日々是口実平成13年12月
2001年12月分
2001/12/31 (Mon)
大掃除のつづき。出窓まわりを少しだけ担当した。こんな狭い場所からも、いろんなものが発掘できるね。本当に、どこに何があるのかよくわからない家である。
というわけで、いよいよ2001年も終わりだ。思えば、すごい年だったなあ。とりあえず来年は、
景気回復
してほしいぞ。
また、みなさまには、今年1年、Takachiho Notesにきてくださったことを深く感謝する。来年も、ぜひご愛読いただきたい。それと、できればわたしの本も買っていただきたい。よろしくお願いし、これを今年の締めの言葉とする(なんぢゃ、それ)。
それでは、よいお年を!
2001/12/30 (Sun)
大掃除、完了。って、やったのは自分の書斎のみだけど。でも、これで一応、新年が迎えられる。
●日本独自の有人宇宙船構想。
こことここに詳細が掲載されている力の入ったプロジェクトだ。鹿野司さんに教わり、12月26日に一度紹介したが、先ほど、ようやくその全文をきっちりと読み終えることができた。
で、わたしの感想だが、
ひじょうに具体性のある、明らかに実現を前提とした構想
だと思った。昨今、あまりに不況が長引くため、大学教授などが「こうなったら、ピラミッドを建設しよう」というネタを飛ばしたりしているらしいが、それをやるのなら、この計画を推進すべきであろう。ただし、懸念がひとつある。この構想には地域的利権に関する記述が少ないということだ。日本の場合、そういうプランは、
その多くが政治家や官僚によってつぶされていく。
そんな理不尽な状況への対策として、宇宙船の打ちあげ基地、製造工場に多彩な地域性を持たせ、観光産業のひとつともなりうる可能性をプランの中で強調しておく必要があるかもしれない。地方にしてみれば、地域に金が落ちるのなら、その公共事業は、道路でもスタジアムでも宇宙船でもすべて同じことだ。そして、道路の濫造やスタジアム建設よりも、有人宇宙船の開発は、はるかに高い意義があるように思われる。そう言うと、ぶんむくれる人がいるかもしれないけど。
ところで、いま文部科学省の宇宙開発委員会が「我が国の宇宙開発利用の在り方」に対して意見を募集している。サイトはこちらだ。締切は2002年の1月いっぱいまで。「日本独自の有人宇宙船構想」を読み、関心を持たれた方、賛意を示したい方は、
この意見募集にそのことを投稿されるといいだろう。
こういう巨大プロジェクトを動かす力は、国民の決然とした意志表明によって、より強まっていく。こういう場があるのなら、それを利用しない手はない。個人の意見をどんどん送ることで、有人宇宙船開発という大きな計画が動きだす。これって、ちょっと痛快な話なんじゃないかな。
2001/12/29 (Sat)
録画専用マシンが、少し不安定になった。ときおり、録画中にフリーズする。この前入れたアップデートがまずかったかな。とりあえず、Cドライブの中身を3週間ほど前のバックアップに戻してみた。これで、様子をみてみよう。
●迷惑メール。
NIFTYに、わたし自身のメールアドレスでスパム・エロサイトメールが届くようになった。FROMとTOが、どちらもわたしのメールアドレスである。つまり、わたしのIDを騙って、本人にエロサイト案内メールを送っているというわけだ。へたをすると、このスパムメール、他人のもとにもわたしのメールアドレスで届いているかもしれない。実際、そういう例があるらしく、そのことは「DOS/Vマガジン」12月15日号の345頁で米田聡氏がご自身の経験を記されている。とりあえず、NIFTYには、こういうメールがきていることを知らせた。あと、メールに記載されていたエロサイトのドメイン名をもとに、そのドメインがどこのレンタルサーバで管理されているのかも確認した。年末年始の休みがあけたら、これらの情報を一括して警視庁のハイテク相談室に送るつもりだ。何かわかったら、エッセイのネタにしてやろう。
「ナジカ電撃作戦 最終回」2001年12月27日放送 TVK 毎週木曜日25時40分〜26時10分
「30秒以上パンチラが途切れたら放送事故」とか、「3カットパンチラがないと、絵コンテが没になるらしい」とか、いろいろなネタを提供してくれた作品だが、やはり、それだけのアニメだった。ま、それだけでもいいんだよね。需要があれば。そういう需要に応える作品も必要ってこと。でも、できれば、その上で、内容もきちんとつくってほしかったな。徹底的にシリアス、かつリアルに仕上げながら、ひたすらパンチラという趣向だったら、それなりの評価が与えられていたかもしれない。要は、スタッフに、それだけの力がなかったということだろう。
「まほろまてぃっく 最終回」2001年12月28日放送 BS-i 毎週金曜日24時30分〜25時
安心して見ることのできる作品だった。でも、最終回はさすがにスケジュールがきつかったのかな。可能なら、もう少し緻密な作画で見せてほしかった。
で、印象として、これはよくできたアイドルアニメである。アイドル映画というジャンルがあるが、それは主演俳優がアイドルという意味。「まほろ」は主役のキャラ自身が完璧にアイドルとなっている。しかし、アイドルを徹底的に立て、その一挙手一投足をいちばんいい形で観客(視聴者)に見せつづけていくという演出作法として、両者はほぼ同一の構造を持つ。「まほろ」はアイドルアニメとして、ひとつの方向性をはっきりと見せてくれた。続編があるのなら、そこのところをさらに追求していってもらいたい。続編、あるんでしょ?
