品の評価は。

「.hack//SIGN」2002年4月3日放送 テレビ東京 毎週水曜日24時55分〜25時25分

 アニメ新番組。どう見ても、この第1回放送ぶんはすごく単純な内容だと思うんだけど、それをやけにややこしく描こうとしているように感じた。やろうと思えば、いくらでもおもしろくできるネタと作画レベルなのに、どうしてこんなことをするんだろう。あるエピソード、シークエンスを思わせぶりに、難解っぽく描いても、作品としての質はまったく向上しない。あれこれ例を示さなくても、それは黒澤の映画を見れば、一発でわかる。小説も同じで、凝った構成ひねった文体を用いても、それだけでは絶対に傑作にはならない。これはA・C・クラークの作品を読めば、一発でわかる。平易な文体で描ける世界は平易な文体で描けばいい。単純な構成で描ける作品は単純な構成で描けばいい。それによって、テーマ、メッセージがスポイルされるなんてことは100パーセントない。もっとも、黒澤、クラークを例にだしたように、高邁なテーマを含む作品を平易な手法、構成、文体で構築するには高い才能が要る。それがないから、こうしているというのなら、それはそれで理解できるね。その場合は、こうでもしないと恰好がつかないから。

 *再放送情報(変更の可能性あり)

「NHKスペシャル アジア古都物語 第3集 王と民が支える平和の都〜インドネシア・ジョグジャカルタ」4/8 NHK総合 24時15分〜25時5分
「趣味悠々 古都 ほとけ出会い旅1〜4」4/8 NHK教育 24時55分〜27時35分
「趣味悠々 古都 ほとけ出会い旅5〜8」4/9 NHK教育 24時55分〜27時35分

 2002/04/03 (Wed)

 天気晴朗なれど、以下同文

「Kanon 最終回」2002年3月27日放送 フジテレビ 毎週水曜日26時40分〜28時10分

 まさかファンタジーになるとは思っていなかったな。全13話がかっちりと構成されており、ひとつの作品としてたしかな佳作となっている。高く評価したい。編成の制約だろうか。ラスト3話が一挙放送になったのは、意外に有利に働いたような気がする。間を置かずクライマックスをたたみかけていくということの利点を、こちらも考察することができた。怪我の功名である。だからといって、こういう変則放送をしょっちゅうやられても困るんだけど。

 なお、いい例であるから蛇足として付記しておくが、この絵柄、このキャラクター設定はわたしの好みではない。しかし、わたしは前に書いたように自分の好き嫌いを排除し、作品を作品として純粋に評価するようにしている。これは、すぐれた作品であった。はっきりと、そう記しておく。

 *もうひとつ蛇足。
 タイトルの意味がよくわからなかった。最初は音楽でいう「追復曲」のことかと思ったが、それなら綴りは「canon」になる。「kanon」では「カノン砲」の略になってしまうから、こういう作品のタイトルには合わないよね。「カノン」をローマ字表記しただけなのかな? それとも、カメラメーカーとの兼合いでこうなったのかな。考えると、夜寝られなくなってしまうぜ(嘘)。

「天地無用 GXP」2002年4月2日放送 日本テレビ 毎週火曜日25時25分〜25時55分

 アニメ新番組。「なんで、また?」と思った視聴者も多いんじゃないかな。この番組のプロデューサーのひとりも、話を聞いたときにそう思ったと言っていた。少し間を置いてのリニューアル再登場タイトルなので、この第1話は、ちょっと不親切な構成という印象を持った。事実、一緒に見ていた「天地無用シリーズ」のことをまったく知らない家人は、さっぱりわからないと言って、かなりとまどっていた。しかしまあ、こういうシリーズは視聴者を限るからね。制作側で割りきっているのなら、これもありだろう。今後の展開で、どのように全体像が明らかにされていくのかを重点的に見ていきたい。あと、主役の山田西南くん、無駄なせりふがいくつかあった。きちんと仕上がっている絵が画面に映っているのに、どういう音で苦悶しているのかを言葉で説明する必要なんてどこにもないでしょ。もっと絵の力を信じようよ。それと、これだけは断言しておく。テレ東の番組でなくてよかった。

「ちょびっツ」2002年4月2日放送 TBSテレビ 毎週火曜日26時40分〜27時10分

 アニメ新番組。作画、がんばったね。キャラ萌えおたさんへのつかみは完璧にオッケイという第1話だったんじゃないかな(それだけで、制作目的の9割は達成できたといっていい)。ただし、ギャグはかなり滑っていた。笑う前に「うざい」と感じてしまうレベルである。それ以上のことは、まだ何も言えない。ただ、これだけは断言できる。テレ東の番組でなくてよかった。

 2002/04/02 (Tue)

 天気晴朗なれど、まだまだ仕事も、それ以外のことも遅れ気味。当然、ヒッキーとなる。

「旋風の用心棒 最終回」2002年3月25日放送 日本テレビ 毎週月曜日24時45分〜25時15分

 この番組の評価を待っていた人なんて、ひとりもいないんじゃないかな。でも、まだ先月の在庫処理がここまでしか進んでいないので、他の作品について書くのは、もうしばらく無理。悪いが、付き合ってもらうぜ(通じないネタを入れて、どうする。>わし)。