「魅惑!北欧ライフ探訪〜森と湖のIT王国」2001年12月29日放送 テレビ東京 13時〜14時25分
タイトルどおり、北欧(ラップランド)の生活、伝統、伝説の紹介と、フィンランドのIT環境をまとめてレポートした番組。ナレーターは岸田今日子さんと原田知世さん。岸田さんのムーミン紹介は、実にもう感慨深い。しかし、よかったのは、それだけ。やはり、無理があるよ。こういうちぐはぐな映像混在は。希望としては「生活、伝統、伝説紹介」と「先進のIT環境」とをべつの番組で放送してほしかった。2部構成でもいいね。編集し直してくれないかな。
2001/12/28 (Fri)
散髪してきた。これで、年末特別行事は掃除だけとなった。しかし、首すじが寒いぞ。外出にはマフラーが要る。
「ココロ図書館 最終回」2001年12月27日放送 テレビ東京 毎週木曜日25時35分〜26時5分
よかったと言っておこう。展開も内容も見え見え、ばればれの予定調和最終回だったが、トータルな意味で全話がまとまっていたし、なによりも作品として、きちんとつくられていたことを高く評価する。まあ、基本的には「終わりよければすべてよし」なのだ(おいおい)。
監督には最終回重視型と第1話重視型の人がいる。両者の違いを考察するのは、けっこう楽しい。たとえば、長浜忠夫さんは典型的な第1話重視型の監督だった。「第1話は作品の顔だ」とばかりに、力を入れて制作に励んでいた姿を思いだす。とくに「コンバトラーV」の第1話は会心の出来だったらしく、完成社内試写のとき「いいでしょう、これ」と言って、にこりと笑った笑顔は、いまでも忘れられない。
で、最終回については長浜さんの場合、原作物と巨大ロボット物が多かったこともあって、どうしても予定調和にならざるをえなかったようだ(原作があれば、原作に準じなくてはいけないし、巨大ロボット物は悪が滅んで、めでたし、めでたしになる)。そして、そういう事情があったからだろう。「勇者ライディーン」のラストの山場設定は、まるまる「ぬえ」に渡してくれた。「自由にやっていいよ」と言われ、空間にドアがひらくシークエンスなど、美術設定を含む一連の映像の流れを、わたしと加藤直之とで好き勝手につくりあげてしまった。はっきりいって、あのシーンは「ライディーン」の中で少し浮いていたと思う。でも、長浜さんは「おもしろいじゃないか」と喜び、全面的に採用してくれた。最終回にまつわる、いい思い出である。
話、「ココロ図書館」の最終回から、大幅にそれてしまったね。
2001/12/27 (Thu)
●ウイルス。
またでた。今度は「WORM_ZOPHER.A」。BADTRANS.Bの親戚らしく、メールをプレビューしただけで感染する。したがって、対策も、それに準じる。感染したメールの件名は「Fw: Scherzo!」。本文は「Con questa mail ti e stata spedita la FortUna」ではじまっており、添付されたファイルの名称は「JAVASCRIPT.EXE」になっているという。怪しいメールが届いたら、プレビューさせることなく、すぐに削除しよう。
「スクライド 最終回」2001年12月26日放送。テレビ東京 毎週水曜日18時〜18時30分
よかった、よかった。最後まで見ることができて。
よかった、よかった。ちゃんと終わってくれて。
……と書きたかったが、どうしても中途半端なエンディングだったという印象は拭えない。つくり手側の焦点が、エンターテインメントであることよりも、男ふたりの存在に徹底的にこだわることにあったからだろう。こういうこだわりを、わたしは容れない。が、それは評価とは無関係の話である。重要なのは、そのこだわりが、構成の最後を歪めてしまったという部分にある。もっとも、最近は、こういう歪んだ作品が受けるんだよね。病んだ心とか、いびつな執念とか。わたしには、ぜんぜん理解できないんだけど。
「フルーツバスケット 最終回」2001年12月27日放送。テレビ東京 毎週木曜日18時〜18時30分
結局、雑誌連載がつづいている作品が原作となると、このあたりのまとめ方が限界ということであろうか。ちょっと納得できないね。といって、こうすべきだという意見もだせない。あるとすれば、つづきを描けということだけだろう。この画龍、惜しいことにまだ点睛を欠いている。
2001/12/26 (Wed)
●Xmas。
「'」を入れてはいけない。にもかかわらず、今年もCM、アニメ、ドラマ、歌のタイトルなどで「X'mas」が跋扈していた。早くミスに気がついてくれないかなあ。とくに目立ったのは「モーニング娘。(プッチモニ)」。なまじ売れているから、あちこちで頻繁に担当クリエイターの無知をさらす結果となった。しかし、中にはまともなテレビ局……というか番組担当者もいて、その番組では、すべて「Xmas」でテロップが統一されていた。でも、これも問題あるよね。間違っていても、タイトルは固有名詞。勝手に直すと、べつの作品になってしまう。といって、そのままにしていたら誤った表記がどんどん世間に流布していってしまう。わたしが番組プロデューサーなら、どうするか? うーん。悩ましいところだ。
なお、大修館書店のジーニアス英和辞典(編集主幹 小西友七)では、以下のようにはっきりと記している。引用しておこう。
Xmas【名】《略式》=→Christmas ◆(1) キリストを表すギリシア語の頭文字がχであることから. (2) 主に広告文で用いる. (3) X'masは誤り.
●忘年会。

今年はもうひとつもない予定だったが、少し前に小松左京事務所のイオからお誘いのメールがきた。これは、
何があっても行かなくてはならない。
というわけで、行ってきた。田中光二さんや豊田有恒さんも出席されていて、世界情勢などにつき、参考になる意見をいろいろとうかがうことができた。
こういう忘年会、好きだなあ。
で、恒例(?)のツーショットは鹿野司さんとオガワモデリングの小川かずえさん。小川さんはファンシーキャラのデザインをされていて、写真はそのサンプルを鹿野さんが見ているところである。詳しくは、オガワモデリングのホームページを見ていただきたい。
それと、鹿野さんから「日本独自の有人宇宙船構想」について、興味深い話を多くうかがった。こちらやこちらに詳細が掲載されている、極めて意欲的な構想だ。これに関しては、資料をじっくりと読みこんだ後に、わたし個人としての意見、感想をここで述べるつもりでいる。しばらくお待ちいただきたい。
2001/12/25 (Tue)
amazon.co.jpで注文していたCDが届いた。マキシシングルなので、定価は1000円、それに50円の消費税がプラスされる。2000年の夏ごろに発売された曲のため、店では在庫がない。そこで、まずTSUTAYAオンラインで注文できないか調べてみた。すると、
在庫があり、すぐに配送できる
と表示された。これはいいと思い、近所のTSUTAYAに届けてもらって、そこまで受け取りにいく形で注文しようとした。ところが、その形の注文でも、
配送料として200円がプラスされる
という。つまり、支払い金額は1260円だ。ちょっと納得できない。インターネットでの注文とはいえ、これは、近所のショップで注文購入するのと、状況がまったく同じである。新星堂や山野楽器でCDを注文し、入荷したら店まで取りにいくケースで、配送料がプラスされるなんてことは絶対にありえない。おかしなことをしているなあと首をひねり、今度はamazon.co.jpに行ってみた。そこで曲検索すると「在庫あり、2、3日で自宅配送可能」という結果がでてきた。料金は1050円である。こちらこそ配送料が200円くらい上乗せされてもおかしくないはずだが、
送料は無料
となっている。即座にamazonで注文した。それが12月23日だ。で、
中1日で配達された。
うーん。このままだったら、ネットショッピングはamazonのひとり勝ちになるね。少なくとも、TSUTAYAを利用することは金輪際ない(対策すれば、話はべつだけど)。TSUTAYAは、自分とこのやり方を少し考え直したほうがいいよ。
「明石家サンタの史上最大のクリスマスプレゼントショー」2001年12月24日放送 フジテレビ 23時30分〜27時
クリスマスイブに生放送されている年1回の長寿番組。電話で不幸話を披露し、それが不幸かつ、おもしろいものであったときに豪華プレゼントが当たるパネルナンバーがもらえる。まじすぎる不幸や、受けない不幸、よくある不幸はだめ。もちろん、毎年見ている。94年の放送では、わたしも電話できそうなネタを持っていたのだが(夫婦ダブル入院でわたしの手術が延期となり、いきなり退院することになったやつ)、さすがに家の状況や体調などがひどすぎて余裕がなく、応募できなかった。で、以降、それに匹敵するレベルの不幸がきていない(並みの不幸なら、うんざりするくらいある)。ああ、惜しいことをした。今回のベスト不幸は、母親の運転する車に轢かれ、薄れいく意識の中で「ほかの人でなくてよかった」という母親の声を聞いた娘さんと、25歳で弟のできた男性かな。25歳男性は、母親が48歳、父親が単身赴任でもう何年も自宅に帰ってきていないという家庭環境。この夏、帰宅した父親が「おかしい」とクレームをつけて家族会議になり、その席上でおじいさんが「実はわしの子じゃ」と言いだして大騒ぎになったというネタ。どっちを上にしよう。甲乙つけがたいって感じだ。って、わたしが悩んで、どうする。
2001/12/24 (Mon)
昼すぎから年賀状の仕上げ。夕方に終わって投函してきた。これで、暮れのイベントのひとつは完了。夕食はクリスマス特別メニューとなった。シャンパンをあけて飲む。少し食べすぎた。苦しい。あとは理髪と書斎の掃除だが、さて、いつにしようか。どちらも風邪の感染につながる危険な作業である。体調及び原稿執筆ペースと相談しながら、慎重に敢行したい。
2001/12/23 (Sun)
喉は小康状態。とりあえず悪化は防いでいる。わたしの場合、外出などで悪くなるってことはあまりない。家にいるときや、寝て、起きたあとなんかにいきなり腫れてしまうことが多い。人間、じっとしていてはだめという典型的な例であろうか。しかし、「寝ると悪化」が少なくないってのはやだね。寝るの大好きだから。でもって、きょうはひたすら執筆。えんえんと執筆。腕と指が痛いぜ。
「ランク王国」2001年12月22日放送 TBSテレビ 毎週土曜日25時40分〜26時10分
風呂からあがってきたら、家人が「CGキャラのラルフの声が変わっている」と言う。聞いてみると、たしかに違和感ばりばりの声である。わたしは耳があまりよくなくて、女性の声を区別するのが苦手だが、それでも、はっきり違う声として聞こえてくる。だけど、この時期、こういうタイミングで主要キャラの声を変えるなんてことあるんだろうか(キャラデザインそのものから変えるのならありうるが)?