 で、やはり、残念な結果にしかならない作品だった。黒澤明監督の「用心棒」を大胆にアレンジしてアニメ化という意欲はいいんだけど、映画とアニメ、映像として同じカテゴリーに含まれるジャンルなので、クリエイターの力量の優劣があからさまに浮かびあがってきてしまう。「荒野の用心棒」「ラストマン・スタンディング」と運命は同じ。もっとも、基本構成をほとんど変更しなかった「荒野の用心棒」は、それなりの水準を保つことができていた。同じ映像作品をリメイクするというのは、そういうことだ。相手が傑作であればあるほど、アレンジはむずかしくなっていく。そして1カット、1カットをそのつど比較される。ここが、メディアの完全に異なる小説や漫画作品を映像化するときとの大きな違いであろう。事前に聞いた話では、黒澤作品を順次、この調子でアニメ化していくということだったが、本当なのかな。もうやめたほうがいいよ。作画品質すら安定できない状態で、こういうチャレンジをしても、お金をどぶに捨てるようなものだ。いいことは何もない。

「ウルトラ」2002年4月1日放送 TBSテレビ 毎週月曜日25時25分〜25時55分

 タイトルだけでは内容がぜんぜんわからない新番組。見て驚いた。ジニー・リー、内村光良、ウド鈴木、大竹一樹によって組まれたユニット、ウルトラキャッツの音楽バラエティ番組である。でも、局はTBS。ウルトラキャッツは日本テレビのウリナリで、ちょっと前に組まれたばかりのユニット。しかも、メインボーカルのジニーはウリナリの企画で韓国からスカウトされてきた子じゃないか。ウリナリ終了でどうなるのかなあと思っていたら、こういうことをしていたとはね。TBSのサイトにいって番組表を確認すると、「(新番組)ウルトラ 内村率いる日韓ユニット他局から大移動」とはっきり書いてある。モーニング娘。のように大ブレイクし、一般化してから他局で番組を持つようになったというのならわかるけど、これは画期的なコラボレーションって感じがする(少し大袈裟かな)。しかも、韓国からのレポーターとして、もうひとりの韓国娘、ハンもでていた。これで、審査委員会代表の天山(あまざん)こと天野ひろゆきさんが登場したら、まじで感動しちゃうね。期待しておこう。

「東京アンダーグラウンド」2002年4月2日放送 テレビ東京 毎週火曜日18時30分〜19時

 アニメ新番組。監督は「旋風の用心棒」だった人かな。横顔のアップ時に背景を横線処理してぼかす手法、まったく同じことをしている。あちらではけっこう鼻についたので、あまりくどくやらないでね。映像的にとくに凝った演出はないものの、素直ですっきりした第1話は、かなりいい雰囲気に仕上がっていた。あとは、作画の安定であろう。業界の話を聞くと、今期はこれがたいへんなんだよね。いいスタッフを確保してちょうだい。

 2002/04/01 (Mon)

 天気晴朗なれど、すべてが遅れ気味

 というわけで、ビデオ在庫処理も進まず、春の特番も横目でしか見ず、ひたすら原稿を書いている。おもしろいのは、やはり「たけしのTVタックルSP(テレビ朝日 20時〜21時48分)だね。でも、あのウクライナの超能力少女は反則だな。あんな子相手では、正面切ってインチキ呼ばわりなんて、なかなかできない。怪しい自称超能力者は、むくつけきおっさんに限るよ。そういう人なら、いくらでも罵倒できる。とはいえ、横目視聴だったから、これ以上はなんとも言えない。もっと、きちんと見たかったなあ。

 ●so-netのメールサーバ障害。

 22時10分から起きている。また、わたしのサブドメインのサーバだ。狙い撃ちされているのかな。ホームページに「ハードウェア障害」として告知されているが、なかなか回復しない。困ったなあ。

「永遠のヒーロー 鉄腕アトム パート1」2002年4月1日放送 NHK衛星第2 22時〜23時15分

 4回構成で放送される「鉄腕アトム」のすべて。第1夜は、アトム誕生秘話である。アトム連載開始時の「少年」編集長の証言で、エピソードが語られはじめる。1951年から「アトム大使」が連載されたので、「鉄腕アトム」はわたしと同い年だ(*)。当然、連載開始時から読んではいない。はじめて「少年」で見た「鉄腕アトム」はたしか「火星探険の巻」だったと記憶している。版型がA5判だったのかB5判だったのかが判然としない。このあたりの記憶は、かなりあやふやだ。ちょうどそのころ、切り換わったはずである。したがって、わたしが愛読していた「少年」はずうっとB5判。発売日は毎月6日だか、7日であった。ああ、しみじみとしてしまう。アトムのことを感情抜きで語るのはむずかしい。これは、そういう作品なのだ。

 でもって、番組の後半は、アニメ版「アトム大使」の完全放送。いま見ると、作画やアニメーティングはともかく、演出がひたすらすごい。こういうのをアヴァンギャルドというのだろうか(おいおい)。当時、感嘆して見ていたのが嘘みたいである。しかし、ワンカットも覚えていないね。初期の放送ぶんでかすかに思いだすのは「ゲルニカの巻」の一部くらいである。機会があったら、これも完全放送してくれないかな。

(*)32年前、手塚治虫さんにはじめてお会いしたとき、わたしは「アトムと同い年です」と自己紹介した。手塚さんは本当にいやな顔をされ、「そういう話は聞きたくないなあ」と言われた。この気持ちが、いま実によく理解できる。わたしも「中学生のときにクラッシャージョウを読みました」と告げるサラリーマンに出会うと、ショックを受けるようになった。手塚さん、その節は、言うべきことでないことを口にして申し訳ありませんでした。いまさらですが、深くお詫び申し上げます。