というわけで、エンディングを待った。誰がラルフの声をあてているのか、そこに注目した。
そして、表示されたクレジットは。
ラルフの声:嶋村薫
と、なっていた。いつもどおりである。ぜんぜん変わっていない。でも、どう聞いても、この声、いつもと違っているんだよなあ。
そこで、理由をいくつか考えてみた。
・嶋村さんが体調を崩され、声がおかしくなった(風邪の声という感じではない)。
・我が家の者、一家そろって耳が壊れた(否定できないぞ)。
・急病などの事情により、とつぜん声優が交替し、クレジット変更が間に合わなかった(生放送じゃないからなあ)。
・声優交替をおこなったが、クレジットの変更をし忘れた(ありがちである)。
・先代が引退し、二代目 嶋村薫がデビューした(ネタのレベルね)。
さて、真相はどれであろうか。2番目だけは勘弁してほしいところである。
*再放送情報(変更の可能性あり)
「宇宙船レッド・ドワーフ号」12/24〜27(月〜木)NHK教育 24時50分〜26時30分
「ハリー・ポッター イギリス魔法界紀行〜ファンタジーの故郷を訪ねて」12/27 NHK衛星第2 19時30分〜21時5分
「ハイビジョンSP 飛鳥京発掘〜よみがえる“水の都”」1/2 NHK教育 22時〜23時1分
「NHKスペシャル 巨大神殿は実在したのか〜古代・出雲大社のナゾ」1/2 NHK教育 23時1分〜23時50分
「NHKスペシャル 信長の夢 安土城発掘」1/2 NHK教育 23時50分〜25時39分
「華麗なる極楽浄土〜復元宇治平等院」1/2 NHK教育 25時39分〜26時28分
「ハリー・ポッター イギリス魔法界紀行〜ファンタジーの故郷を訪ねて」1/3 NHK総合 21時45分〜23時
「アクターズ・スタジオ・インタビュー スティーブン・スピルバーグ自らを語る 前後編」1/3 NHK教育 22時45分〜24時28分
「NHKスペシャル 宇宙 未知への大紀行」冬休み一挙再放送
NHK総合 1/2 25時30分〜27時10分 1/3 24時40分〜26時20分 1/4 25時〜26時40分 1/5 25時10分〜27時39分
2001/12/22 (Sat)
夕食後、いきなり喉がおかしくなった。ちょっとイガイガする。
ひじょうにまずい。
こういうときは、このまま咽頭炎や気管支炎に移行する可能性が高い。わたしはとにかく喉が弱いのだ。1年365日、軽い炎症状態にあると言っていい。あまりに腫れやすいので、病院で徹底的に調べてもらったことがある。そのときドクターがだした結論が
「喉が弱い」
である。
「喉粘膜は張り替えがききませんからねえ」
とも言われた。
とりあえず、いまはうがいとヴィックスドロップで症状を押さえこもうとしている。薬も飲んだ。これで悪化したら、それはもう天命である。しかし、本当に張り替えができないかなあ。
2001/12/21 (Fri)
206VLが512Mのメモリを増設しても動くという話を聞き、さっそく買ってきた。
動作確認したメモリを売っているのは秋葉原(というか末広町)のe-TRENDである。通販でも購入できるが、店に行けば購入前に動くかどうかをチェックしてもらえるということで、きのうにつづき、みぞれが降る中、206VLをバッグに入れて秋葉原へと向かった(仕事はどうした?)。
店の人にメモリをだしてもらい、その場で取りつけて起動する。
おお、たしかに625Mが認識されている。
すばらしい。スタンバイや休止もやってみて、異常の有無を見る。問題なし。完璧である。音もちゃんと鳴った。そして、そういう検査をすべてやってから代金を支払った。このサービスは、本当にうれしい。
売っているのが、この店でよかった
って感じね。
店をでたあと、すぐ近くにある友人の会社を尋ねた。尋ねて何をしたかというと、トイレを借りた。だって、冷えこんでいて、つらかったんだもん。友人には歓迎していただき、PDAなどをいくつか見せてもらった。
持つべきものは秋葉原の友。
大感謝である。仕事の邪魔をしたことを深くお詫びする。
その後、ZOAで32Mのコンパクトフラッシュを買った。206VLは、コンパクトフラッシュからブートができる。FDDを持っていないわたしとしては、この利点を生かしたい。ブート用となれば、8M程度で十分であろう。そう思って、店をまわったのだが、8MなんてCF、
どこにもない。
16Mですら、珍しい商品となっている。で、ようやくチチブ電機で8Mがあるのを発見した。値段を訊く。
3500円。
ほんとかよ! である。ちなみに16Mは1700円。
失礼しましたと辞退し、ZOAに戻って素直に32M(メーカーはI-O DATA機器)を買った。1500円である。8M、1枚ぶんのお金で32×2の64M買ってもおつりがくる計算ね。この業界、いったいどうなっているんだろう。
●「Windows XP」にセキュリティーホール。
今度はIEではなく、Windows XPのセキュリティホールである。Microsoftがパッチをだした。わたしはいまのところ無関係だが。重大な不具合らしいので、これもここに記しておこう。問題があるのは「Windows XPインターネット接続共有クライアント」で、対象OSはWindows XP、Windows 98、98SE、Meとなっている。わたしはXPを持ってない上に、「Windows XPインターネット接続共有クライアント」も使っていないので、本当に無関係である。が、対象者は、早くパッチをあてられたほうがいいだろう。めちゃくちゃ危険なセキュリティの穴だって書いてあるから。詳細は、例によってこちらでみてほしい。
「ココロ図書館」2001年12月20日放送 テレビ東京 毎週木曜日25時15分〜25時45分
山場のエピソードらしく、作画はリキ入りまくりである。絵コンテも堅実だが隙がなく、構成もひじょうによくできている。アニメーティングも中割りも秀逸。しかし、惜しいことにストーリーに大きな難がある。とにかく、戦争をなめすぎ。青いというか幼稚というか、平和ボケ日本の、平和ボケネタ大炸裂という感じだ。戦争に対する感覚が、よくいえばおおらか、シビアにいえば偽善的なんだよね。もちろん、わたしは「ああ、偽善の塊だなあ」と思いながら見ていた。でも、こういうのが日本じゃ受けるんだ。こんなふうに描くだけで「そうだ。戦争はよくない。兵器は人殺しの道具だ」と短絡的に納得してしまう思考力皆無の視聴者が、どこかからわいてでてくる。で、それをいいことに、制作側もこういう描き方をして人気を集めようとする。要するに、この手の描写は、戦争を商売の道具と考えている連中が嬉々として使う代物なのだ。戦争を深く考察するとか、戦争の意味を根元から問い直すなんてことはまるでできない。というか、やらない。やったら、客がそっぽを向いちゃうんだもん。それは商売として困る。したがって、これはプロの仕事である。難があるのがプロの仕事って、本当に日本っておかしな国だね。
2001/12/20 (Thu)
秋葉原から新宿とまわってきた。秋葉原で買ったのは256Mのコンパクトフラッシュメモリ。友人情報を頼りに、バルクの格安品を購入してきた(動作チェックに、241MのファイルをUSB経由でコピーしてみた。9分かかった。それを206VLでHDDに再コピーした。今度は3分で終わった。USBは遅いなあ)。でもって、新宿はヨドバシカメラ。ビデオテープなどを調達した。帰宅してからは新年の準備を少し。とりあえず、年賀状の宛名印刷からである。自慢じゃないが、わたしの年賀状は、けっこう雑だ。って、本当に自慢にならない。
2001/12/19 (Wed)
暮れの原稿予定が大幅に遅れているため、何もできない。書斎にこもって執筆状態である。ああ、つまらない。とりあえず、あしたは用があるので外出するが、きょうは「ずうっと原稿を書いていた」の一言で終わる1日となった。ネタがなくて、ごめん。
2001/12/18 (Tue)
昨夜、バネ指対策のテーピングをはがしたら、皮膚の一部を持っていかれてしまった。1.5×1センチくらいだけど、ひりひりと痛い。
●医者。
きょうは耳鼻咽喉科。アレルギー用のスプレー薬が切れてしまった。もとはスギ花粉症用として使うようになったのだが、いまは1年中必要になっている。アレルゲンは不明。でも、使用を中断すると、すぐにくしゃみ、鼻水が再発する。この前も風邪をひいたので使用をやめていたら(ステロイド剤なので、ウイルス感染したときは使ってはいけない)、終日、くしゃみと鼻水が止まらなくなってしまった。困ったものである。
「グラップラー刃牙 最大トーナメント編」2001年12月17日放送 テレビ東京 毎週月曜日25時45分〜26時15分
冒頭、「現在の世界情勢を考慮して、原作とは一部異なった内容で放送しております」と記されたテロップが流れた。あほらしいテロップである。独立した作品である映像コンテンツが、原作と違った構成、設定で制作されるのは当然のことだ。世界情勢など、それにはなんの関係もない。監督の信念で決まる。これは映像作品に対する姿勢の基礎の基礎である。変えたければ、無断でどんどん変えればいい。原作を用いるのは、その精神、そのアイデア、その発想を映像作品の中において最大限に生かし、あらたに、より高度な世界を構築するための一手段である。そのために、絶対に変えてはいけない部分というのはたしかに存在する。「刃牙」の場合は、世界最強をめざす群像劇といったあたりであろうか。逆にいえば、それが生かされているのなら、あとはどのように変えてもかまわないということになる。現実に、映画の多くはそのようにつくられ、数々の名作を生んできた。原作の展開にただ忠実な映像など、くそくらえである。そんなものは作品ではない。むろん、そういうことを要求する原作者もくそくらえである。そういう人の作品は、何があっても映像化してはいけない。また、視聴者の中にも原作と違うとか、意味不明のことをうだうだ言う連中がいるらしいが、そいつらは映像作品のなんたるかを知らない不幸な人びとである。無視してしまっていい。多くの原作者、視聴者は、ちゃんと映像作品の意味を理解している(はずだ)。監督はよけいなことを考えず、自分の才能のすべてをそそぎこんで最高の映像作品をつくることに、ひたすら専念していただきたい。それこそが原作者、視聴者、ファンに対する最大の義務である。
2001/12/17 (Mon)
またInternet Explorer(IE)のセキュリティホールが見つかった。先回、ウイルス対策などを掲載したら、けっこう評判がよかったので、このことも書いておくことにした。かなり多くのユーザーが、ソフトのアップデートや対策パッチを施すことなくパソコンを使用している。まあ、これも無理はない。ある程度の知識がないと、こういう作業をやろうという気にならないからだ。しかし、やっておかないと、ほぼ確実にその人は被害者になり、加害者になる。いまはそういう時代なのだ。やり方がわからないのなら、パソコンに詳しい人に指導を仰ぎ、セキュリティホールはきちんと埋めておくようにつとめよう。
今回の対応パッチは、以下のサイトにある。この中の「2001年12月13日 Internet Explorer 用の累積的な修正プログラム (MS01-058)」というのが、それだ。
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/current.asp
ファイル名はq313675.exeである。IEの5.5SP2用とIE6用があるので、間違えずに入手していただきたい。なお、このサイトはぜひブックマークに入れておいてほしい。ここを定期的にウオッチしていれば、この手のパッチ情報を見逃すことはない。
2001/12/16 (Sun)
というわけで、翌日になった。しかし、まだ酔いが完全に抜けていない。朝からポカを連発。ぐったりとしている。
きのうは仲間内の小宴会だった。毎年やっている忘年会を来年の新年会に振り替えたため、今年は出席する忘年会がひとつもなくなってしまった。そこで、わりと近場で集まりやすい仲間数人に声をかけ、三鷹の居酒屋で一杯呑むことにした。
その結果が、この泥酔である。
3週間ぶりといったとこだろうか。まとまった量の酒を飲むのは。うれしくて、ついぐびぐびと飲んでしまった。血圧が、いちばん高くなる午後1時〜2時といった時間帯でも、80台でおさまるようになったので、けっこう調子こいているのだ。
とりあえず、クリスマスまではまた禁酒をつづけていこう。
2001/12/15 (Sat)
酔っている。久しぶりのお酒でへきへろになってしまった。詳細は、あした書く予定。
2001/12/14 (Fri)
バネ指治療のため、1週間ぶりに整形外科へ行く。午後3時からの診療を受けつけてもらおうとしたら、「きょうは5時にならないと先生がきません」と言われる。
ぐわ。
先回「来週の同じ時間にきてね」と言われたのにい。
しかし、あがいても、先生がいないのでは、どうしようもない。いったん帰宅して、5時少し前に再訪した。
診察を受け、月曜日の朝に再発してしまったことを告げる。で、今回は少し強い薬を注射しましょうということになった。
この注射は、かなり痛い。
てのひらは感覚器官の密集地帯だから、鍼治療でも強い痛みを感じる場所である。ましてや非水溶性薬剤であるキシロカインが入っている注射となると、その激痛は脳を直撃する。いやもう、刺した瞬間は、まじに痛かった。さすがに、この注射は何度も射ちたくないね。
今後はテーピングも併用することにしたので、ぜひ、これ限りで完治してほしい。
2001/12/13 (Thu)
何も書くことのない1日。喉は依然として痛く、左手人差指もうまく動かない。テレビはレギュラー番組しか見ていないし、世間でも、これといった事件が起きていない。ずうっと原稿を執筆していた。こういう日もあるんだよね。
2001/12/12 (Wed)
ADSL(8M)に戻したのをきっかけに、接続メールサーバもso-netに戻した。しかし、so-netってメールサーバがパンク気味なのだろうか。しばしば受信の認証で止まる。1時間くらいすると正常に戻るんだけど、2日に1回くらい起きる。そういえば、ダイアルアップでso-netのメールサーバにアクセスしていたときも、そんなことがたまにあったなあと思いだしたりする。ただし、いまほど頻繁ではなかった。会員数の増加と回線の高速化に設備が追いついていないのではなどと、勘ぐったりもする。迷惑なので、なんとかしてほしいね。
2001/12/11 (Tue)
人差指、第2関節をかばっていたら、第1関節が痛むようになってしまった。やむなく、指全体をテーピングした。いやもう、タイプがしにくいったらない。ぜんぜん動かないんだもん。ああ、執筆が遅れていく。
「格闘料理伝説 ビストロレシピ」2001年12月11日放送 NHK衛星第2 18時30分〜19時
アニメ新番組。料理をカードの力で怪獣や怪人に変身させ、闘わせるという「そんなの、ありかよ」設定。カードゲームネタもくるところまできたなあ。牛丼と炒飯の殴り合いなんて、思いついても、ふつう絵にしないぞ(だから、価値があるというわけでもない)。とりあえず作画も演出もださださなので、もう見ることはないだろう。いきなり視聴中止。
2001/12/10 (Mon)
ひきこもって安静にしているのに、喉の痛みがぶり返してくる。バネ指も再発気味になる。冷えこむと、ろくなことがない。
*再放送情報(変更の可能性あり)
「NHKスペシャル 宇宙 未知への大紀行 第8集 宇宙に終わりはあるのか」12/10日 NHK総合 24時15分〜25時5分
「宇宙船レッド・ドワーフ号」12/17〜20(月〜木)NHK教育 24時50分〜26時5分
「その時 歴史が動いた 戦艦大和沈没〜大艦巨砲主義の悲劇」12/20 NHK総合 21時15分〜21時58分
「NHKスペシャル 日本人はるかな旅」
●NHK総合
「第1集 マンモスハンター、シベリアからの旅立ち」12/23 21時15分〜22時5分
「第2集 巨大噴火に消えた黒潮の民」12/24 21時〜21時50分
「第3集 海が育てた森の王国」12/25日 21時〜21時50分
「第4集 イネ、知られざる1万年の旅」12/26 21時〜21時50分
「第5集 そして“日本人”が生まれた」12/27 21時〜21時50分
●BS-hi
「第1集 マンモスハンター、シベリアからの旅立ち」12/23 23時25分〜24時15分
「第2集 巨大噴火に消えた黒潮の民」12/24 23時〜23時50分
「第3集 海が育てた森の王国」12/25 23時〜23時50分
「第4集 イネ、知られざる1万年の旅」12/26 23時〜23時50分
「第5集 そして“日本人”が生まれた」12/27 23時〜23時50分
2001/12/09 (Sun)
きょうも1日中、自宅。考えてみれば、わたしの場合、これがふつうである。ここのところ病院通いがつづいて、外出しすぎた。月の5分の4くらいはひきこもっていないと、わたしらしくないね。
「健康DNA!! 高血圧・低血圧」2001年12月9日放送 BS-i 18時〜19時
どうして見たのか、説明するまでもない番組。とにかく血圧を下げてやろうと、いろいろあがいている。この手のテーマの番組があれば、必ず見る。今回のは、ちょっと遊びが過ぎていたけど、いくつか参考になる部分はあった。とりあえず、外出するときはマフラーと手袋だ。
2001/12/08 (Sat)
注射が効いて、バネ指の症状は大きく改善された。そのため終日、自室にこもって原稿書き。平穏無事だと、何も記すことがないね。
「K-1 WORLD GP 2001 決勝戦」2001年12月8日放送 フジテレビ 21時4分〜22時54分
大穴のマーク・ハント選手が優勝した。しかし、アンコ型のチャンピオンというのは、今回限りにしてほしい。すごくおもしろい選手なんだけど。でもって、フィリォ選手は退っている限り、チャンピオンにはなれないね。1日に3試合もやれば、結局、どこかで追いつめられてしまう。アウトボクシングはK-1には向かないと思うよ。
2001/12/07 (Fri)
寒かった。ひたすら寒かった。
でもって、きょうも医者めぐり。整形外科といつもの皮膚科。整形外科はバネ指の治療である。鍼やテーピングで人差指付け根の腫れと痛みは解消されたが、肝腎のバネ指症状と第2関節の痛みがどうしてもとれない。安静が重要視される症状なのに毎日キーボードを打ちまくっているんだから、癒らなくて当然なんだけど。治療は指の付け根に注射を1本。キシロカインとステロイド系の抗炎症剤の組み合わせというごく標準的な治療である。うまくいけば、1週間くらいで癒るらしい。
医者のあとは、バスに乗って野崎にあるドンキホーテに行く。朝日電器が10月に新しいモジュラーケーブルをだした。「シールド・ツイストモジュラーケーブル」というもので、キーポイントは20センチというショートタイプがあるということ。ツイストケーブルで50センチ以下というのははじめてである(たぶん)。さっそく朝日電器に電話し、どこで売っているのか尋ねた。すると「ヨドバシカメラなどとは取り引きがありません。ドンキホーテなら取り引きがありますので、そちらで訊くか、注文してください」と言われた。うーん、ドンキホーテとは意表を衝かれたなあ。ヨドバシ、さくらや、BICはだめってのも驚いたなあ。
しかし、行ってはみたものの、ドンキホーテに朝日電器の商品はまったく置いていない(6日に新宿のドンキホーテにもよったが、そちらにもなかった)。やむなく、店の人に注文をお願いしたが「朝日電器さんと取り引きしているかどうかはわかりません」と、けっこう頼りない返事である。はたして、入荷するのであろうか? どっかに確実に売っているところないかな。うちの近所あたりで。
2001/12/06 (Thu)
東京医大付属病院に行ってきた。1995年1月17日、阪神淡路大震災の日に左肺内過誤腫切除の手術を受けてから、毎年、東京医大で胸の術後検診を受けている。で、今回の診察結果もいつもと同じ。まったく異常なしである。ついでに、もう東京医大での検診は不要と言われてしまった。あとは近所の病院で定期的に全身の検診を受けてくださいとのこと。100%完治宣言というか、すごくめでたい通告なのだが、なんとなく放りだされたような気もちょっとだけする。人の心ってのは、いろいろと複雑なのだ。
ところで、東京医大でレントゲン撮影してはっきりとわかったことがあった。調布の病院で撮った胸の写真と、東京医大で撮った胸の写真はまったくの別物である。調布の病院の写真では黒くつぶれていたり、ぼんやりしていたところが、東京医大のものだと鮮明にくっきりと映っている。機材の質の差であろうか。こういう違いを見せつけられてしまうと、近所の病院での検診に少し不安を感じてしまうね。

写真は、手術前に撮影したCTスキャンのもの。上が腹で、下が背中。手前のほうが足になるので、RとLの文字で示されているように、写真の右手がからだの左側ということになる。中央上の白い大きな影は心臓。下の白い影は背骨。左肺の中に浮かんでいるハート型の塊が過誤腫である。これを手術によって切除した。病院に行き、「撮影したら、こんなんでました」と言われ、この写真を見せられると、人間はかなり動揺する。びびって、血の気が引く。本当だよ。わたしは実際に体験した。腫瘍の正体は、軟骨である。いわゆる良性腫瘍というやつだ。術後の生検で判明した。いまはもちろん、撮影してもここには何もない。空気が詰まっている。
2001/12/05 (Wed)
頭が痛い。からだの節々が痛い。外出は健康の敵である。しかし、あしたも早朝から外出。行先は病院だけど。
●ウイルス。
知り合いの編集者がWORM_BADTRANS.Bに感染してしまった。対策がわたしのサイトに書いてあるので、駆除に成功したら読んでおくようにと伝えたが、その記述は月が変わってバックナンバーのほうに移動してしまっている。これはまずいので、いま一度告知しておこう。対策法はここに書かれている。ぜひ読んでいただきたい。よろしくお願いする。
2001/12/04 (Tue)

某所で庵野秀明監督の新作実写映像作品のロケがあった。まだ撮影中ということで、こういうところにいろいろ書いていい作品かどうか不明のため、ロケ地も含めて、詳細は瞹昧にしておく。最初の写真はロケ現場。中央の黒い塊の中で撮影をしている。エキストラがたくさん要る作品ということで、あちこちに招集がかけられた。映画のエキストラとなると、わたしのガヤ魂が疼く。風邪も完治していないのに、氷雨が降る中、早朝に起きだして、ロケ地まで行ってきた。馬鹿である。
行くと、やはりエキストラとして出演しにきたGAINAXの武田康廣さんがいた。ま、関係者だもんね。助っ人でロケ現場に駆けつけるのは当然といえよう。今回はサラリーマンのコスプレをということだったので、背広にネクタイという姿である(わたしも同じ)。しかし、ネクタイがトトロの柄。そんなサラリーマンはいないよ。それに対して、わたしの柄はスペースシャトル。立派なNASAのサラリーマンのコスプレである。問題はまったくない。
でもって、最後の写真は現場のすぐ近くにあった石材店の店頭ディスプレイ。面妖なディスプレイだ。さすがは庵野監督がロケ地に選んだ場所である。デザインは明らかにゴジラだが、はっきりいって異様な形状。異様だけど、おもしろい。というわけで、撮影してしまった。
「学園戦記ムリョウ 最終回」2001年12月4日放送 NHK衛星第2 毎週火曜日18時30分〜19時
最後まで近未来時代感覚の違和感を回避することができない作品だったが、ハッピーエンドだったこともあって、内容に対しての印象はかなりいい。しかし、トータルな評価となると、微妙な部分がいくつかあるように思われる。判定者泣かせだなあ(って、ぜんぜん絶対評価じゃないぞ。わたしのは)。
いちばん気になるのは、ラストに謎を残したこと。最終話に説明を集中させたため、意味不明の箇所が生じたという状況もある。作品に明晰を求めたいわたしとしては、おおいに不満である。ただし、S・キューブリックのように「謎を残さない映像作品なんて駄作だ」と言いきる映像作家もいるから、これを是とする人も多そうだ。でも、イラストや質問を葉書でNHKに寄せていた子供たちはとまどっていると思うよ。たぶん。
とりあえず、この作品は時間をおいた上でしばらく吟味してみたい。原作、脚本、監督をひとりでこなしたことへの評価をどのように扱うかも含めてね。いろんな意味で、興味深い作品だったから。
2001/12/03 (Mon)
1日中(というか1年中だけど)、喉飴を舐めている。銘柄はVICKSのレギュラー。竹村拓さんに「これがいい!」と勧められて以来、これ一筋である。ここ数日は喉が腫れ、咳が止まらないので、1日で1箱が消える。どっかで大安売りしていないかな。
「i-wish you were here-」2001年12月1日放送。キッズステーション 毎週土曜日25時〜25時30分
視聴中止。月1放送でも耐えられなかった。
2001/12/02 (Sun)
風邪、ぶり返し気味。やはり、問題は咳である。咳をすると、気管支や肺にダメージが残る。さすがに就寝中にせくことはなくなったが、起きるとまたぜいぜいと喉が疼きだす。
「ワールドドキュメンタリー シャーガス病の脅威〜中南米からの警告」2001年12月1日放送。NHK衛星第1 24時〜24時50分
強烈なレポートだ。まじにびびったね。
南米のボリビアにシャーガス病という伝染病が存在する。ボリビア国民の罹患率は、実に20パーセント。5人にひとりだ。ビンチューカという名の昆虫が人間の血を吸うことによって感染する。この病気が怖い。あのチャールズ・ダーウィンも罹っていたという。ビンチューカは吸血したあと、その場で糞尿を排出する。そこに寄生虫がいて、それが人体内に入りこむ。急性症状がでたときは、すぐに治療することで対処が可能。しかし、多くの場合は、10年から30年という潜伏期間を経て慢性化し、患者の生命を奪う。潜伏期間中は、ほとんど症状がでない。症状がでると、そのまますぐに死に至る。この病気の厄介なところは、慢性化した場合は症状がでないという点にある。症状がないから感染に気がつかない。そして、何十年と経ってからとつぜん症状がでて、死んでしまう。致死率は高く、予防法も治療法も存在しない。妊婦が感染すれば、胎児にも伝染る。しかも、胎児感染(先天性シャーガス病)については、そのメカニズムすらまだわかっていない。
このシャーガス病、近年になって、じりじりと南米外へと広がりはじめている。アメリカのテキサスでは、ビンチューカの近似種である甲虫がシャーガス病病原体の寄生虫を媒介することが確認された。この甲虫は犬の血を吸うので、近辺の犬の血液検査をしたところ、7.5パーセントの野犬に病原体が発見された。これはひじょうに深刻な数字であろう。
それと重要なことがもうひとつある。シャーガス病感染者が症状がないため罹患に気づかず、献血などもおこなってしまっているということだ。現実に輸血感染者がたくさん存在している。つまり第2のエイズ状態なのだ。が、対策は何もなされていない。これに関して、アメリカは完全に無防備状態になっている。提供血液の検査項目にシャーガス病が入っていない。またその管理をおこなう予定もないという。いや、ほんとまずいんじゃないの? これ。真剣に対処したほうがいいよ。
「パタパタ飛行船の冒険」2001年12月2日放送。WOWOW 17時15分〜17時41分
アニメ新番組。本放送は2002年の1月からはじまる。今回は第1話の先行オンエア。その前にメイキングも放送された(16時50分〜17時15分)。しかし、この試み、大失敗だったんじゃないかな。寝てしまいそうになるほどつまらない第1話なんだもん。みごとに山なし、落ちなし。なんの工夫もない絵と演出で、時間と物語が淡々と退屈に進んでいく。メイキングでのスタッフ談話が、枯野を吹きぬける風のようにむなしい。あの気負いと理想が、この作品のどこにあるんだよ。これを見て、本放送が楽しみと思った人がひとりでもいたのだろうか? いたら、会ってみたいね。
*再放送情報(変更の可能性あり)
「ワールドドキュメンタリー シャーガス病の脅威〜中南米からの警告」12/6 NHK衛星第1 10時〜10時50分
2001/12/01 (Sat)
●内親王ご誕生。
喜ぶ一方で、ため息をつかれた人も多そうである。これで、皇室典範改正の話が再燃するかもしれない。個人的には女帝もいいんじゃないかと、わたしは思っている。
「驚異の恐竜王国・今よみがえる中生代の地球 スペシャル版」2001年12月1日放送。BS朝日 12時〜16時
開局1周年を記念して、BBC制作の恐竜番組を一挙まとめて4時間枠で放送。前半部分はまだ録画していなかったので、こういう再放送は助かる。しかし、タイミングが悪かった。内親王誕生に伴い、速報字幕が載ったり、放送が中断されたりした。めでたいニュースだから文句を言いづらいが、BSデジタルでは、こういうことをしなくてもいいんじゃないかな。ニュース速報に関しては地上波にすべてをまかせてほしい。内容的には、魚竜と翼竜のパートが、ひじょうによかった。恐竜としてはマイナーなこの一族をきちんと紹介してくれるのはとてもうれしい。いろいろと参考になった。
「ホーキング博士の宇宙」2001年12月1日放送。BBC WORLD 22時10分〜23時
ケンブリッジ大学教授のホーキング博士による宇宙講義を視覚化した番組。……のはずだったが、ちょっと違う。天文学と宇宙物理学の歴史紹介番組になっている。でてきて、あれこれ語る人はホーキング博士以外の学者ばかり。一般向けで、わかりやすい内容だったけど、期待外れだったなあ。って番組表をよく見たら、これは5回シリーズ作品の1回目じゃないか。完全に勘違いしていた。エピソードのタイトルが以下のようになっている。
第1話 百聞は一見にしかず -Seeing Is Believing-
第2話 宇宙の始まり -In The Beginning-
第3話 宇宙は何でできている? -Cosmic Alchemy-
第4話 ブラックホールの向こうには…? -Black Holes And Beyond-
第5話 宇宙の未来 -On The Dark Side-
地道に毎週、録画しつづけることにしよう。
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